月別アーカイブ: 2013年12月

スタート画面のInternet ExplorerのタイルをクリックしたときにデスクトップのIEで表示される

windows8かたスタート画面にウィンドウズストアアプリとデスクトップアプリのパネル(タイル)が表示されています。(画像はwindows8.1)

win81start

ウィンドウズストアアプリとデスクトップアプリについて

スタート画面にある、インターネットエクスプローラーのパネル(タイル)はウィンドウズストアプリなので、全画面で表示されるます。しかし、IE(インターネットエクスプローラー)以外のブラウザを既定のブラウザに設定するとデスクトップが表示され、デスクトップアプリのIEが起動します。

これはある意味便利だと思うのですが、意図せずこうなってしまった場合はIEを既定のブラウザにすればもとのようにウィンドウズストアアプリのIEが起動します。

IEを起動します。画面右上の歯車のアイコンをクリックします。(画像はwindows8.1 IE11)

IEインターネットオプションをクリックします。

IE_1

オプションのタブをクリックします。Internet Explorerの開き方から『Internet Explorerを既定のブラウザーにします』をクリックします。下記のウィンドウが開きます。(コントロールパネル、既定のプログラム、既定のプログラムを設定するでも同じです。)

IE_2

左のプログラム一覧からInternet Explorerをクリックし右下のすべての項目に対し、既定のプログラムとするをクリックしOKボタンをクリックします。

これでスタート画面のInternet Explorerのパネル(タイル)をクリックしたときにウィンドウズストアアプリのIEが開くようになります。

デスクトップにショートカットアイコンを作成

window7まではスタートボタンがあったのでスタートボタンからアプリを選択してクリックする代わりに、マウスの右ボタンでドラッグしてデスクトップにドロップすることでデスクトップにショートカットアイコンを設置することが可能でした。

windows8以降はスタート画面がデスクトップと別になったのでスタート画面からのドラッグでのショートカット作成はできなくなりました。

まずショートカットアイコンを作成したいアプリを表示させます。

すべてのアプリを表示する(windows8)すべてのアプリを表示する(windows8.1)参照

アプリのアイコン上で右クリックします。(画像はwindows8.1)

win81start_8

下にメニューが表示されます。上の画像はすべてのアプリを表示させた状態ですのでスタート画面に表示されていないアプリもあります。

下のメニューの一番左の『スタート画面にピン留めする』はスタート画面にアプリを表示したいときにクリックします。電源を入れてスタート画面が表示されたときにそのアプリは表示されています。逆にスタート画面からアプリのアイコンを消したいときはスタート画面のアプリのアイコン上で右クリックすると同じようなメニューが表示されるので一番左の『スタート画面からピン留めを外す』をクリックします。

また、デスクトップのショートカットアイコンとは違いますがタスクバーにアプリのショートカットを作成したい場合は左から2番目の『タスクバーにピン留めする』をクリックします。(上の画像はすでにピン留め済みなので外すアイコンが表示されています。)

デスクトップにショートカットアイコンを作成する場合はメニューの右にあるファイルの場所を開くをクリックします。

 

win81start_9

デスクトップが表示されアプリのあるフォルダが開かれます。そして、アプリのショートカットが選択されています。これをこのままドラッグしてデスクトップに移動してしまうとスタート画面からの起動に失敗するので、マウスの右ボタンでドラッグしデスクトップ上でドロップします。

win81start_91

ショートカットの作成か移動かなどを聞いてくるのでショートカットの作成をクリックします。

win81start_92

デスクトップにショートカットアイコンが作成されました。

行間の設定

マイクロソフトワードでの行間とはその行と次の行との間隔というよりも、1行の高さと考えるとわかりよいと思います。

マイクロソフトワードでの行間はその行の文字の高さも含まれます。(画像はword2013)グリッド線の表示方法は後述します。また、以下の説明はインデントと行間隔の設定で1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせるにチェックしている(初期設定の)場合です。

betweenline

行間の設定の単位は通常『行』になります。

betweenline_1

 

ただ注意が必要なのはマイクロソフトワードの初期設定では文字サイズが10.5ptになっていますが、文字サイズを8ptや12ptに変更しても行間は変わりません。

betweenline_2

 

マイクロソフトワードの行間の初期設定は18ptです。

※ pt(ポイント)は1インチを72等分したものです。72ptにすると1インチの2.54cmの大きさになります。

文字サイズが14ptから行間は自動で2(2行分の36pt)になります。

betweenline_3

 

