月別アーカイブ: 2014年11月

ページ罫線

用紙の周りに飾りとして線(罫線)を入れてみましょう。

pagekeisen

word2013
デザインタブのページの背景のページ罫線をクリックします。(図はワード2013)

keisen2013

word2010,word2007(図はワード2010)
ページレイアウトタブのページの背景のページ罫線をクリックします。

keusen

線種とページ罫線と編みかけの設定のダイアログが表示されます。(以下共通で、ボタンの位置はワード2013の物です。)

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ページ罫線のタブが選択されていますので、(罫線の線の)種類、色、線の太さを選択します。(罫線の線の)種類の代わりに図柄を選択することも可能です。

図柄を選択した場合は、線の太さは選択可能ですが、色の選択は一部のページ罫線のみ選択可能となります。

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ダイアログ右のプレビューでページ罫線の上下右左の表示非表示の設定ができます。図柄ではできませんが、(罫線の線の)種類、では4方向別々のものが選択できます。(出来てもうれしくないですが)

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ページ罫線タブの左にある種類から3D効果や影が設定できます。(4方向別々の罫線を設定しているときは、同一の線に修正されます。)図柄には設定できないようです。

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セクション区切りを入れておけば、設定対象でセクションごとにページ罫線をせっていできます。

また、右下のオプションでページ罫線の表示位置を変更することが可能です。基準を本文にすれば截ちトンボを基準に上下右左の余白を設定することが可能です。さらに本文を選択してる時はオプションを選択することが可能です。

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ビジネス文書 電話番号変更のお知らせ

denwa_2このような文章を作成する手順をご紹介します。

  • 文章を入力する
  • レイアウトを整える
  • フォントの設定をする

■文章を入力のポイント

  1. 日付入力(日付の挿入参照)
    『へいせい』と入力し『平成』と変換確定後、再度エンターキーを叩くことで本日の日付が挿入されます。heisei
  2. あいさつ文(あいさつ文の挿入参照)
    同様に『はいけい』と入力し『拝啓』と変換確定後再度エンターキーを叩くことで改行され空白行が挿入されて次の行に『敬具』が右揃えで入力されます。haikei挿入された空白行にカーソルが移動します。挿入タブをクリックし、テキストから挨拶文のボタンをクリックします。greet あいさつ文のダイアログボックスが表示されますので月を左のドロップダウンリストから選択します。パソコンの日付から当月が選択されています。来月分の文章を作成しているならそれにふさわしい月に変更します。あとはクリックで安否のあいさつと感謝のあいさつを選択し、OKボタンをクリックします。greet_1
  3. 記 以上(頭語と結語参照)
    『き』と入力し『記』と変換確定後再度エンターキーを叩くこと『記』が中央揃えになり改行され空白行が挿入されて次の行に『以上』が右揃えで入力されます。挿入された空白行にカーソルが移動します。ki記と以上の間に要件を記入します。

■レイアウトのポイント

  1. 右揃え、中央揃え、を設定しレイアウトを整える(左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え参照)
    日付と文章の発信者を右揃えにする。文章のタイトルを中央揃えにする。右揃えにする行をクリックしカーソルをたてます。ホームタブの段落の右揃えをクリックします。同様にタイトルは中央揃えにします。denwa

■フォントの設定のポイント

  1. 文字サイズを変更します。(文字色の変更文字の拡大縮小書体の変更を参照)
    文章のタイトルの文字サイズを大きくします。タイトルの文字をドラッグして範囲選択します。ホームのフォントのフォントサイズをクリックし大きい数値に変更します。文字サイズは数値が大きいほうが文字が大きく表示されます。必要であれば文字色や、書体を変更します。denwa_1

