月別アーカイブ: 2017年4月

自動で更新される曜日の入力

タイトルは大層なのがついていますが、実際はフィールドコードです。

まず、日付の挿入をご覧いただくと今日の日付の入力方法とそれを自動更新する方法があります。

挿入タブのテキストの日付と時刻のボタンをクリックします。日付の表示を選択したのち、右下の自動的に更新するのチェックを入れてからOKボタンをクリックします。すると次回そのファイルを開いた当日の日付が表示されます。

この際に、選択できる表示形式には曜日だけのものがありません。

この日付と時刻のダイアログで挿入されているのもフィールドコードになります。では、自動で更新される曜日を入力したい場所をクリックしてカーソルを作ります。

挿入タブのテキストクイックパーツをクリックします。プルダウンメニューが表示されますのでフィールドをクリックします。

フィールドのダイアログボックスが表示されます。分類を日付と時刻にします。フィールドの名前からDateをクリックして選択します。先ほどより選択の幅が増えましたが、曜日だけのものはありません。

日付の書式の欄に半角英数でaaaと入力します。そして右下の書式を更新時に変更しないのチェックを外します。OKボタンをクリックします。これでその曜日はファイルを開いた曜日に毎度変更されることになります。

フィールドのダイアログボックスの日付と時刻で何かを選択すると日付の書式の欄に書式の記号が表示されます。和暦の曜日の1文字はaaaであることが分かります。表示形式 日付(和暦)に少し詳しくありますので興味のある方は参照してください。ちなみに曜日3文字の場合はaaa曜日としてください。

セルの数式を表示する FORMULATEXT関数

下の図はキーから値を抽出 VLOOKUP 2

の時の図と同じものです。VLOOKUP関数で第4引数をTRUEに設定したところです。TRUEの場合は、完全一致で検索し、一致するデータがない場合は、検索値未満の最大値が使用されます。画像の数式バーにはセルB2の数式が表示されています。

下のように値引き額お支払金額も数式で算出しておりこれを1画面で見てもらいたい場合はちょっと困りますね。

こんな時はファイルのオプションの詳細設定から計算脚気の代わりに数式をセルに表示するにチェックを入れます。

表示が左揃えになって少しおかしくなりますが計算式が表示されてわかりやすいです。いちいちオプションの詳細設定は面倒なのでCTRLキー+Shiftキー+@でオンオフできます。

これはこれでいいのですがこの状態だと計算結果が分かりません。なので3行目に文字列として式を入力しておく方法もあります。半角でシングルクォーテーションを入力後式をコピペしておけば文字として認識されて式が直接表示されます。

FORMULATEXT 関数
数式を文字列として返します。
=FORMULATEXT(参照)

セルB3に=FORMULATEXT(B2)と入力します。セルD3までオートフィルでコピーします。

B3には=FORMULATEXT(B2)と入力していますが表示されているのセルB2の式が表示されています。使う機会は少ないかもしれませんがとっても便利です。

ただし、Excel2013から追加された関数のようなので(エクセル2010も2007も使えませんでした。)エクセルのバージョンに気を付けてご利用ください。

顔文字絵文字サンプル

全然、メジャーサイトにはなっていませんが、特定のコンテンツ特にサンプルダウンロードはものによってですがご好評いただいているようです。そろそろダウンロード数が1000を超えるものもあります。

調子に乗って顔文字絵文字のサンプルをダウンロードできるようにしておこうと思います。

顔文字は以前は(^^)/こんなのとかm(__)mとかの文字の組み合わせのことを指していたと思います。画像であらわされるのが絵文字というような緩い区別があったと思います。

今回は一応文字(テキスト)なんだけど絵になっているものをまとめてご紹介しようと思います。実態はUnicodeというものなんですが、OSや書体により表示されなかったりするかもしれません。Unicodeで規定されている文字はたくさんあるので全部でありません。一部です。

