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名前の定義(名前ボックス)1

どこかでご説明したとばっかり思い込んでいましたが、改めて見直すとそれらしいページのタイトルがありませんでしたので改めてエクセルのセル範囲につける名前についてご説明します。

エクセルではセルを表す場合にセル番地を使います。A1とか、A1:B5のような感じです。 R1C1参照形式という方法もありますが。

これとは別にセルに名前を付けることができます。

名前を付け方ですがセルまたはセル範囲(複数セル)を選択します。名前ボックスをクリックします。名前を入力します。

セルB2に税率という名前が付きました。これで数式でセルを名前で参照することができるようになります。

オートフィルで数式をコピーする際、セルに名前を付けておくと通常F4キーで絶対参照にするところをF4キーを使わなくてもよくなります

セル範囲(複数セル)に対して名前を付けることも可能です。

セルB3からセルB5に価格という名前を付けました。税額は価格×税率となりますのでセルC3の式を=B3*税率から=価格×税率に変更します。

セルB3もセルB4もセルB5もすべて価格という名前がついていますので、どのセルの値が計算対象か不安になるかもしれません。今回の 計算対象は同じ列の値になりますので正しい計算結果となります。

下図はセルB2からセルB4までに単価、セルC2からセルC4までに数量という名前を付けてあります。セルD2に=単価*数量という式を入力してオートフィルで下にコピーしてあります。

それぞれ同じ列の値をかけているので正しい答えが表示されています。また、適切な名前を付けた場合数式を見た際に数式の意味が把握しやすくなる事もあります。

リストから入力の際もセル範囲に名前を付けておくと便利です。

特に意味はありませんが、セルF2はプルダウンで値(単価から)選択できるようになりました。 エクセル2007ではシートを跨いでリストから入力する際は、名前を付けるしかありませんでした。

名前の管理は数式タブの定義された名前から行えます。数式を作成する際も数式の定義された名前から入力できます。もちろん直接文字入力しても構いません。

数式の中で名前を使いたい時は直接名前を入力してもいいですが、数式タブの定義された名前から数式で使用をクリックします。一覧が表示されますので使いたい名前をクリックします。

名前を付けるときの注意点ですが、同じブックの中で同じ名前は使用できません(例外あり)。また、名前の一文字目に数字は使えません。名前の1文字目は文字(多分アルファベットと日本語の多くの文字)、 下線 (_)、円記号 (¥) しか使用できません。それ以降は文字、数値、ピリオド、および下線を使用できます。大文字と小文字の “C”、”c”、”R”、”r” を1文字目にして2文字目意向を数値にすることはできないようです。おそらく R1C1参照形式と競合するからでしょう。同じ理由からA1などのセル番地を表すものも使用できません。エクセル2016では列番号はXFDまでありますので、NO1という名前はセル番地と競合するので使用できません。注意が必要です。文字数は255文字まで。大文字小文字は区別されません。参考数式内の名前

MATCH関数

MATCH 関数は、範囲 のセルの範囲で指定した項目を検索し、その範囲内の項目の相対的な位置を返します。

表現としてはわかりにくいですね。わかっていれば簡単です。以下の表でセルB1の値と同じものはセルA1からセルA4の中で上から数えて何番目かというのを出してくれる関数です。

算数は国語、算数、理科、社会の並びでは2番目にでてきますので2を返します。

MATCH関数
範囲 のセルの範囲で指定した項目を検索し、その範囲内の項目の相対的な位置を返します。
=MATCH(検査値, 検査範囲, [照合の型])

検査値は文字列、数値、真偽値が使えます。真偽値の場合はTRUEとFALSEを使ってください。1と0は数値です。

照合の型は省略可能です。-1、0、1 の数値のいずれかを指定します。 省略時は1が指定されたものとみなされます。0の場合は一致する値の位置を返します。 -1の時は検索値以上の最小値の位置 、1の時は検索値以下の最大値の位置を返します。-1の時は昇順に1の時は降順に検索の範囲の値を並べ替えておかなければ正しい位置が返されませんので注意が必要です。