さらに28ptからは行間は自動で3になります。

ということでマイクロソフトワードの行間は初期設定では18ptであり、14pt未満までは文字サイズに影響を受けない。また、行間の単位は『行』です。

行間の設定で段落の行間と、段落前、段落後の間隔が設定できます。

word2007,word2010,word2013

ホームタブの段落から行と段落の間隔をクリックします。プルダウンから適切な間隔を選択します。(画像はword2013)

betweenline_4

 

プルダウンメニューの2.0を選択すると行間が2に設定されます。また、段落前に間隔を追加や段落後に間隔を追加で段落の前や後ろに間隔を取ることができます。よく間隔をあけるためにエンターキーを連続で叩き空白行を追加して間隔を取ることがありますが、これを使えば無意味な段落なしで段落間の間隔を設定できます。

また、行間のオプションをクリックすると詳細設定が可能です。

betweenline_5

リボン(ホームタブの段落の行と段落の間隔)のプルダウンからでは段落前、段落後、段落の行間は1つずつしか変更できませんでしたが、インデントと行間隔のダイアログボックスでは3つ同時に変更できます。

段落前と段落後は効果の現れるところは違いますが設定方法は同じです。スピンボタン(小さい三角のボタン)の上をクリックすると0.5行単位で段落間に余白を取れます。この時の行の値は初期設定で18ptになります。文字サイズが大きくても関係ありません。また、下ボタンをクリックしていき0を超えると自動という設定があります。自動を選ぶと文字サイズにより段落間の余白の大きさが自動で変わります。

これはページレイアウトタブの段落からも設定できます。

word2007,word2010,word2013

betweenline_6

 

少しわかりづらいのが行間のプルダウンです。1行、1.5行、2行というのは文字通り行間1行、1.5行、2行のことです。これは18pt固定ではなく上記の原則どおりに文字サイズにより1行の大きさが変わります。

また、倍数というのもスピンボタンで0.25単位で任意の数値(行)を設定できます。

betweenline_7

固定値は行間隔を任意のptで指定するものです。10.5ptに対して10.5ptを設定すると、行間は文字の高さ込みなので次の行との間隔が数値上0になってしまいます。

betweenline_8

 

(10.5ptはスピンボタンでは出てきませんので手入力で10.5と入れました。)これは、フォントズを変更しても行間は変わりませんので、行間設定変更後10.5ptより大きな文字を設定してしまうと文字全体が表示されなくなってしまいます。(下図は行間10.5ptに対してフォントサイズを18ptに設定したものです。)

betweenline_9

 

固定値を設定すると任意の行間が設定でき、数値も把握できるので段落の行間の指定は固定値がわかりやすいのですが、文字サイズを変更したときも固定値なので行間は変化してくれません。

最小値を選択するとどうでしょうか。下図は文字サイズを26ptにし、行間隔を最小値にし、20ptを設定したものです。

betweenline_10

 

固定値の場合は文字サイズに関係なく行間隔で設定した数値の行間隔になりましたが、最小値を選んだ場合は行間隔より文字サイズが大きい場合も文字が重なったりしません。

betweenline_11

 

文字サイズを14pt未満にすれが行間隔は初期設定では18ptになりますが、最小値で行間を20ptにしていますので行間が20ptより小さくなることはありません。

ということで行間の最小値を選んだ場合は行間は指定した数値より少なくなることはないが、文字サイズが大きいと、指定したサイズより大きい間は自動で行間を大きくする。ということになります。

※ 文字サイズとフォントサイズと表記ゆれがありますが、どちらも同じものを指しています。

word2000,wordXP,word2003

行間のボタンは書式のツールバーの行間のボタンかメニューバーの書式から段落をクリックでダイアログボックスを表示できます。

betweenline2003 betweenline2003_1

 

 

グリッド線の表示方法

word2007,word2010,word2013

ページレイアウトタブの配置から配置のボタンをクリックするとグリッド線の表示があるのでそれをクリックします。

grid

word2000,wordXP,word2003

メニューバーの表示をクリックしグリッド線をクリックします。

grid2003

 

初期設定(デフォルト)の行間隔を変更する。

行間隔は初期設定では18ptとなっていますがページ設定の文字数と行数の行数の行送りがその値となっています。ここを変更すれば行間の初期値が変わります。

ページ設定の表示方法

word2007,word2010,word2013

ページレイアウトタブのページ設定の文字の右にある右斜め下を指している矢印のボタンをクリックするとページ設定のダイアログボックスが表示されます。

betweenline_12

betweenline_13

 

ページ設定のダイアログボックスの行数の行送りを変更します。

word2000,wordXP,word2003

メニューバーのファイルをクリックしページ設定をクリックします。

betweenline2003_2

 