コピペで使えるはずです。画像の並び順はほぼUnicodeの順に近いと思います。

一応私の環境では
Windows10 64bit
office2016
Richo IPSIO
印刷もできました。モノクロレーザなのでモノクロでしたがたぶんカラーで印刷できると思います。

ものによっては文字入力の変換で表示されるものもあります。ハロウィンと打って変換すれば🎃と出たりします。(IMEのバージョンと設定によると思いますが。)

探し切れていないのかもしれませんがパソコンのマウス🖱なんかは変換では出てきませんでした。

門松🎍、ひな祭り🎎、こいのぼり🎏はよくわかるのに七夕🎋はいまいちよくわからなかったりします。

麻雀牌、トランプ、はあるの将棋の駒はなかったり12星座は記号だったりと残念なところはありますがこの一覧でたいていのことは賄えそうな気がします。パソコンキーボードのキーもほしかったです。残念ながら国旗はなかったです。点字はありましたがよくわからないので省略いたしました。IMEパットではその他の数学記号A U2800にあります。

一覧でわかるよう文字サイズを大きくしていますので11ページにわたります。使いそうなものだけ抽出(コピペ)しておけば使いよいかと思います。

ワードではUnicodeの16進数の番号を直接入力して変換することができます。ふつうのスペースキーによる変換ではなく日本語入力をオフにします。絵文字のUnicodeの番号を入れます。直後にALTキーを押したままXキーを押します。

📱のUnicodeの16進数の番号は1F4F1なので

1F4F1 ALT+x

で絵文字が表示できます。番号覚えるのが大変です。番号を知りたい方は”Unicode 16進数 顔文字”くらいでググれば出てくると思います。または、絵文字 顔文字😜など使いやすいです。

ダウンロード
顔文字絵文字サンプル

😊絵文字で文章を豊かに表現する

一昔前まではWebページでは文字化け💀の温床といわれていた半角カタカナなどもUNICODEをうまく利用して使えるようなってきました👌。

マイクロソフトワードではとっくに利用できていましたのでちょっと文章作成してみました。

無理やり絵文字を挿入している感もありありですが。使い方は一点しんにょう、2点しんにょうでも取り上げている方法です。

顔文字を入れたいところをクリックしてカーソルを作ります。

タスクバーのIME(ひらがなのあ)を右クリックしてIMEパッドをクリックします。

IMEパッドが開きますので左の文字一覧のアイコンをクリックします。

Unicodeの追加多言語面をクリックし下の方の顔文字をクリックします。たくさん顔文字が出てきました。

使いたい顔文字の上でクリックします。顔文字がワードの挿入されます。エンターキーで確定します。

以上。。。

これらは画像ではなく、文字になっています。書体によってはうまく表現できないかもしれません。またIMEパッドに表示されている絵とは違うものになっている場合がほとんどです。カラーで表示されますし、デザインもかなり違います。

また、通常の文字変換でも絵文字として返還される場合もあります。

ワードの初期設定では文字サイズが10.5ptになっていますがそれでは顔文字が分かりずらいので上記の例では11ptに上げています。(画像ではないので大きくしてもそれなりに見えます。)

注意点としましては、顔文字を選択するのにとても時間がかかるので非常に効率の悪い文章作成となりますのでご利用は計画的にお願いします。

http://netkansai.com/contents/index.php?id=33

にあります顔文字一覧はワードでの表示とあっているようなので絵文字部分をコピペすると早いかもしれません。

文字列なのに数値と認識される

わかりずらいタイトルですね。自分もあとで困る気がします。

よくあるのが1-2のような表示にしたいのでそのまま入力すると日付になってしまうという分です。

このまま表示してくればいいのですがEnterキーで確定したとたん日付の表示になってしまいます。

入力したのは1-2なんですが表示は1月2日となっています。さらに値も2017/1/2と日付になってしまっています。こうなってしまうと入力した1-2という値は保持されていません。