下図は25より小さい数値で最大のものの位置を探しています。この際は検索範囲は昇順に並べ変えておく必要があります。

該当がなければ #N/A エラーが返されます。

MATCH関数は検査の範囲は縦だけではなく横向きに指定することも可能です。ただし、複数列、複数行は無理なようです。

また、該当する値が複数ある場合は先に見つかった方になります。

R1C1参照形式

通常あまりかかわりになることはないと思いますが、R1C1参照形式というものがあります。

通常エクセルでは列名はA,B,Cという感じでアルファベットで表示されていますが、 R1C1参照形式 というものを使えば列名が数値になります。

列番号が数値

ではどのようなときに使用するかですが、使用する局面は「ほぼない」といってもいいと思います。

VBAと呼ばれるスクリプトの中では使われることがあるようです。何列先とか今の列から5列分とかを指定するときアルファベットの場合は指折り数えないとわかりづらいですが、数値だと計算で簡単な場合があります。

特定の関数で R1C1参照形式 を指定できる場合もあるようです。

オプションの数式の数式の処理で R1C1参照形式 を使用するにチェックを入れると列番号が数値になります。

RはRow(行)でCはColumn(列)になるのでセルA1はR1C1で、セルB1はR1C2となり列と行の純が逆になります。更に通常の相対参照は数式の入っているセルからのオフセット位置(差し引き)になります。

セルE3からセルA1への参照は2行上の4列左という意味で=R[-2]C[-4]のようになります。計算式より上、左のセルは負の数となります。また下、右は正の数となります。同一列や、同一行の場合は数値は指定せず括弧もなくなります。

F4キーを使って絶対参照にした場合はかっこがなくなり=R1C1の様なセル番地の表記になります。

ちなみに R1C1の読み方としましては私は、「あーるいちしーいち」と発声していますが、VBAの中でFormulaR1C1プロパティというものがありこの場合は「フォーミュラーアールワンシーワン」ということもあり「 アールワンシーワン 」が正解かもしれません。

ワード 縦書き 数値

ワード 縦書き 数値で検索されている方が多いようですので縦書き時の数値についてご説明します。

ワード縦書きでご説明しました通り、ワードは横書きに比べて縦書きは機能的に少し使いづらくなりますので横書きの状態で縦書きを想定してレイアウトしてから縦書きに変更するのがやりよいと思います。

縦書きの時数値なども縦にするに縦中横の方法をご説明しましたが数値を縦に表示して横に並べることはできますが、これでは数値を縦にして縦に並べることはできません。

数字を縦に並べるのは意外な方法を使います。全角にすればどうゆうわけか縦に1文字分取ります。漢字やひらがなは全角なので縦書きでも横書きでも縦に並んで行きますので同じ理屈かと思います。

縦書き時に数値(アルファベット)の向きを縦にしたい場合は全角にすればOKです。選択してF9キーで全角に変換するかホームタブのフォントの文字種の変換で全角にしてみてください。

表紙にはページ番号を振らない

ページ番号でご紹介した通りページ番号を振るのは簡単です。ところが先頭ページを表紙としてしている場合は、先頭ページである表紙にもページ番号が振られてしまいます。

デザインやプロパティの入力を許せるなら表紙を挿入 が表紙にページ番号を振らない一番の方法です。自動で表紙はページ番号が振られることなく、実際の2ページ目から1ページとしてページ番号が自動で振られるからです。以下の図では表紙が分かりやすいようにヘッダー領域にページ番号を表示しています。

何らかの理由で表紙の挿入を使わずに先頭ページを表紙として使用する場合は、その先頭ページが1ページ目としてページ番号が表示され、おそらく1ページ目としたいところが2ページとなってしまうことでしょう。

これを避けるためにはページ番号の開始を0にして表紙である先頭ページのみページ番号を表示すれば良いことになります。

普通に先頭ページを表紙としてデザインし2ページ目から本文を始めます。そしてページ番号を挿入します。そうすると1ページとしたいところが2ページになってしまいます。

挿入タブのヘッダーとフッターのページ番号をクリックするとメニューが表示されますのでページ番号の書式設定をクリックします。

ページ番号の書式のダイアログボックスが表示されます。連続番号の開始番号を選択し0と入力します。OKボタンをクリックします。

表紙のページのページ番号が0となり、実際の2ページ目が1ページとなりました。

次に表紙のページのページ番号を非表示にします。挿入タブのヘッダーとフッターのヘッダーをクリックしてヘッダーの編集をクリックします。(ページ番号をヘッダーに表示しているのでヘッダーですが、フッターでも構いません)。またはヘッダー(フッター)部分をダブルクリックします。