ビジネス文章 電話番号変更のお知らせサンプルダウンロード

同じファイルの中で用紙の向きを混在させる

ワードは初期設定を変更していなければA4の用紙を縦長に使う設定になっています。

muki

通常、用紙の向きを変更すると2ページ目以降もずっと同じ用紙の向きになります。

セクション区切りを挿入することで1つのファイル内で縦と横の用紙を混在させることが可能です。

1ページ目がA4横、2ページ目をA4縦として設定します。

1ページの最後でページレイアウトタブのページ設定の区切りからセクション区切りの次のページから開始をクリック

muki_1新しいページが挿入されカーソルが新しいページにあります。

muki_2

ページレイアウトタブのページ設定の印刷の向きを横にします。

muki_31つのファイルに縦の用紙と横の用紙を混在させることが出来ました。muki_4

同じ方法で複数の用紙サイズも混在できますが、プリンタによっては用紙サイズが違うと印刷できないかもしれません。私の環境では、用紙の向きは混在しても印刷することが可能でした。

 

表に連番入力(カレンダー作成)

ワードでカレンダーも参照してください。

ワードの表にはエクセルのオートフィルのような連続データの入力機能はありません。カレンダーのように1~30位までの数値を表に入力していくのは面倒です。ちょっと無理っぽい感じもしますが、2つ方法をご紹介します。

■段落番号を使う方法

■フィールドを使う方法

まず、段落番号を使う方法です。連続データを入力したいセルを選択します。カレンダーの場合、ついたちが日曜でない場合も多いのですが、いったん左端の列から範囲選択します。

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ホームタブの段落の段落番号をクリックします。一発で連番が入力されました。ただ、よく見ると数値の後ろのピリオドが付いているのでこのピリオドを削除します。また、算用数字以外が表示された場合も同様の作業で解決できます。

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段落番号のボタンの右にある▼(三角)をクリックします。番号ライブラリに算用数字でピリオドのないものがあればクリックすれば解決です。番号ライブラリに該当するものがない場合は、新しい番号書式の定義をクリックします。番号の種類で算用数字を選択し、番号書式で、不要なピリオドを削除します。

renban_2renban_3

段落番号は段落が挿入されたり削除されたりすれば、自動で番号場振りなおされるので月初の曜日に合うように不要な数値を削除します。月末も月に合わせて削除します。

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段落番号を使った連番は、簡単なのですが段落番号に1ケタと2ケタが混在すると、左の頭の位置を揃えるので、中央揃えや、右揃えでは一日から九日までが意図した位置に来ないと思います。

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フィールドを使う方法では、1ケタは1ケタ分の文字幅しか確保しませんので中央に揃えてもセルの中央にきちんと収まります。

一番左端のセルにフィールドを入力します。一番左端のセルをクリックします。挿入タブのテキストのクイックパーツをクリックします。フィールドをクリックします。

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フィールドコードの選択の分類を番号にします。一番下のSeqをクリックします。

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フィールドコードにSEQと表示されます。SEQの後ろに任意の文字を入力します。

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今回はアルファベット半角小文字でaと入力しておきます。SEQの後ろは半角スペースが必要です。

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SEQ a

OKボタンをクリックします。1と表示されるはずです。表示された1をコピーしすべてのセルに貼り付けます。

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なお、連番フィールドのSEQについてはフィールド コード: Seq (連番) フィールドを参照してください。

すべてのセルの値が1になっています。すべてのセルが選択された状態でF9キーを押します。F9キーはフィールドの更新となります。

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後は不要なセルの値を削除し、F9キーでフィールドを更新します。

renban_12 renban_13

フィールドを使う方法のほうが少しややこしいですが、こちらのほうがお勧めです。

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翌月のカレンダーを作成するとは数値の表示されているセルをコピーして必要なセルに貼り付けます。また、月末の不要な日があれば削除します。その後F9で更新することで簡単に対応できます。