1-2と表示させたい場合は入力前に表示形式を文字列に変更してから1-2と入力してください。

ホームタブの数値の数値の書式から文字列を選択したのちに1-2と入力します。

文字のつもりで入力したら違う表示になってしまった場合はセルの書式を文字列にしてから入力しなおしてください。

1-2が1月2日と表示される以外にこのようになるパターンとしてはスラッシュ(/)を入力したら日付になるパターンなどもあります。

ハイフン、スラッシュ、コロンが日付、時間になるパターンですね。あとは午前、午後のAとMもあります。午前午後は0から12までの数値の後スペースAまたはPの形です。AとPは小文字でも構いません。

指数表現の数値e数値のパターンもあります。

 

商とあまり 負の数の除算

商とあまりを1つのセルに1発で表示する関数は残念ながらありません。

商とあまりを個別に計算して1つのセルに表示するしかないと思います。まずは、商の部分を計算してみます。

10割る3を計算すると答えは3.33333333という循環小数になります。今回は余りを出しますので小数点以下不要です。

使える関数としては
ROUNDDOWN関数、INT関数、TRUNC関数、QUOTIENT関数なんかが挙げられると思います。私の環境では、QUOTIENT関数がそのまま使えましたが開発タブを表示しないと、QUOTIENT関数は使えないかもしれません。

QUOTIENT関数は除算の商の整数部を返します。 商の余り (小数部) を切り捨てる場合に、この関数を使用します。
ROUNDDOWN関数は数値を指定された桁数で切り捨てます。
INT関数は指定された数値を最も近い整数に切り捨てます。
TRUNC関数は数値の小数部を切り捨てて、整数または指定した桁数に変換します。

ではエクセルで実際に比べてみたいと思います。

それぞれのセルには以下の数値、数式が入っています。

A2   10
B2     3
C2    =A2/B2
D2    =ROUNDDOWN(A2/B2,0)
E2    =INT(A2/B2)
F2    =TRUNC(A2/B2,0)
G2    =QUOTIENT(A2,B2)

ROUNDDOWN関数、INT関数、TRUNC関数、QUOTIENT関数いずれも同じ答えが出ています。(FLOOR関数忘れてましたね。時間計算3 FLOOR 関数四捨五入、切り上げ、切り捨て ROUND関数 ROUNDDOWN関数 ROUNDUP関数 TRUNC関数 INT関数

この表の割られる数(被除数)を9,8,7と減らしてみます。

INT関数だけが答えが違うところがあります。被除数がマイナスになってからほかの関数と答えが違ってきましたね。

では、商の部分はINT関数を使うかそれ以外の関数を使うかということで先にあまりに進みます。

MOD関数(エクセルでじゃんけんゲーム MOD関数)を使って余りを計算します。

H列にあまりを計算する数式
=MOD(A2,B2)
を入力しました。

余りが規則正しく繰り返されていますね。

これで答えが出たようです。検算しますね。2行目は10を3で割ったら何あまり何ですか。ということなので

10 ÷ 3 = 3あまり1

10割る3は3あまり1ですね。割る数の3と商である3を掛けて余りの1を足してあげれば10になりますよね。ほかの行、割られる数が負の場合を見てみましょう。被除数がマイナスの時はINT関数の答えはほかの関数の答えと違っていましたね。

被除数が-10の時を見てください。

-10 ÷ 3 =-3あまり2
-10 ÷ 3 =-4あまり2

の2通りの答えが出ているように思います。どちらが正しいのでしょうか

-10 ÷ 3 =-3あまり2 検算 3 × -3 +2 = -7
-10 ÷ 3 =-4あまり2 検算 3 × -4 +2 = -10

なので-10 ÷ 3 = は-4 あまり 2 となります。なんかしっくりこないような気がします。計算結果はあってますが、-10 の中に 3 がマイナス4回あるのか?ってとこですよね。日常の感覚から言えば-10 の中に 3 がマイナス3回あるので 3 × -3で-9になり、あと-1を足してあげればいいと思いますね。