ヘッダー/フッタータブのデザインタブが表示されますのでオプションの先頭ページのみ別指定にチェックを入れます。

先頭ページのみ別指定にチェックを入れることで表紙のページからページ番号が消えます。通常ならこれでできましたとなるところなのですが、今回は総ページ数が後ろに表示されています。たいていの場合、総ページ数は表紙のページをカウントしませんので1ページ目は1/1と表示して欲しいところです。

総ページ数は ルビ(ふりがな)2 上下にふりがなを振る と同様フィールドコードを触ることで解決します。

総ページ数をクリックしShiftキーを押しながらF9キーを叩きます。フィールドコードの編集に変わります。

{NUMPAGES}がフィールドコードになります。これを{={NUMPAGES}-1}に修正します。コピペではうまくいきません。{とNの間にカーソルを移動してctrlキー + F9キーで{}を入力し、{と{の間で =を入力します。 NUMPAGESを、挿入した{}の間に移動します。}と}の間で-1を入力します。余計なスペースは削除して下さい。入力完了しましたらShiftキー + F9でフィールドコードの編集を終了してください。

フィールドコード編集後文字サイズ等のバランスが悪い場合は普通も文字と同じようにホームタブのフォントから変更してください。

表紙を挿入すれば以上の面倒な手順は必要ありませんのでできれば表紙を挿入するのが望ましいです。

表紙を挿入

ワードで長文を作成したり、マニュアル的な物を作成した場合表紙が欲しくなることがありますね。

もちろん1ページ目を表紙として体裁を整えて表紙とすることもできますが、ワードには表紙という機能があります。

挿入タブのページの表紙をクリックします。表紙の一覧が表示されます。好みのものを選択しましょう。

表紙の種類によっては配色 カラーパレットの秘密でご説明しました、配色(テーマ)により色を変更することが可能です。

表紙は必ず一番最初に挿入されますので表紙挿入時のカーソル位置はどこでも構いません。

表紙は1枚しか挿入されませんので気に入らなければほかの種類の表紙に変更することができます。

通常ページを削除したい場合はページとセクションページの入れ替えでご説明した通りページという単位としてとらえにくいのでページを全部選択して削除することになります。ただし表紙については現在の拍子を削除というボタンがあり一発削除が可能です。

表紙は文章のプロパティが挿入されています。ファイルにすでにタイトルなどのプロパティが設定されていた場合対応する場所に自動表示れます。

発行日はカレンダーから選択できる

もしくは、表紙の該当部分に入力すればそれに対応するプロパティがファイルに設定されます。

一部プロパティダイアログボックスには表示されていないものがある

表紙に自動で挿入されているプロパティで不要のものがあれば削除できます。不要なプロパティをクリックするとプロパティが入力可能になります。そのままbackspaceやDeleteキーを叩いても文字の削除にしかなりません。左上に表示されるプロパティの名前の上をクリックしてプロパティ自体を選択します。この状態で backspaceキーかDeleteキー を叩けばプロパティーは削除可能です。

住所のプロパティ全体が選択されている状態

プロパティ

ワードやエクセルのファイルにプロパティを設定しましょう。えっと、プロパティって何ですかという感じですがPCではよく使われる用語で属性と訳されたりします。

縮小版を保存するでファイルをサムネイル表示する方法をご紹介しましたが、プロパティを設定する事でもファイルを探す場合便利になることがあります。

更に、ファイル内にプロパティを挿入することができます。プロパティを変更するとファイル内のテキストも変更されますので一種の変数のような感じで使えます。エクセルではヘッダーフッターにしか使えないと思われます。

では、プロパティを設定していきましょう。ファイルタブをクリックします。情報をクリックします。右の方のプロパティをクリックし、詳細プロパティをクリックします。

ファイルタブから情報をクリック

ファイルのプロパティのダイアログボックスが表示されます。タブが幾つかありますが、ファイルの概要を選択します。

  • タイトル
  • サブタイトル
  • 作成者
  • 管理者
  • 会社名
  • 分類
  • キーワード
  • コメント
  • ハイパーリンクの起点

の項目があります。エクスプローラーへの情報表示のためにはタイトル、作成者、分類、キーワードを設定しておけば便利だと思われます。各項目を入力してOKボタンをクリックします。

