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ワードの赤い波線

気にしなければ印刷されませんので、完全無視でいいのですが何らかの警告なので気になりますよね。

自動文章校正という機能が働いていまして、入力間違いをチェックしてくれるというありがたい機能です。しかしながら、正しく入力していても警告してくることがあるので気になるかもしれません。

50音の入力練習の時によく質問されます。一応、自動文章校正という機能で入力間違いではないですか?と注意を促してくれる機能ですが、印刷されませんので無視してください。と説明?してます。

そうするとこれで終わってしまうのでもう少し。

本当に入力間違いなら訂正してください。そうでないなら赤い波線を消してしまいましょう。赤波線の上か左右にカーソルを移動して右クリックします。無視を左でクリックします。赤波線が消えます。

間違っていない、もしくは、間違っていたとしても赤い波線をすべて消したい場合、1つずづ右クリックして無視していくのは面倒です。その場合は無視の代わりに2つ下の文章校正をクリックします。または、校閲タブの文章校正のスペルチェックと文章校正をクリックします。(F7キーが一番早いかも)

無視のボタンとルールーを無視とありますのでルールを無視をクリックします。一気に赤い波線が消えました。

ファイルのオプションからこの機能を無効にすることもできますが、(詳しくはスペル チェックと文章校正を行うの下の方)一応本当に打ち間違いの時にも警告されませんので都度消していただくか、目視確認後無視していただくのがおすすめです。

横倍角

今時、使うことってないでしょと思っていました。ワープロ時代によく使っていました。横幅だけが2文字分の幅(普通の文字の倍)になる文字装飾です。

回覧の文字が横倍角になっています。フォントサイズが10.5ptのままですので下の行の文字の横幅の倍になっています。

行の高さが変わらずに文字サイズが大きくなった方がよいという場合があるそうです。

横倍角にしたい文字列を選択しホームタブの段落の拡張書式のボタンをクリックします。文字の拡張/縮小をポイントし200%をクリックします。横倍角なので200%になります。

任意の拡大率を選択してもらえば横方向に拡大縮小されます。その他をクリックすると倍率を手入力で変更することが可能です。1%から600%までの数値が設定できます。(ワード2016で確認)

ページ単位で移動

長ページの文章を編集していると紙の本のようにページ単位でペラペラと眺めたい時ってありませんでしょうか。

ワードの2010までは縦スクロールバーの下側にいくつかボタンが並んでいてページ単位での移動がボタンでできていました。

下向き三角が2つ重なったボタンがありました。上の丸いボタンでジャンプ先を指定できていました。

なぜかワードの2013からそのボタンがなくなってしまいました。(画像はワード2016)

ショートカットキーで実現できるのでショートカットキーを覚えてください。

次のページ Ctrlキー+PageDownキー
前のページ Ctrlキー+PageUpキー

です。PageDownキーはPgDn、PageUpキーはPgDnと表示されているかもしれません。またノートパソコンでは矢印キーなどと共存しているかもしれませんのでFNキーなども同時押ししないといけないかもしれません。

ちなみに、

Ctrlキー+Homeキーで1ページ目の先頭
Ctrlキー+Endキーで最終行

に移動します。

PageDownキーだけですと今表示されている行の下の行が一番上になるように移動します。長文を読んでいくとき便利です。PageUpキーはその反対です。

 

音声読み上げ

ワードの文章を音声で読み上げてくれる機能があります。ただし、OSや、ワードのバージョンによりうまくいかないことがあるようです。

初期設定の状態ではボタンがありませんのでボタンを表示させます。

ファイルタブをクリックしオプションをクリックします。

リボンにボタンを追加しても構いませんが、どのリボンが選択されていも読み上げが実行可能なようにクイックアクセスツールバーに読み上げのボタンを追加したと思います。クイックアクセスツールバーを選択します。

コマンドの選択ですべてのコマンドを選択します。沢山出てきますのでおそらく下の方(図を参照してください。)に読み上げというコマンドがありますのでクリックして選択し画面真ん中の追加のボタンをクリックします。OKボタンをクリックします。

音声で文章を読み上げさせるには読み上げ対象の文章を範囲選択し、クイックアクセスツールバーに追加した読み上げのボタンをクリックします。

いわゆる誤読については修正の方法がないように思います。ひらがなに変更するしかないようです。ルビを振っていると全く読まずに飛ばすようです。また、英語始まりだと言語が英語として認識されるようで日本語は全く無視されるときがあります。

その他、いろいろ思うようにいかないことがありますのでこんなこともできる程度でお願いします。以下の動画はTTSを使ってエクセルのオートサムの使い方を説明した動画です。