-10 ÷ 3 =-3あまり-1 検算 3 × -3 -1 = -10

これが納得いきそうな答えに思えます。ということはMOD関数がおかいしいのでは?巻子のヘルプには以下のように書かれています。

エクセルでじゃんけんゲーム MOD関数

じゃんけんゲームはちょっと大げさですが、エクセルとじゃんけんで勝負したいと思います。マクロやVBAなどは使いません。

じゃんけんはご存じない方はいらっしゃらないでしょう。お互いにぐー、ちょき、ぱーのいづれかを選んで勝ち、負け、引き分けを決めます。

ぐーはちょきにに勝ち、ちょきはぱーに勝ち、ぱーはぐーに勝つという三つ巴ですね。もちろん同じものどうしは引き分けです。

エクセルで実行するのでぐーのままでは計算できませんのでぐー、ちょき、ぱーを数値化しておきます。

仮に
ぐーを1
ちょきを2
ぱーを3
としておきます。

自分がぐーを出したいと思えば、所定のセルに1と入力します。その後エクセルが乱数を使って1か2か3の数値を所定のセルに出力します。

そしてそれぞれのセルの値を参照して勝か負けか引き分けを表示してあげれば出来上がりです。

まず、自分がぐー、ちょき、ぱーの3通り、エクセルがぐー、ちょき、ぱーの3通りあるので都合9通りのパターンがあります。IF分のネストでできそうな気がします。ネストの限界超えてますか。それ以外の関数でも9パターンの総当たりができそうですね。

とりあえず、関数の使用は横に置いて単純に数値で考えたいです。自分の数値とエクセルの数値が同じ場合引き分けです。引き分けの3つのパターンは自分の手の数値からエクセルの手の数値を引いて0の時になります。

もし、自分がぱー(3)でエクセルがちょき(2)なら
3-2=1
なので自分の手から空いての手を引いて1なら負けでいいでしょうか。

もし、自分がぱー(3)でエクセルがちょき(1)なら
3-1=2
なので自分の手から空いての手を引いて2なら勝ちでいいでしょうか。

表にしてみました。自分の手がC列です。エクセルの手が3行目です。自分手からエクセルの手を引いてみました。価値の場合は青、負けは赤引き分けは塗りつぶしなしです。

計算結果が-2,-1,0,1,2の5パターンに減りました。しかし、じゃんけんは勝か負けか引き分けの3パターンです。

これを何とか3パターンにしてみたいです。数字を3で割ったときのあまりだけを考えるとすべての数値(整数)は3で割ったときのあまりは0か1か2の3つに分けられます。

自分の手からエクセルの手を引いた数値を3で割ったときのあまりを計算してみます。

MOD関数
数値を除数で割ったときの剰余を返します。 戻り値は除数と同じ符号になります。

表示形式 (数値)

和暦の表示形式は表示形式 日付(和暦)を参照してください。

空白のセルでホームタブの数値の数値の書式右の下向き三角▼をクリックしてその他の表示形式をクリックします。

セルの書式設定のダイアログボックスが表示されます。表示形式タブの分類が標準になっています。

一番下のユーザー定義をクリックします。

種類のところにG/標準と表示されています。その下には沢山の表示形式の例が表示されています。この中で1番長い書式を選択して中身を確認していきます。

_ ¥* #,##0.00_ ;_ ¥* -#,##0.00_ ;_ ¥* “-“??_ ;_ @_

という書式を設定してみました。記号がいっぱいでとてもややこしいイメージですね。まずはこの長い書式設定の中からセミコロン(;)に注目してください。

_ ¥* #,##0.00_ ;_ ¥* -#,##0.00_ ;_ ¥* “-“??_ ;_ @_

セミコロンが3つありますのでセミコロンの前後で全部で4つのパーツに分かれています。

正の数の表示形式 ; 負の数の表示形式 ; ゼロの表示形式(空白時) ; 文字列の表示形式

とそれぞれ独立しています。このセミコロンは最大3つ(4つのパーツ)まで指定できます。セミコロンが2つだと頭から3つ分の指定で、文字列の時の表示形式は特に指定なしということになります。セミコロン1つだと正の数と負の数の時だけ表示形式指定されているということです。