ページ設定のダイアログボックスが表示されますのであとは同じです。

※ 行間をptで変更した場合(固定値と最小値)広がる行間は文字の上の余白になります。段落前と段落後が同じ設定でも段落後が狭くなることがあります。

左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え

段落の左を段落の左インデントに揃えるのが左揃えです。同様に右揃えは段落の右を右インデントに揃えます。中央揃えは文字列の中央を左インデントと右インデントの中央に揃えます。
両端揃えは文字列が左インデントと右インデントの幅よりも長くなった時に左端と右端がともに両インデントでそろいます。(マイクロソフトの定義ではありません。

word2007,word2010,word2013

下の画像のホームタブの段落に(赤枠部分)左から左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え、とボタンが並んでいます。(画像はword2013)

align

『平成25年12月22日
e-yan.net
ワード担当』

の3行が右揃えです。

『お客様各位』

は両端揃え

『サイト開設のお知らせ』

は中央揃えになります。

理解しづらいのが左揃えと、両端揃えです。

拝啓の下にある段落は両端揃えになっています。行頭はもちろんそろっていますが、行末の『、』と『を』がそろっています。

左揃えとある下の行は、左揃えを設定し上記と同じ文章をコピーしています。行頭はもちろんそろっていますが、1行目の行末が空白になっており行末がそろっていません。次の行の『り』を空白に持ってくると『り』の次の文字の『、』を次の行の頭に持ってこなければなりません。しかし、行頭に句読点が来るのはおかしいので『り、』をまとめて次の行にもっていっています。

両端揃えは、そのようなことがないように見た目おかしくないように他の句読点などで文字間を調整して両端がそろうように調整しています。

align_2

なお、行末まで文字列がない場合は左揃えも、両端揃えも同じように表示されます。

word2000,wordXP,word2003

書式のツールバーにボタンは左から両端揃え、中央揃え、右揃えと並んでいます。左揃えは利用頻度が少ないためか初期設定では表示されていません。(画像はword2003)

align2003

ちなみにショートカットキーはword2000から共通ですので覚えておけばボタンがなくても困りません。

左揃え    CTRL+L
中央揃え    CTRL+E
右揃え    CTRL+R
両端揃え CTRL+J

右インデント

右のインデントは1つしかありません。段落全体の右端を設定できます。

右インデントは水平ルーラーの右下段のの5角形の印(上がとがっています。)です。ドラッグで位置を設定できます。段落全体に有効です。

indent_3

余り、使いどころはないかもしれませんが段組みを設定すると各段にインデントが設定されますので、微調整に覚えておいて損はないと思います。

 

左インデント

段落を1行目インデントとぶら下げインデントの関係を保ったまま、左右に移動することができます。

1行目インデント ぶら下げインデント を参照してください。

左インデントは水平ルーラーの左一番下の四角いボタンです。ドラッグで位置を設定できます。段落全てです。1行目インデントとぶら下げインデントの関係は保たれます。(画像はwrd2013)

indent_2

 

 

右揃えだと時数が違うと右揃えにした文字の左がそろいません。左をそろえたまま右方向に字下げをしたい時に、活躍すると思います。複数行選択しておいて左インデントを設定するときれいにそろいます。

1行目インデント、ぶら下げインデント、左インデント、右インデントはいずれも縦書き時にはありません。

 

ウィンドウズストアアプリ終了方法

ウィンドウズ8からスタート画面が設定されました。スタート画面にはウィンドウズストアアプリとデスクトップアプリが表示されています。デスクトップアプリはマイクロソフトワードのように従来通りデスクトップが表示されデスクトップ上で稼働します。終了もウィンドウの右上に×印の閉じるボタンが表示されクリックで終了できます。

ウィンドウズストアアプリは全画面表示され右上に終了のボタンがありません。

win81start_50

マウスポインタをディスプレイの一番上に移動するとマウスポインタが手の形に変わります。(タッチスクリーンだと変わらないかもしれません)hand
win81start_51

マウスの左ボタンを押すと少しアイコンが変わります。(指が曲がり掴んでいるようなイメージ)hand2win81start_52

マウスポインタが掴んでいるような形に変わったらドラッグして画面の一番下まで持ってきます。

win81start_53

小さくなったらドラッグ終了です。

これでウィンドウズストアアプリが終了です。

既に開きっぱなしのウィンドウズストアアプリはデスクトップでもスタート画面でもマウスポインタをディスプレイ左上角あたりに移動するとアプリまたはデスクトップ画面が小さく表示されます。

win81start_54

そのままクリックすると小さく表示されている画面に変わります。また、左上にあるマウスカーソルを下に下げると開いているウィンドウズストアアプリが一覧表示されます。

win81start_55

終了は終了したいウィンドウズストアアプリの小さい画像の上で右クリックします。閉じるのボタンが表示されるのでクリックします。

win81start_55

 