Windows8以降のOSでは標準で合成音声がインストールされているようですがうまく日本語で読み上げてくれない場合は別途TTS(Text-to-Speach)をインストールする必要があると思います。複数言語の TTS で読み上げ機能を使用するから他の言語のTTSを追加するで、日本語を選択してみてください。

その他の参考リンク

Office 2003 および Office 2007 の読み上げ機能で使用する音声を変更する方法

読み上げコマンドが表示されない

日本語音声合成エンジンのご提供について

文字間隔の設定

文字間隔の設定を行います。

つうじょうはページ設定で文字間隔を設定しますが、ここで設定した内容はページ全体に影響を与えますので特定の部分のみ文字間隔を広げたり狭めたりするのにはうまくいきません。行間については行間の設定を参考にしてください。

単純なのは均等割り付けですね。選択した文字列を表示したい文字数できれいに割り振ってくれます。

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参加費という3文字を選択し6文字分で均等割り付けしました。参という文字と費という文字までが6文字分の間隔になります。

文字間隔を設定します。設定する文字を選択しホームタブのフォントの右下の矢印をクリックします。フォントのダイアログが開きますので詳細設定を選択します。間隔の数値を8ptに設定しOKボタンをクリックします。

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参加費の文字間が広がりました。8ptにはちょっと見えないですけど文字と文字の間隔が広がりました。文字間隔はすべての文字の後ろに間隔がつくようで最後の文字の後ろにもスペースがつくところが均等割り付けと違うようです。

指定できる数値は正の数のみでマイナス値は設定できませんでした。文字だけではなく段落にも設定できます。

単位がPTなので8ptの設定では、きっちりとした文字数(10.5ptの文字に対して)合わせはできていません。下記の表示はグリッド線を引いてみるを参考にしてください。

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文字の背景色

ワードで基本的なことですがご紹介していませんでした。文字の背景を塗りつぶす方法です。

焦るとどこだったか忘れてしまいます。書体、文字サイズ、文字色はホームタブのフォントの中にあるのでついそこを探してしまいます。フォントの中に蛍光ペンがあるので蛍光ペンでごまかしてしまいそうになります。

ホームタブの段落に塗りつぶしというボタンがあります。バケツ(ペンキの容器?)が傾いたような画像のアイコンです。

背景色を変更したい文字を範囲選択して塗りつぶしにアイコンをクリックしてカラーパレットから任意の背景色を選択します。

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背景色を消したいときは同様に選択して色なしをクリックすれは背景色を消すことができます。

1ページに収める

何とか1ページに収める

プリントアウトする場合数行で2ページになってしまうと一覧性やコストパフォーマンスが悪くなることがありますね。何とか1ページで納める方法は、いくつもありますが簡単で効果的なものをご説明します。

下のように2ページになってしまったものを1ページに収めたい場合、いくつか方法がありますがレイアウト(画像の大きさ)を変更せずに1ページに収めてみます。

pageyohaku pageyohaku_1単純に1ページに入る文字数(行数を増やすことができれば)何とかなりそうです。あと4行入ればいいというわけです。

ページレイアウトタブの右下の矢印をクリックしてページ設定を表示して行数を増やす方法があります。

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ページ設定のダイアログの文字数と行数タブの行数を増やせばうまくいきそうなのですが、今回はうまくいきません。これは行送りといわれる行間を調整するですが、画像があるとことは行間を狭くしても画像自体が小さくなるわけではないので(今回画像の割合が大きい)1ページは収まりません。

pageyohaku_3ならば、余白タブで調整することで上下の余白を狭くして1ページの行数を増やす方法があります。もちろん正解なのですが、余白タブで数値指定ではなくページを確認しながら進めます。

ルーラーが表示されているかどうか確認します。表示タブの表示のルーラーにチェックがついているかどうか確認します。垂直ルーラー(縦のルーラー)はチェックがあっても表示されていないことがありますのでページの中をクリックしてカーソルがある乗田にしてみてください。

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ルーラーの色が変わっているところにマウスをポイントすると上下のポインターの形状が、白矢印になり上余白と表示されます。

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上に向かってドラッグすると上余白が減ります。

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同様にページの下側の下余白をドラッグで狭くします。

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うまく1ページに収まりました。全体を確認して上余白とした余白のバランスを確認して出来上がりです。

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あまり余白を詰めすぎると印刷で切れてしまうことがありますのである程度まで市が対応できません。

さらに左右の余白を狭めることで2行が1行で収まったりする場合はうまくいくかもしれません。ただ、左右はインデントのマーカーが(特に左)動いてしまい少し手間はかかるかもしれません。

オンラインプレゼンテーション

ワード2013はオンラインの機能があります。

オンラインプレゼンテーションという機能があります。インターネットを介してローカルにあるワードファイルの内容を特定の人に公開できるという機能です。公開された側の人はブラウザで閲覧しますのでワードが不要だというのが特徴です。