ワードでカレンダー

カレンダーの作成

calendar_14
1か月1ページでカレンダーを作成します。
月のタイトル部分とカレンダー部分、下のメッセージ部分の3パートに分けて制作します。
月のタイトル部分にあたる高さを確保するために数回エンターキーをたたいておきます。

calendar上に図形を挿入します。挿入タブの図の図形をクリックし円/楕円(任意の図形)をクリックします。calendar_1

マウスポインターが十字の形になるのでドラッグして図形を描きます。

calendar_2

 

挿入した図形を右クリックしてテキストの追加をクリックします。

calendar_3

カーソルが表示されるので文字入力します。

図形の塗りつぶし、で背景色を設定します。
枠線の色、線の太さ、線の種類を設定します。これらの操作は図形が選択されている状態でしかできません。描画ツールの書式タブにこれらのボタンがあります。描画ツールの書式タブが表示されていない場合は図形が選択されていませんので図形をクリックしておきます。

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図形の位置、大きさなど微調整します。図形の挿入(オートシェイプ)2を参照してください。

図形の中の文字の書体、文字のサイズ、文字の色などを設定します。文字をドラッグして範囲選択し、ホームタブのフォントの中のボタンで設定します。

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表を挿入します。挿入タブの表の表をクリックします。その月に合うように行数と列数を指定しクリックします。

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曜日と日付を入力します。隣のセルに移動するときにはTabキーを使うと便利です。

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土曜日日曜日、祝祭日の文字色を変更します。ドラッグして文字を選択します。または、表の作成2の列選択を参照してください。

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曜日の見出しセルの背景色を設定します。曜日の行をドラッグして1行選択します。表ツールのデザインタブをクリックし表のスタイルの塗りつぶしから任意の色を選択します。

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表の大きさ、位置を設定します。表の右下の白い四角にマウスポインターを合わせてマウスポインターの形状が斜めの矢印に変わったらドラッグします。

calendar_10ドラッグ中はマウスポインタは十字の形に変化します。適当な大きさになったらマウスのボタンを放します。

calendar_11文字の表示位置を設定します。表の左上の十字のマークををクリックし表全体を選択します。表ツールのレイアウトタブの配置に文字の配置を指定する9つのボタンがあるので任意の物をクリックします。必要であればホームタブで文字サイズも変更しておきます。

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下のメッセージ部分を作成します。月のタイトルと同じ要領で図形を挿入します。

テキストの追加で文字入力をします。文字色が白になっているので文字色を黒にしておきます。文字の大きさも変更します。塗りつぶしなしに設定しました。枠線の色太さ、種類を設定します。

図形の中で文字の表示位置が上下中央になっていますので、文字の上下位置を上にします。図形を選択し描画ツールの書式タブのテキストの文字の配置をクリックし上を選択します。

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年賀状作成(文面)2

ワードで年賀状作成(文面)も御覧ください。

はがきウィザードによる作成

ウィザード形式(対話型) で簡単に年賀状作成できます。

 

nenga2差し込み印刷タブの作成のはがき印刷をクリックします。宛名面の作成と文面の作成が選択できますので文面の作成をクリックします。

新たにワードのファイルが開かれてはがき文面印刷ウィザードが開かれます。

nenga2_1次へをクリックするとはがきの文面を選択できます。今回は年賀状ですので年賀状を選択します。

nenga2_2レイアウトを選びます。表示するレイアウトのタイプの隣のドロップダウンリストで種類が選択できますが、すべてでも18個しかありません。この中からどれか1つを選択します。

nenga2_3題字を選びます。プレビュー画面内の謹賀という画像を右の5個の画像(なし1個を含む)のどれかと変更することが出来ます。

nenga2_4イラストを選びます。プレビュー画面内の左上の画像を右のイラストの22個のどれかと変更することが出来ます。

nenga2_5あいさつ文を選びます。プレビュー表示の中のあいさつ文を35個の中のどれかと変更できます。

nenga2_6差出人の住所を入力します。文面に差出人を表示しないときは差出にを印刷するのチェックを外します。差出人を文面に印刷する場合は印刷したい項目を入力します。

