月別アーカイブ: 2016年12月

条件付き書式1

日別月間 万年スケジュール(万年)カレンダーでも取り上げていますが改めて条件付き書式をご紹介します。

大雑把に書式は文字やセルの色や書体、罫線など見栄えに関することです。その書式をセルの値(自分のセルやほかのセル)により動的に変更させましょうというのが条件付き書式です。

例としてセルA1からA20まで

=RANDBETWEEN(0,100)

という式を入れてあります。0から100までの数値がでたらめに表示されます。

jyoukentukishoshiki

数式の結果によりセルの塗りつぶしの色を変更します。50未満は青51以上は赤にセルを塗りつぶすことにします。変更したいセルを選択した状態でホームタブのスタイルの条件付き書式をクリックします。いろいろと選択肢がありますが、新しいルールをクリックします。

jyoukentukishoshiki_1

数式を使用して書式設定するセルを決定をクリックして選択します。少し見た目は違いますが(選択すると少し小さくなる)

jyoukentukishoshiki_2

数式を使用して書式設定するセルを決定の画面になりましたので以下のように入力します。

=a1<50

jyoukentukishoshiki_3

ここちょっと違和感あると思います。まず一番最初の=は形式上必要なのであまりイコールの意味に引っ張られないでください。とにかく必要だというだけでそれ以上気にしないでください。

次に気になるのはa1が来ることです。複数のセルに条件付き書式を設定するのですべてのセルがa1セルの値を基準に判断しそうな気がしてしまいそうですが、きちんとそれぞれのセルに対応してくれます。(ただしセルをクリックして選択した場合絶対参照になりそのセルしか参照しないようになりますので気を付けてください。)

で<50となります。もし77と等しい時だけ色を付ける条件付き書式の式だったら

=a1=77

となり=が複数出てきて???になりますが初めの=は単なる記号だと思って無視してください。

次に右下の書式のボタンをクリックします。

jyoukentukishoshiki_4

このダイアログにある項目が条件付き書式で設定できます。塗りつぶしのタブの背景色から青を選択しOKボタンをクリックします。

jyoukentukishoshiki_5

元の画面に戻ってきますのでOKボタンをクリックします。

jyoukentukishoshiki_6

50未満のセルが青く塗りつぶされました。同様に同じセル範囲を選択したまま51以上の条件付き書式を設定します。

jyoukentukishoshiki_7

これでセルの値が50未満はセルの色が青、51以上はセルの色が赤になりました。

jyoukentukishoshiki_8

途中で間違えたり不要になったときは条件付き書式のルールの管理をクリックします。

jyoukentukishoshiki_9

このダイアログで修正削除、新規ルールの追加が可能です。ただ気を付けてほしいのは条件付き書式を設定しているセルを選択した状態でルールの管理をクリックしてください。何の表示されない場合は書式ルールの表示でこのワークシートを選択すると一覧表示されるます。

 

表のセルの文字の配置

ワードの表のセルの文字の配置

表を挿入した状態は文字と同じ分の高さしかありません。表の作成1参照してください。この場合文字の配置は左か中央か右しかありませんのでホームタブの段落から設定可能です。左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え参照してください。

表のサイズを変更すると文字サイズより高さのあるセルを作成できます。表の作成3参照してください。

表を挿入し端から数値を入力しました。表の右下の白い四角のハンドルをドラッグして表のサイズを変更しました。

hyouhaichi

表ツールのレイアウトの配置に文字の配置を設定するボタンが9つあります。1つのセルを9分割してそれぞれにボタンを設定したイメージでしょうね。

hyouhaichi_1

文字サイズを少し大きくしてそれぞれのボタンをクリックした結果です。

hyouhaichi_2改行とスペースで調整しているの見たことありますが、こちらの方がスマートな気がします。

オートフィル4

オートフィルには既定のユーザー設定リストがあります。決まったパターンはオートフィルで連続データとして入力できます。オートフィル3参照してみてください。

初期設定されているユーザー設定リストは以下の通りです。

autofill2

11個一緒にオートフィルします。

autofill2_1

意外と使い勝手のよさそうなものがないようですね。

autofill2_2

自分でユーザー設定リストを追加してみます。ファイルタブをクリックするとちょっと表示が変わります。一番下のオプションをクリックします。(ちなみに元のエクセル画面に戻るには、左上の左向き矢印をクリックします。)

autofill2_3

詳細設定をクリックします。右のスクロールバーを一番下まで下げるとユーザー設定リストの編集のボタンをクリックします。

autofill2_4

オプションのダイアログが開きます。ここで入力する場合はユーザー設定リストが新しいリストになっているの確認しリストの項目に入力していきます。一つずつ開業して入力し最後に追加のボタンをクリックします。