 

ぶら下げインデント

段落の1行目以降の字下げを設定します。

1行目インデントを参照してください。

1行目インデントとぶら下げインデントは別個に設定できます。1行目インデントは文字通り1行目のみに有効ですが、ぶら下げインデントは段落の1行目以外すべての行に有効です。

ぶらさげインデントは水平ルーラーの左下段のの5角形の印(上がとがっています。)です。ドラッグで位置を設定できます。有効なのは段落の2行目以降すべてです。1行目インデントの影響をうけません。

burasage

ぶら下げインデントも1行目インデントと同じく通常の書式のようにエンターキーで全段落の設定をそのまま引き継ぎます。

フリック入力

windows8.1からフリック入力ができるようになりました。

win81_1

スマホでお馴染みのフリック入力ですが、windows8では対応していませんでした。8.1からはタッチキーボードで使用できます。タブレットでは最強かもしれません。そのうち、だれもローマ字入力しなくなるかもです。

外付けUSBパッドか何かでタッチスクリーンじゃなくてもフリック入力が使える製品待ってます。

デスクトップアプリの場合タスクバーのタッチキーボードのボタンをクリックします。

touchkeybord

タスクトレイの左端のキーボードのイラストのボタンです。このボタンが表示されていない場合はタスクバーの上で右クリックし表示されるメニューのツールバーをポイントしタッチキーボードをクリックします。

タッチキーボードのボタンをクリックすると前回使用したタッチキーボードが表示されます。

touchkeybord_1

qwerty配列のキーボードが表示されフリック入力のキーボードではない場合は表示されたキーボードの右下のキーボードマークをタップ(クリック)します。

touchkeybord_2

上に4つキーボードの種類が表示されます。左から、qwerty配列、フリック入力、手書き、タッチキーボードの終了となりますので左から2番目のフリック入力用のキーボードを選択します。

touchkeybord_3

これでスマホと同様にフリック入力が可能になりました。

左のABCの右の点が縦に3つ並んでいるところでキーボードのサイズの変更が可能です。

touchkeybord_4

ウィンドウズストアアプリの場合はタスクバーが表示されませんのが文字入力可能なエリアでは自動でタッチキーボードが表示されるようです。(タッチスクリーン搭載の場合。環境がありませんので未確認)もしくは設定チャームを開き(ウィンドウズキー+I)右下のキーボードのボタンからも起動できるようです。(これも未確認です。)

touchkeybord_5

いずれもフリック入力はwindows8.1からです。

surface2最強です。

Window8.1を終了する(電源を切る)

windows8.1はwindow8を終了する(電源を切る)と同様に設定チャームからシャットダウンが行えます。

windows8からwindows8.1の大きな変更点はスタートボタンの復活だと思います。ただし、windows8.1のスタートボタンは今までのスタートボタンとは少し異なるものです。スタートボタンをクリックしてもメニューが表示されるわけではありません。スタート画面からはデスクトップ画面が表示され、デスクトップ画面からはスタート画面が表示されるだけです。

シャットダウンのためにスタートボタンを利用する場合はスタートボタンの上で右クリックします。

win81shutdown

今までのスタートボタンをクリックした様子とは違いますが、下から2番目にシャットダウンまたはサインアウトというところをポイントすると右にシャットダウンが表示されますのでクリックします。

つい癖で終了するときにスタートボタンをクリックしてしまいますが、右クリックです。

このスタートボタンを右クリックして表示されるメニューですが、ショートカットキーで表示できます。

ウィンドウズキー+x

キーボード左下のウィンドウズの旗のキーとX(エックス)を一緒に押すとスタートボタンを右クリックしたのと同じになります。

windowsXPまではシャットダウンをする時に、ウィンドウズキーを叩くとスタートボタンをクリックしたのと同じになるので、

ウィンドウズキーを叩く。Uのキーを叩く。再度Uのキーを叩く。

で終了できてとても便利だったです。vistaやセブンではウィンドウズキーでスタートボタンクリックと同じまではいくのですが、Uのキーを叩くとUから始まるアプリを検索するのでうまくいきませんでした。

windows8.1はウィンドウズキー+X U U

で簡単終了できます。

ちなみにwindows8でウィンドウズキー+Xで同じようにメニューが表示されますが残念ながらシャットダウンまたはサインアウトはありません。

win8shutdown