月別アーカイブ: 2021年7月

目次の設定

ワードで目次を設定するには見出しをつける事が大切です。見出しをつけておくと見出しに合わせて自動で目次が作成できます。

見出しを挿入したい場所をクリックしてカーソルを挿入します。

参考資料タブの目次の目次をクリックします。

目次のサンプルが表示されますので任意の目次をクリックして選択します。

選択した書式で目次が自動で表示されました。

サンプルに表示されていた目次の見出しの内容という文字も一緒に挿入されています。これらは自動で挿入されましたが文字ですから変更することが可能です。

自動で更新される曜日の入力フィールドコード Dateの詳細で少し触れていますが目次もフィールドコードです。ですが入力しなおして変更することが可能です。

内容という青文字の部分は単なる文字列ですので削除上書きはもちろん文字色、文字サイズなど変更できます。もちろん目次になっている文字(見出しの文字がそのまま)も変更できます。入力しなおしても見出し側が変更されることはありません。

目次の文字を変更しても本文中の見出しは変更されません。逆に本文中の見出しを変更した場合はどうでしょう。目次と見出しが一致していないと変に思われるかもしてません。

目次の中をクリックすると目次全体が枠で囲まれて上部にタブが表示されます。

左のタブをクリックするとサンプルが再度表示されて目次の見栄えを変更することが可能です。右のタブは目次の更新です。

本文中の目次を変更した場合左のタブから新たに目次のサンプルを選択しなおすと新しい見出しで新たに目次を変更してくれます。ただし、上記のように青地の部分の内容でっせと変更した見出しも元の内容に戻ってしまいます。

目次の更新を選択すると目次の更新のボックスが表示されます。

ページ番号だけ更新にチェックが入った状態でOKボタンをクリックすると目次側で文字を変更しても、本文の見出しの文字を変更しても目次側の文字は一切変更されません。改ページや文章量の変更、画像の挿入などで見出しのページが移動した場合目次末尾のページ番号だけが変更されます。

目次すべて更新するにした場合は目次の見出し以外すべて一から目次を作成しなおしますので本文の見出しにあった目次になります。

  • 目次サンプルを選びなおすと目次はすべて1から作成しなおしになります。
  • 目次の更新で目次をすべて更新するにすると目次の見出し以外が作成しなおしです。
  • 目次の更新でページ番号だけを更新するにすると目次内の文字はそのままでページ番号だけが変更されるというわけです。

目次を挿入する場合はページ番号のように各ページにページ番号を振ることになりますが、目次自体もページの含まれますので目次が3ページも4ページもある場合、本文が5ページから始まるということになります。ページ番号はセクション単位で独自のものが振れますので同じファイルの中で用紙の向きを混在させるにあるように本文の頭にセクション区切りを挿入し目次を1ページから始めるにすれば本文と目次は別のページ番号を振ることが可能です。

Windows11の要件2

Windows11がこの秋にも公開予定ですがWindows10からの無償アップグレードが可能かどうかの要件、Windows11の要件2です。
前ページのWindows11の要件1ではMicrosoftのhttps://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11で表記されているシステムの最小要件8項目の初めの4つについてみてみました。
今回は残りの4つの要件です。

TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
という要件がありますがTPMというのはあまりおなじみがないと思います。私も聞いたことがある程度で慌てて調べてみました。
TPM(Trusted Platform Module)とはセキュリティに関する重要なデバイスもしくはチップということです。
余計わかりませんね。

暗号化のアルゴリズムがどうやらこうやらということです。まずは確認方法です。スタートボタン横の検索窓に「セキュリティ プロセッサ」と入力します。候補が表示されます

セキュリティ プロセッサをクリックします。

仕様のバージョンで確認できます。私の場合は1.2ですので要件を満たしていません。

TPMはデバイスもしくはチップということで、ハードウェアなんですがソフトウェアでアップグレードできるものがあるようです。
DELLというパソコンメーカーのサイトには更新可能なPCの記載がありました。もしかしたら今後いろいろなメーカーで対応されるかもしれません。
前述のUEFIからバージョンの切り替えが可能なものあるようです。
一部のサイトではTMP2.0は必須ではなく推奨なだけでTMP1.2のままアップグレード可能としています。

TPMはバージョンにより、脆弱性が報告されておりWindowsのアップデートでTPMを無効にしてWindows側で対策している可能性もあります。その場合無効になっているので上記では表示されないかもしれません。

グラフィックス カード DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x
グラフィックカードはハードウェアなのですがそれに乗っているソフトウェアの確認ですね。

スタートボタン横の検索窓にdxdiagと入力します。候補が表示されますのでdxdiagをクリックします。

DirectXのバージョンが表示されています。

WDDM(Windows Display Driver Model)のバージョンがわかりませんので左上のディスプレイのタブをクリックします。

右にドライバーモデル:WDDM1.2となっているので要件を満たしていませんね。これもソフトウェアなのでもしかしたらドライバのアップデートでバージョンがあげられるかもしれませんが、そもそも対応できないハードかもしれません。