ちなみに
;;;

とセミコロンを3つ続けて指定すると正の数、負の数、ゼロの時、文字列いずれの場合も何も表示しないことになり、セルにどんな値を入れても何も表示されません。(数式のエラー表示はさすがに表示されますけど)

なので文字の時だけ表示するような表示形式は
;;

としておけば正の数、負の数、ゼロの時は表示なし、文字列は指定なしとなります。

次に各記号の意味についてです。

_      スペース(空白) _の代わりに半角スペースでもいい
¥     通貨スタイルの¥マーク
*     後ろの文字を繰り返してセル内を埋める
#    数値(の1桁) ゼロは表示しません
,     桁区切り
.     小数点
0    ゼロ ゼロ以外の数値はその数値、そうでなければ0を表示する
“”  ”と”の間の文字列を表示します。
?     少数部分の余分な0をスペースとして表示
@   文字列 入力された文字列そのもの

大変ですが、これであとは解読するだけになりました。

まずは正の数の場合を見てみます。
_ ¥* #,##0.00_ ;_ ¥* -#,##0.00_ ;_ ¥* “-“??_ ;_ @_

  • _        この正の部分は入力値(計算結果)が正の数の場合左にスペースを空けます。
  • ¥       通貨スタイルの¥を表示します。
  • *        値が表示できる領域までスペースで埋めます。*の後ろにスペースがある。
  • #,##0.00    4桁以上なら桁区切りのカンマを表示し、小数点部分は必ず2桁表示します。
  • _       最後にスペースを取ります。

次に値が負の場合
_ ¥* #,##0.00_ ;_ ¥* -#,##0.00_ ;_ ¥* “-“??_ ;_ @_

負の場合は正の場合と違うところは – (マイナス)が入っているだけなので正の数の場合と同じ表示形式で数値の頭にマイナスがつくだけです。

値が0(空白)の時は、
_ ¥* #,##0.00_ ;_ ¥* -#,##0.00_ ;_ ¥* “-“??_ ;_ @_

  • _ ¥*    ここまでは正の場合、負の場合と同じです。スペース¥マーク、スペースで埋め尽くす
  • “-“      ハイフンを表示。””は任意の文字列を表示します。
    ??       0なので小数点以下はありませんが?2つなので2つスペースを表示します。
  • _       最後にスペースを取ります。

値が文字列の時は
_ ¥* #,##0.00_ ;_ ¥* -#,##0.00_ ;_ ¥* “-“??_ ;_ @_

  • _ @_     前後にスペースを取って文字を表示

となります。

自分で手入力ですべて設定する場合
_と¥の間にスペースが必要だったり_と@の間にもスペースが必要だったりします。

表示形式 日付(和暦)

表示形式はとっくにご紹介済みだと思っていましたがカテゴリ分けをしていたらまだだったことに気づいて慌てて書いています。どこかに重複していませんかね。

以下のような表で生年月日が入っています。この西暦/月/日の表示は入力したとおりに表示されています。この表示を和暦で表示したいと思います。

1996/5/7を平成8年5月7日と打ち直してもいいのですが(本当はよくないです。自動で日付の表示形式になっているので打ち直しても元の1996/5/7に戻ってしまいます。)1996年を自分で和暦に変換する必要がありますね。

1989年を境に平成と昭和の自動変換は私の処理能力では追いつきません。対象セルを選択し表示形式を変更することで和暦に変更したいと思います。

和暦に変更したいセルを選択して、ホームタブの数値の数値の書式の右にある下向き三角▼をクリックします。その他の表示形式をクリックします。

セルの書式設定のダイアログボックスが表示され増す。選択したセルは元々日付だったので分類が日付になっています。右側の種類の中にはスクロールして探しても和暦がありません。

