月別アーカイブ: 2017年3月

人工無知能

たいそうなタイトルですが人工知能(Artificial Intelligence)とは程遠いのでArtificial No Intelligenceといいますか人口無知能です。ただただセルの値をVLOOKUP関数で引っ張り出していますが結果を図形(オートシェイプ)に表示しているところが味噌です。

10年以上前ですが何とかオートシェイプに(その当時はオートシェイプと呼んでました)動的に値を表示させられないかとやっていたらたまたまできましたが、どこで使うわけでもなく今に至っています。なので全然利用価値はないと思います。

利用価値がないからか寡聞にしていままでこれを紹介しているサイトを見なかったのでここで無理やり人口無知能を作成し発表します!

まず普通にVLOOKUP関数で数値により値を変更できるようにします。

セルA1の値を見てセルR5にすぐ上の表(Q1:R4)から文字列を取得します。この辺りはVLOOKUP関数参照してくださいね。

写真と図形(オートシェイプ)を配置したら図形に文字入力できるようにします。2013からはダブルクリックでカーソルが出ます。それ以前は右クリックしてテキストの追加をクリックしてください。

ここがポイント

図形に文字入力できる状態になったら数式バーに表示したい文章のあるセル、今回はセルR5ですね。これを数式バーに入力します。

=R5

以上です。

人口無知能のダウンロード

エクセルのエラー表示

数式を入力した後や、データを入力した後にエラーメッセージが表示されることがあります。エラーメッセージにはそれぞれ意味がありますので意味を理解しておけば修正作業も簡単にになると思われます。

#####

セルの幅より長い桁数の数値が入力されている場合や、日付や時刻で負の数値が入力されている場合に表示されます。文字がセルの幅より広い場合はセルの幅の分の文字が表示されエラーは発生しません。

セルの幅が不足しているので#####が発生している列見出しと隣の列の列見出しの間でダブルクリックし列の幅を最適化します。この状態でなお、#####が表示されている場合は日付や時刻で負の数値が入力されていると思われるので値と表示形式をよく確認しましょう。

#DIV/0!

数式で0による割り算が行われた場合。セル参照先が空白やゼロになっていないか確認する

#VALUE!

引数やオペランドの種類が正しくない場合に表示されます。概ね、数式が正しくない場合に表示されます。

引数が正しくない場合の例として
=IF(“a”,”正しい”,”正しくない”)
のように本来、論理式を入れるべきところに文字列を入れてしまった場合など。

#REF!

参照先のセルがない場合などに表示されます。数式をコピーしたり、列や行を削除した場合などに多いようです。
1つ上のセルの値を参照する式を1行目にコピーするとか、左隣の列の値を参照しているのに列を削除してしまい、数式自体が左に積めらた場合などです。

#N/A

数式で参照の対象が見つからないことを示しています。よくあるのがVLOOKUP関数などで参照する値が参照先にない場合に表示されます。

#NUM!

数式または関数の数値がおかしい場合に表示されます。SQRT関数はルート算出してくれますが、マイナス値はダメなようで#NUM!のエラーが表示されます。
=SQRT(-4)

#NULL!

交差演算式に指定された2つのセル範囲に交差部分がない場合などに表示されます。参照演算子の3つ目の項目参照してください。

Webクエリ

エクセルにWebの情報を貼り付けエクセルで情報を更新することができます。

定期的にWebのデータをエクセルにコピーして、計算しているような場合大変便利です。ただし、IDパスワードなどでログインが必要なページには対応していないようです(毎度ログインすれば可能だと思います)。

簡単な方法をご紹介します。今回は気象庁の天気予報で試してみます。天気予報は毎日更新されていますし、何らかのデータを取得するのに最適かもしれません。

まずは定期的にデータを取得したいページを表示します。今回は奈良県の天気です。

http://www.jma.go.jp/jp/yoho/335.html

サイト内の適当なところをドラッグしてコピーします。これは本番の取得したいデータでなくても大丈夫です。

エクセルのデータを張り付けたい範囲の左上角のセルを選択します。ホームタブのクリップボードの貼り付けのボタンの下の下向き三角▼をクリックします。

プルダウンメニューの更新可能なWebクエリをクリックします。

別ウィンドウ(ダイアログボックス)が出てきて先ほどの気象庁の奈良県の天気のページが表示されます。

うまくスクロールしたり、ダイアログボックスを拡大したりして目的の情報が表示されるようにします。ダイアログボックス内に黄色い(オレンジ?)の右向き矢印の四角いアイコンが表示されていますね。目的の情報に合う矢印のアイコンをクリックします。

範囲が選択されますこの部分のテキストデータが取り込まれます。右下の取り込みボタンをクリックします。

少し時間がかかりますが情報が取り込まれました。

見た目的に元のサイトと同じような感じですね。このままではデータが使いにくい場合はここを触らずに必要な情報のあるセルの情報をセル参照しておけばいいですね。

これで取り込みは完成です。ファイルを保存しておいてください。

Webクエリの更新

Webクエリは自動更新ではありませんので新しい情報を取得する際は更新作業が必要です。Webクエリの表の中の任意のセルを選択します。そして右クリックします。プルダウンメニューが表示されますのでクエリの編集をクリックします。

先ほどと同じダイアログボックスが表示されます。範囲は既に選択済みになっているので取り込みボタンをクリックします。

これでエクセルの情報が更新されます。毎度、ブラウザを起動してサイトを表示し、範囲選択、コピー貼り付けよりスマートだと思います。

ただし、すべてのページのすべての部分がエクセルからWebクエリとして取り込めるわけではないようです。

HTMLとして出力されているものはWebクエリとして取り込めるようですが、JavaScriptで出力されているような情報(Webページでソースの表示で表示されないような情報)は選択の黄色い矢印が表示されません。

 

音声読み上げ

ワードの文章を音声で読み上げてくれる機能があります。ただし、OSや、ワードのバージョンによりうまくいかないことがあるようです。

初期設定の状態ではボタンがありませんのでボタンを表示させます。

ファイルタブをクリックしオプションをクリックします。

リボンにボタンを追加しても構いませんが、どのリボンが選択されていも読み上げが実行可能なようにクイックアクセスツールバーに読み上げのボタンを追加したと思います。クイックアクセスツールバーを選択します。

コマンドの選択ですべてのコマンドを選択します。沢山出てきますのでおそらく下の方(図を参照してください。)に読み上げというコマンドがありますのでクリックして選択し画面真ん中の追加のボタンをクリックします。OKボタンをクリックします。

音声で文章を読み上げさせるには読み上げ対象の文章を範囲選択し、クイックアクセスツールバーに追加した読み上げのボタンをクリックします。

いわゆる誤読については修正の方法がないように思います。ひらがなに変更するしかないようです。ルビを振っていると全く読まずに飛ばすようです。また、英語始まりだと言語が英語として認識されるようで日本語は全く無視されるときがあります。

その他、いろいろ思うようにいかないことがありますのでこんなこともできる程度でお願いします。以下の動画はTTSを使ってエクセルのオートサムの使い方を説明した動画です。

Windows8以降のOSでは標準で合成音声がインストールされているようですがうまく日本語で読み上げてくれない場合は別途TTS(Text-to-Speach)をインストールする必要があると思います。複数言語の TTS で読み上げ機能を使用するから他の言語のTTSを追加するで、日本語を選択してみてください。

その他の参考リンク

Office 2003 および Office 2007 の読み上げ機能で使用する音声を変更する方法

読み上げコマンドが表示されない

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