今回はすでにエクセルに入力されているセルをユーザー設定リストに指定します。下のリストの取り込み元範囲の空白をクリックします。

autofill2_5

エクセルにすでに用意してあるユーザー設定リストにしたいセルをドラッグします。

autofill2_6

元の画面に戻ってきますのでリストの項目を確認しインポートのボタンをクリックします。

autofill2_7

これで設定されましたので都道府県が連続データとして入力できます。

autofill2_8

もちろん北海道から始める必要はありません。そしてこれはエクセル自体に保存されますので新しいブックでも使用することが可能です。

autofill2_9

オートフィル3その2

オートフィルで月日の連続データを入力する

任意のセルにはじめとなる月を入力します。数値は半角英数で入力します。漢数字ではうまくいきません

autofill

月が入力されたセルを選択しフィルハンドルをドラッグします。(セルの右下の四角にマウスポインタを合わせマウスポインタの形状が黒十字になってからドラッグ)       autofill_1

任意のセルでドロップ(マウスのボタンを離す)します。

autofill_2

月の連続データが入力できました。同様に日付もやってみます。

autofill_3

うまくいきました。ちなみにもう少し多くのデータをオートフィルで入力してみます。月のセルと日のセル2つを選択しオートフィルをかけてみます。

autofill_5

月のデータは12月の月が1月なりましたが日の方は31日を超えて32,33とどんどん増えていってしまいます。月の方はエクセルのユーザ設定リストというところに設定されており1月から12月が繰り返されるようになっています。日付は大の月小の月、うるう年などがあるかか、設定されていません。

一つのセルに月と日を入力すればうまくいきます。

autofill_6

画像左上の名前ボックスにD1と表示されており、数式バーにはセルD1の値が表示されています。入力は1月20日としましたがエクセルは今年の1月20日と認識しています。数値と文字の組み合わせで数値だけが増えていくのではなく日付として1日ずつ増えていくことになります。うるう年の2月の月末もうまく表示されます。

表示上日付のみ表示したい場合いったん月日で入力し日付と認識させてからオートフィルを実行し表示形式を変更します。曜日の表示を参照してみてください。

表示形式を変更したいセルを選択し、ホームタブの数値のプルダウンからその他の表示形式を選択します。現状の表示形式が表示されますので種類の部分の月の表示を削除します。

d”日”

としておけば日付だけ表示されます。

autofill_7

表示形式はいろいろとありますが日付の表示は比較的簡単ですので挑戦してみてください。

autofill_8

文字間隔の設定

文字間隔の設定を行います。

つうじょうはページ設定で文字間隔を設定しますが、ここで設定した内容はページ全体に影響を与えますので特定の部分のみ文字間隔を広げたり狭めたりするのにはうまくいきません。行間については行間の設定を参考にしてください。

単純なのは均等割り付けですね。選択した文字列を表示したい文字数できれいに割り振ってくれます。

mojikan

参加費という3文字を選択し6文字分で均等割り付けしました。参という文字と費という文字までが6文字分の間隔になります。

文字間隔を設定します。設定する文字を選択しホームタブのフォントの右下の矢印をクリックします。フォントのダイアログが開きますので詳細設定を選択します。間隔の数値を8ptに設定しOKボタンをクリックします。

mojikan_1

参加費の文字間が広がりました。8ptにはちょっと見えないですけど文字と文字の間隔が広がりました。文字間隔はすべての文字の後ろに間隔がつくようで最後の文字の後ろにもスペースがつくところが均等割り付けと違うようです。

指定できる数値は正の数のみでマイナス値は設定できませんでした。文字だけではなく段落にも設定できます。

単位がPTなので8ptの設定では、きっちりとした文字数(10.5ptの文字に対して)合わせはできていません。下記の表示はグリッド線を引いてみるを参考にしてください。

mojikan_2