また、公開側でファイルを更新すればブラウザ側でリロードされて更新が反映されるのもプレゼンテーションの名前にふさわしいと思います。

ワードでマイクロソフトアカウントにログインします。WordOnline(officeonline)を使うようですのでマイクロソフトアカウントでログインしておく必要があるようです。

ワードのメニューのファイルタブをクリックし共有をクリックします。

 

onlineオンラインプレゼンテーションを選択しオンラインプレゼンテーションのボタンをクリックします。

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公開先のアドレスが表示されますのでこれを相手に伝えればこのアドレスをブラウザに入力すれば今自分がワードで開いているファイルと同じものが閲覧できます。

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アドレスが長いのでメールで送信になると思われます。一番下のメールで送信をクリックすると既定のメーラーが起動します。

最後にプレゼンテーション開始のボタンをクリックします。

ブラウザでワードファイルが表示されています。縦書きで画像を配置したちょっといやらしいものを選択したのですが、きちんと表示されているようです。ただローカル側の書体は別途インストールした書体でしたのでそれは反映されておらずMS明朝で表示されているようです。

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ローカル側ですが、左上の編集のボタンをクリックするとカーソルが効くようになり編集可能になります。(編集ボタンをクリックしないと入力や削除が無効にされます。)

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ホームタブや挿入タブなどの通常のタブが表示され編集できるようになります。今回は末尾に茶碗蒸しを追加して再開のボタンをクリックします。

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するとブラウザ側は自動でリロードがかかって更新されました。

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後は、マイクロソフト一押しの無料通話ソフトのスカイプなどと組み合わせると便利かもしれません。

もちろんローカル側でワードを終了してしまうとブラウザで見られなくなりますのでメールでファイルの添付や印刷物の送付などとうまく使分けると一層便利かと思います。

word2016にも継承されています。

縦書きの時数値なども縦にする

縦書きの中に横書きを入れる

縦書きの時、数字を漢数字として使う場合はしっくりとくるのですがアラビア数字(算用数字)で使う場合は横になったような感じで少しおさまりが悪い時があります。これを無理やり横に並べる方法があります。

tate_2-1縦中横

縦中横というものです。読み方は「たてちゅうよこ」です。私はずっと「たてなかよこ」と思っておりました。今でもよく迷います。個人的には非常に気持ち悪い読み方です。湯桶読み?湯桶重箱読み?よくわかりません。

縦中横にする数値を範囲選択し、ホームタブの段落の拡張書式をクリックし表示されるメニューから縦中横をクリックします。

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縦中横のダイアログボックスが表示されますのでそのままOKボタンをクリックです。

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数値だけでなくDVDとかONだとこのアルファベットなども使えます。縦中横は行の幅に合わせる方がおさまりがいいのですが、3文字くらいに収めるのがいいと思います。それ以上はつぶれて読みにくくなります。行の幅に合わせるのチェックを外せば、文字はつぶれませんが、そこだけ横書きになったようなりその行だけ幅が広くなってしまいます。

 

ワード縦書き

マイクロソフトワードは縦書きに対応しています。

縦書きにするの簡単です。ページレイアウトタブのページ設定の文字列の方向をクリックし縦書きを選択するだけです。

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通常ワードは用紙サイズA4で、用紙が縦、横書きですが、文字列の方向で縦書きを選択すると用紙がの向きが横に自動で変更されます。用紙の向きを横にしてから縦書きを選択すると用紙の向きが縦になりますので注意してください。

縦書きではインデントが使えない?

私が、縦書きにして一番困るのはタブの種類を変更する左上のボタンがなくなって、左インデント、ぶら下げインデント、右(下)インデントのマーカーが消えてしまっていることです。

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これは非常に困ります。

下記のような行頭がインデントしているような文章は作りにくいです。

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第1条の条文に合わせて頭をそろえると1行で収まっている間はタブでうまくいきますが、複数行にまたがる文章は頭が一番上になってしまいます。

こういう場合はぶら下げインデントを使用すれば簡単なのですが、縦書きにしてしまうとぶら下げインデントのマーカーが消えてしまって使えません。いきおい、全角スペースで賄ってしまいそうですがやめておきましょう。文章の変更や打ち間違いで面倒なことになりそうです。

横書きでレイアウトしましょう。

このようなときは横書きにして普通にインデントやタブを設定してから再度縦書きにすればうまくいきます。

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初めて縦書きにするときは多少不安がありますが、ワードは文字入力終了後一気にレイアウトを設定するのが手戻りが少ないと思います。まずはいったん横書きで入力してしまってから、横書きでレイアウトして縦書きで確認の繰り返しお行えば、縦書きでもうまくレイアウトできるはずです。