nenga2_7終了です。完了ボタンをクリックします。

nenga2_8ウィザードで選択したとおりの年賀状が完成しました。

nenga2_9それぞれは画像とテキストボックスで構成されています。ワードで年賀状作成(文面)で作成したものと構成は同じです。

nenga2_10文面や住所はテキストですから内容の変更や文字色、書体、文字の大きさなど自由に変更することも可能です。画像も位置や大きさの変更も可能ですし、差し替えも自由です。はがき作成ウィザードとワードで年賀状作成(文面)を複合して簡単に良い年賀状を作成してみてください。

図形の挿入(オートシェイプ)2

図形の挿入(オートシェイプ)も参照してください。

図形を挿入したら挿入した図形を移動してみます。

図形の上にマウスポインターを合わせると白い矢印の先に十字の矢印が表示されます。この状態でドラッグすると図形を移動することが可能です。

autoshape図形の大きさの変更は、図形をクリックし、図形の周りに表示されるハンドルにマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形状が、矢印になったらドラッグします。

autoshape_1斜めの矢印の時は縦も横も自由に大きさを変更できます。左右の矢印の場合は左右のみ大きさの変更が可能です。上下の矢印は縦方向のみ大きさの変更が可能です。

autoshape_2図形を回転させるときは上に飛び出している丸い矢印の上(word2007は緑色の丸)にマウスポインターを合わせマウスポインターの先が丸い矢印になったらドラッグすることで回転することが可能です。

autoshape_3図形(オートシェイプ)を任意の色で塗りつぶしします。図形をクリックすると描画ツールの書式というタブが表示されます。その中の図形のスタイルの図形の塗りつぶしをクリックするとカラーパレットが表示されますので任意の色を選択します。

autoshape_4表示されたパレットの中に使用したい色がない場合は、その他の色を選択します。色の設定のダイアログボックスが表示されますので標準のタブから選択することが可能です。

autoshape_6より詳細に色を指定する場合は、ユーザー設定から指定することが可能です。理屈ではRGB換算で16777216の指定ができます。

autoshape_7枠線の色塗りつぶしと同様の方法で、描画ツールの書式の図形のスタイルの枠線の色から設定することが可能です。

autoshape_5塗りつぶしも、枠線の色もどちらも透明(塗りつぶしなし、線なし)を選択することが可能です。

最大公約数と最小公倍数 LCM関数 GCD関数

最大公約数も最大公倍数も関数があるので簡単に算出できます。

LCM関数

最大公約数を求める

LCM(数値 1,数値 2,…)

 

GCD関数

最小公倍数を求める。

GCD(数値 1,数値 2,…)

両関数とも共通で引数は1個から255個まで指定できます。数値を入れても、セル参照でもかまいません。また、セル範囲(参照演算子のコロンを使ったセル範囲)でもかまいません。

少数は切り捨てられます。

引数には負の数値は指定できません。

GCD

ワードで年賀状作成(文面)

Microsoft Wordで年賀状を作成しましょう。

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パソコンでワードを使用していると年に一度のビッグイベントが年賀状作成ではないでしょか。プリンターも、大活躍する時期ですね。今は、インターネットの閲覧がメインでもパソコン(マイクロソフトオフィス)とプリンターを年賀状印刷のために揃えた方もいらっしゃるんじゃないかと。

年賀状をワードで作成する場合、表面(宛名を書くほう)と裏面(文面を書くほう)の両面を印刷することが多いと思います。

印刷ミスの発生を考えると先に裏面をすべての枚数分印刷してから、宛名を後に印刷するほうが効率が良いと思います。もしくは、文面は印刷で宛名は手書きということもあるかもしれません。