左の分類の一番下のユーザー定義をクリックします。

現在の表示形式の西暦4桁/月/日の形である
yyyy/m/d
が選択されておりサンプルのところ現在の表示形式で表示されています。

おそらくすぐ上に[$-ja-JP]ggge”年”m”月”d”日”があると思いますのでクリックします。サンプルが和暦に代わっているのでOKボタンをクリックしてください。

表示が和暦に変更されました。

セルB2の値は1996/5/7のままで見え方だけ和暦になっています。表面上は文字ですが計算できる日付(数値)のままです。ちなみに年齢はDATEDIF関数で計算しています。

ggge”年”m”月”d”日”ですが””で囲まれているところは文字としてそのまま表示されるところになります。mは月dは日を表します。gggeが和暦の元号付きの年表示です。

e          数値だけ
ge       和暦のアルファベット付き数値 平成ならH27とか
gge 和暦の漢字1文字付き数値   平成なら平27とか
ggge 和暦の漢字と数値                            平成なら平成27とか

になります。また見ていただいたらわかる通り月と日は1桁表示と2桁表示が混じっています。ふつうはそうでいいと思うのですが表で並べると表示のがたつきが気になります。

m   月の1桁と2桁が混じる
mm     1桁の月は頭に0を付けて2桁表示にする

d   日の1桁と2桁が混じる
dd       1桁の日は頭に0を付けて2桁表示にする

gge”年”mm”月”dd”日生まれです”
という表示形式にすればがたつきがなくなり見やすくなるかもしれません。頭の[$-ja-JP]は省略可能です。

でも、まだ気になる人は気になりますね。平成1桁生まれの人はやっぱり数値1文字分文字列が短いです。

gge”年”mm”月”dd”日生まれです”のggeが和暦の漢字1文字付き数値でeが数値を表していますのでggeをggeeとeを1つ増やしてください。

これでうまくいきました。日別月間 万年スケジュールでも少し触れていますが日付から自動で曜日を表示形式で表示することが可能です。

aaa     和暦の曜日1文字 火
aaaa   和暦の曜日3文字 火曜日

となっています。

gggee”年”mm”月”dd”日””(“aaaa”)”

このように表示形式を変更してみてください。

曜日が()に囲まれて表示されています。

曜日はdddまたはddddでも表示されますが[$-ja-JP]を省略した場合は英語表記(Tuesdayのような)になりますので和暦の場合はaaaかaaaaをご利用になるのをお勧めします。

ワードの赤い波線

気にしなければ印刷されませんので、完全無視でいいのですが何らかの警告なので気になりますよね。

自動文章校正という機能が働いていまして、入力間違いをチェックしてくれるというありがたい機能です。しかしながら、正しく入力していても警告してくることがあるので気になるかもしれません。

50音の入力練習の時によく質問されます。一応、自動文章校正という機能で入力間違いではないですか?と注意を促してくれる機能ですが、印刷されませんので無視してください。と説明?してます。

そうするとこれで終わってしまうのでもう少し。

本当に入力間違いなら訂正してください。そうでないなら赤い波線を消してしまいましょう。赤波線の上か左右にカーソルを移動して右クリックします。無視を左でクリックします。赤波線が消えます。

間違っていない、もしくは、間違っていたとしても赤い波線をすべて消したい場合、1つずづ右クリックして無視していくのは面倒です。その場合は無視の代わりに2つ下の文章校正をクリックします。または、校閲タブの文章校正のスペルチェックと文章校正をクリックします。(F7キーが一番早いかも)

無視のボタンとルールーを無視とありますのでルールを無視をクリックします。一気に赤い波線が消えました。

ファイルのオプションからこの機能を無効にすることもできますが、(詳しくはスペル チェックと文章校正を行うの下の方)一応本当に打ち間違いの時にも警告されませんので都度消していただくか、目視確認後無視していただくのがおすすめです。