ディスプレイ: 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイですね。これが実質最後の要件ですね。

対角サイズ9インチはモニタサイズ9インチのことですね。1インチは2.54cmなので2.54*9で22.96cm以上の対角線の長さがあればOKです。8ビットカラーは256色なので9割9分大丈夫でしょう。高解像度(720p)がわかりずらいですがおそらくWXGA以上であってるはずなので1280×768、1280×800、1366×768ピクセル以上の解像度があれば大丈夫でしょう。

先ほどのdxdiagのディスプレイの左のスクロールした下の方から確認できます。

最後のインターネット接続は問題ないとして、マイクロソフトアカウントは少しの個人情報で無料で作成できますのでこれも問題ないですね。

ということで私の場合はいくつか要件を満たしていませんでした。CPUの項目は仕様を満たしていましたが、単純にクロック周波数1GH、2コア以上64ビットだけではなくCPU自体のセキュリティも関係がありそうです。

ここ3年位のPCなら何とかなりそうな記事が多いようです。おそらくマイクロソフトさんは新たにアップグレード確認ツールをリリースされると思いますのでそれまでもう少し待ちましょう。

今回おそらくたくさんのWindows10搭載のPCがWindows11無償アップグレードから外れると思います。その場合とりあえず2025年10月頃まではセキュリティアップデートされるそうなので、あと4年もあります。

でも、この秋はパソコンがよく売れるでしょうね。

Windows11の要件1

トップページにも書きましたがWinodow11が発売されるようです。米国時間 6 月 24 日に何らかの発表があったようです。

https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/06/25/210625-introducing-windows-11/

別のページでは、発売時期やら必要スペックなども掲載されています。

Windows 11 のリリースは、2021年後半を予定しています。と記載されています。まことしやかな噂では10月の後半ではないかとのことです。

基本window10からの無償アップグレードが可能なようでWindows10の思想を受け継いでいてくれて感謝です。

新OSが発表された場合多くはその新機能について紹介することが多いですが今回は無償アップグレードの必要スペックについてみていきます。

上記ページには8つ要件があり別ページhttps://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specificationsに同じ内容ではありますが詳しく書かれています。

プロセッサ:1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)
RAM:4 ギガバイト (GB)
ストレージ:64 GB 以上の記憶装置注意: 詳細は下記の「Windows 11 を最新状態に維持するために必要な空き領域についての詳細情報」をご覧ください。
システム ファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
TPM:トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
グラフィックス カード:DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ:対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
インターネット接続と Microsoft アカウント: Windows 11 Home Edition を初めて使用するとき、デバイスのセットアップを完了するには、インターネット接続とMicrosoft アカウントが必要です。 Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。S モードの詳細はこちらをご覧ください。 すべての Windows 11 Edition について、更新プログラムのインストールや一部の機能のダウンロードと使用にはインターネット アクセスが必要です。

最後のインターネット接続とMicrosoftアカウントは問題ないと思いますので7つの要件をクリアできていないとWindows11は無償アップグレードできないようです。

少し前まではマイクロソフト製のアップグレード診断ツールがダウンロードできたようですがアップグレード不可の際の詳しい説明がなかったようで、不評につき現在はダウンロードできません(2021/07/06現在)。

プロセッサはCPUを調べればわかります。SoCはスマホに乗っているチップのようで、ワンチップにCPUやらメモリやらの機能を盛り込んだものらしいので通常のパソコンでは関係ないようです。

スタートボタンの隣の検索窓にsystemと入力すると自動で推奨アプリが表示覚ますのでシステム情報をクリックします。

するとお使いのパソコンの情報が閲覧可能です。

プロセッサの項目でCPUがわかります。上記だと2.50GH2個のコアとありますので要件クリアですね。あと64bitかどうかは少し上のシステムの種類にx64ベースとあれば64bitは間違いないですが、ハードは64bitなのにWindows10が32bitだったということもありますので注意が必要です。ご不安な場合はプロセッサで表示されているCPUでググってください。

上記の場合だとintel corei5 2520mで検索するとintel(CPUのメーカ)のページで確認できます。命令セットの欄に64bitとありました。

RAMはメモリのことですのでインストール済みの物理メモリ(RAM)を参照してください。上記では8.00GBなので要件の4ギガバイトをクリアしています。

3つ目のストレージはハードディスクの容量ですがいったん飛ばします。

4つ目のシステムソフトウェアのUEFIというやつです。何のことかわかりにくいですね。上記のBIOSモードを見てください。レガシとなっています。ここがUEFIの場合は要件クリアです。ですから上記の場合は要件クリアならず無償アップグレードできません。

ただし、要件名にある通りシステムファームウェアなのでハードではなくソフトなのでもしかしたらBIOSのレガシからUEFIへ変更が可能かもしれません。ただし、メーカーがファームウェアを公開していない場合もありますし、BIOSの書き換えは危険です。BIOS書き換えでググってみてください。

先ほど飛ばしたストレージはシステム情報の左のコンポーネントの記憶域のディスクに記載されています。

Windows11の要件2へ続く