まずは、年賀状の裏面を作成しましょう。

使用する機能

  • 用紙設定
  • テキストボックス
  • 画像の挿入やクリップアート

クリップアートはインターネット接続が必要です。

簡単な機能で年賀状(裏面)の作成が可能です。

まずは、用紙設定から行います。

ページレイアウトのタブの右下の矢印をクリックします。ページ設定のダイアログが表示されます。用紙のタブで「はがき」を選択します。「はがき」がない場合は「letter」が該当するかもしれません。それもない場合はサイズを指定を選択し、幅100高さ148に設定します。

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はがきを横長にして使用するか、縦長にして使用するかは、余白のタブの印刷の向きで設定します。

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OKボタンをクリックして設定を反映させます。余白が大きく文字が横書きになっていますが無視します。文字を直接入力しませんので関係ありません。

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テキストボックスを挿入し文字入力します。入力後に、文字サイズ、文字の色、書体を変更します。

挿入タブの図形からテキストボックスまたは縦書きテキストボックスをクリック(選択)します。

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マウスポインターが十字の形になっているので用紙の上で任意の大きさにドラッグします。すぐに左ボタンを離してしまうと1文字も入らなさそうな小さいボックスになってしまいますのであわてずの作業しましょう。(失敗して小さいボックスができてしまったら元に戻すボタンで元の状態に戻しましょう。)

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テキストボックス内でカーソルが点滅していますのでそのまま文字入力します。文字サイズや色などを変更するために入力し文字をドラッグし範囲選択します。

nenga_5ホームタブのフォントで書体や文字サイズ、文字の色などを変更します。

文字サイズを大きくても、テキストボックスの枠は自動で大きくなりませんので文字が途中で切れている状態になることがあります。テキストボックスの角にマウスポインターを合わせ斜めの矢印の状態になったらドラッグして文字全体が表示されるようにテキストボックスの大きさを変更します。マウスポインターの形状が斜めの矢印になってからドラッグしてください。

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また、テキストボックスが選択(ハンドルと呼ばれる、テキストボックスの周りに線に四角や丸が付いている状態)されている状態で枠線の上にマウスポインターを合わせると十字の矢印にマウスポインターの形状が変わります。この状態でドラッグすると移動することが可能です。

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いずれもマウスポインターの形状が変化してからドラッグします。

テキストボックスに対してはまだ少しだけ設定しておく項目があります。現在見えているテキストボックスの枠線は印刷されてしまいます。また、テキストボックス同士が重なったり写真やイラスト重なった場合テキストボックスの背景色の白になってしまいます。

枠線と背景色をなしに設定し、透明にしておきます。

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イラストや写真などを挿入します。テキストボックス内にカーソルがある状態では、テキストボックス内に画像が入ってしまうので、画像も文字もない余白をクリックしておきます。

パソコンに接続されたUSBメモリ、SDカードまたはパソコン内のフォルダに使用したい画像がある場合は挿入タブの図から図をクリックします。挿入したい図の保存先、ファイル名を選択します。図が挿入されました。図が選択されていますので、テキストの折り返しを設定します。画像を選択したら表示される図ツールの書式タブの配置からてキスの折り返しから、背面を指定しておくのが今回は都合がいいでしょう。

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テキストの折り返しを設定すれば挿入した図はドラッグで自由な位置に移動することができます。逆に言うとテキストの折り返しを設定しておかないと図を自由に移動することができない党ということです。

画像をクリックし選択状態にしたらハンドル(枠)が表示されます。一つだけ飛び出した色のついたハンドルは画像を回転させることができます。マウスポインタを合わせて矢印の先に丸い矢印が表示されたらドラッグして画像を回転します。

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画像のサイズ調整、位置調整はテイストボックスと同じで角にマウスポインタを合わせて斜め矢印の状態でドラッグすれば大きさの調整ができます。画像の上にマウスポインタを合わせてマウスポインタの先が十字の矢印の状態でドラッグすれば移動することが可能です。