プロパティを設定したら保存します

ファイルの保存場所を開きます。表示タブから詳細を選択します。

列名の上にマウスカーソルを移動し右クリックします。エクスプローラーで表示される列の一覧が表示されます。この中から先ほど設定した タイトル、作成者、分類、キーワード の項目にチェックを入れます。分類は分類項目、キーワードはタグと対応しています。

エクスプローラーの列名はクリックすると昇順と降順が入れ替わって並べ替えできますので分類やキーワードをうまく設定すればファイルの整理に役立つと思います。

縮小版を保存する(サムネイル表示)

エクスプローラーでファイルを探す場合、エクスプローラーの表示のレイアウトでファイルの表示方法を変更することができます。この際、中アイコン以上だとサムネイル画像を表示させることが可能です。ピクチャーフォルダでおなじみのものですね。

ピクチャーフォルダ 特大アイコン

ワードやエクセルのファイルも保存の際に縮小版を保存するにチェックを入れてから保存すればサムネイル表示することが可能です。

縮小版を保存する

縮小版を保存したファイルは、サムネイル表示されています。いちいちファイルを開かなくてもサムネイルで中身が判別できるので便利です。表示で中アイコン以上にしてください。下図は特大アイコン表示です。

サムネイル表示
エクセルでも同じ

縮小版を保存するにしたのにうまくサムネイル表示されない場合は、フォルダオプションの表示で「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックを外してください。

ただし、サムネイルを保存するためにファイルサイズがかなり大きくなってしまいますので注意が必要です。今回の例だと、縮小版を保存する前にコピーしておいたファイルと比べるとファイルサイズは3倍くらいになっています。極端な例ですが、通常の保存よりファイルサイズが大きくなることだけは理解しておいてください。

サムネイルを削除したい場合は縮小版を保存するのチェックを外して再保存すればOKです。

任意指定の改行

おそらく絶対使わないだろう機能ですので時間に余裕がない方や気持ちに余裕がない方の閲覧はお勧めいたしません。

日本語はどこで改行されても意味は通じますので禁則処理以外は単語の途中であろうと、助詞であろうと行末に来れば改行されます。

ところが英語の様に単語の途中で行末になった場合は単語自体が次の行に送られたり単語にハイフンが挿入されたりして改行していい場所で単語が区切られたりします。単語をハイフンで強制改行 ハイフネーション

ハイフンを使わない場合は任意指定の改行を使うことで行末をコントロールすることができます。

これ以上のことはよくわかりません。このような機能を持つものをワードでは、任意指定の改行と呼んでいるようです。

ただ挿入方法がわかりません。

200c+alt+x

で任意指定の改行を挿入することが可能です。ほかにも任意指定の改行を挿入する方法があるのでしょうか?

任意指定の改行ですので挿入位置で改行されるわけではありません。本来行末で改行されてはいけないのだけれども行末に来た時は任意指定の改行位置で改行することを許すというようなものと思われます。

既定の図形に設定

ワードもエクセルも2007からオートシェイプという呼称が図形になりました。標準で青い背景と枠線になり、文字色が白になっています。もちろん変更できますので問題ないですし、2007以降から使い始めた方にとっては至極当たり前のことかと思います。

青い背景と枠線になり、文字色が白

おそらくですが、本当の設定としては図形の背景色がテーマ(配色)のアクセント1で、枠線の色はアクセント1の基本色25%、文字色は白だと思われます。

テーマ(配色)を変更した場合、自動で色が変わってくれますのでそれはそれで便利です。

ですが、テキストボックスのように図形を使いたい場合枠線を黒、またはなしにしてテキストの色を黒に、塗りつぶしの色を白またはなしにするのは面倒ですね。このような場合、規定の図形に設定しておくと次回から自分で設定した塗りつぶしの色と枠線の色で図形が描かれます。

まず、規定の図形に設定してたい画像を描画します。形は関係ありません。そして、図形の上で右クリックします。この際は、図形の枠線の上かハンドルの線の上などにマウスポインターを合わせて、マウスポインターの先の形が十字の矢印になっていることを確認してください。

メニューが表示されますので既定の図形に設定をクリックします。

以降図形は既定の図形に設定された塗りつぶしの色、枠線の色で描かれるようになります。既定の図形に設定は、 塗りつぶしの色、枠線の色 と更に図形の効果(影や反射など)についても変更されます。