通常あまりかかわりになることはないと思いますが、R1C1参照形式というものがあります。
通常エクセルでは列名はA,B,Cという感じでアルファベットで表示されていますが、 R1C1参照形式 というものを使えば列名が数値になります。
ではどのようなときに使用するかですが、使用する局面は「ほぼない」といってもいいと思います。
VBAと呼ばれるスクリプトの中では使われることがあるようです。何列先とか今の列から5列分とかを指定するときアルファベットの場合は指折り数えないとわかりづらいですが、数値だと計算で簡単な場合があります。
特定の関数で R1C1参照形式 を指定できる場合もあるようです。
オプションの数式の数式の処理で R1C1参照形式 を使用するにチェックを入れると列番号が数値になります。
RはRow(行)でCはColumn(列)になるのでセルA1はR1C1で、セルB1はR1C2となり列と行の純が逆になります。更に通常の相対参照は数式の入っているセルからのオフセット位置(差し引き)になります。
セルE3からセルA1への参照は2行上の4列左という意味で=R[-2]C[-4]のようになります。計算式より上、左のセルは負の数となります。また下、右は正の数となります。同一列や、同一行の場合は数値は指定せず括弧もなくなります。
F4キーを使って絶対参照にした場合はかっこがなくなり=R1C1の様なセル番地の表記になります。
ちなみに R1C1の読み方としましては私は、「あーるいちしーいち」と発声していますが、VBAの中でFormulaR1C1プロパティというものがありこの場合は「フォーミュラーアールワンシーワン」ということもあり「 アールワンシーワン 」が正解かもしれません。
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