出来上がりサンプルは図ツールの書式タブの図のスタイルでごにょごにょしています。

干支や角松などのイラストはクリップアートから挿入することができます。word2013はローカルにクリップアートがありませんのでネット接続の必要があります。

挿入タブの図のクリップアートをクリックします。検索のボックスに年賀状だとか干支だとかを入力します。word2010以前は探す場所にWebが含まれるように、すべてを選択しておくのがいいと思います。

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画像をクリックして選択し挿入ボタンをクリックします。(word2010以前は、表示された画像をクリックすることでワード文章に画像が取り込まれます。)この画像もテキストの折り返しで背面を選択しておきましょう。画像のサイズ、回転、移動は先ほどの図と同じ要領で変更可能です。

マイクロソフトのクリップアートオンライン()のサイトはサービスを終了したようですが、officeからの検索には画像を返してくれるようです。

クリップ アート サイトはどこにありますか。

office.microsoft.comで検索ダウンロードが可能なようです。ただ一つずつのダウンロードなのでダウンロード後の使用が面倒です。

画像同士の重なり関係は図ツールの書式タブの配置から最前面に移動や最背面に移動で変更することが可能です。

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文字をテキストボックスで配置しますが、細かいレイアウトを実現するためには出来るだけ1行単位でテキストボックスを分けておくのがポイントになります。

テキストボックス(オートシェイプ)は背景色にグラデーションの指定が可能ですので最背面(テキストの背面に移動を選択)に敷いておくことでまた別の仕上がりになります。はがきいっぱいの大きさの矩形(またはテキストボックス)を描きます。描画ツールの書式の図のスタイルの図形の塗りつぶしからグラデーションをクリックしその他のグラデーションをクリックします。

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塗りつぶし(グラデ―ション)単色ではない方を選択します。グラデーションの分岐点の矢印の部分をクリックし色を選択します。word2013から3色以上のグラデーションが可能になりました。不要な分岐点はクリックして削除のボタンをクリックします。

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作成したグラデーションテキストの背面に設定します。画像がグラデーションの下になっていたらグラデーションをドラッグで移動し見えなくなった画像を前面に移動しグラデーションが最背面になったら完成です。

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印刷の際はあまりたくさん一気に印刷するとインク切れに気づかず、かすれたはがきを量産してしまいますので気を付けてください。

フリップ3D

Windows VistaにWindows Aeroという効果が導入されまして、半透明なおしゃれなデザインやガシェットやフリップ3Dなどがありました。詳しくはWindows Aeroとはをご覧ください。

フリップ3Dはwindows7でも使えました。(あまり使ってる人を見ませんが)ウィンドをたくさん開いてあっち見ながらこっちで作業などの時はたまに使ってました。

以下マイクロソフトの「複数のウィンドウを管理する」のページからの引用です。

フリップ 3D で表示されたウィンドウの画像
フリップ 3D を使用してウィンドウを切り替えます。

フリップ 3D を使用してウィンドウを切り替えるには

  1. Windows ロゴ キー Windows ロゴ キーの画像 + Tab キーを押して、フリップ 3D を開きます。
  2. Windows ロゴ キー Windows ロゴ キーの画像 を押しながら Tab キーを繰り返し押すか、またはマウス ホイールを回転して、開いているウィンドウを順番に切り替えます。
  3. Windows ロゴ キー Windows ロゴ キーの画像 を離すと、最前面のウィンドウが表示されます。または、重なっているいずれかのウィンドウをクリックして、そのウィンドウを表示します。
    フリップ 3D を閉じるには、Windows ロゴ キー Windows ロゴ キーの画像 + Tab キーの両方を離します。

画像はVISTAのようですが、Windows7でも同じことです。

ところがwindows8からフリップ3Dがなくなってしまいました。ないものは仕方ありませんので、以前からあるAltキー+Tabキーでのサムネイル表示を利用しましょう。

alttab

ただ、Windows8.1(8)でWindowsキー+Tabキーは画面左に開いているストアアプリの一覧が表示されます。