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クリックアンドタイプ

クリックアンドタイプという機能は、ダブルクリックで任意の場所にカーソルを出現させて文字入力等をすることができます。現在の文末から10行ほど下から文章を打ち始めたい場合など10回エンターキーを叩かなくてもダブルクリックで代用できます。

ダブルクリックする場所により

  1. 1行目インデントが効いた(1時字下げ)状態
  2. 左揃え(両端揃え)
  3. 中央揃え
  4. 右揃え

の4つの状態のどれかが選択されます。どの状態が選択されるかはカーソルの形状で判断できます。

通常のアイビームの時は両端揃えです

字下げもされず、通常の位置から始まります。

1の1行目インデントが効いた状態の場合のカーソルは

 

 

上図のような形状です。この状態でダブルクリックすると

上図の様に1行目インデントが設定された位置にカーソルが表示されます。

2の左揃え(両端揃え)が効いた状態の場合のカーソルは

のような形状です。アイビームの右に左揃えのボタンのような図柄がついていますが、両端揃えになります。

通常のアイビームのカーソルの時と違うのは両端揃えですが左端から始まらないので任意のタブが設定されます。タブ1の任意のタブ位置を参照してください。

上図の様にダブルクリックした位置にカーソルが表示されタブが一つ挿入されタブの文字数が任意の(ダブルクリクックした)位置に設定されます。

3の中央揃えが効いた状態の場合のカーソルは

のような形状です。中央揃えは左右中央に文字列の中央が合うようになります。左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃えも参照してい見てください。

4の右揃えが効いた状態の場合のカーソルは

のような形状です。右端そろえの状態になります。

 

個人的には行頭あたりでマウスポインタが通常のアイビームの状態でダブルクリックして両端揃えの1行目インデントが効いていない状態で任意の場所にカーソルを作って文字入力後改めて中央揃えや右揃えを利かすの良いような気がします。

ただしいくつかの条件でクリックアンドタイプが使用できないことがあります。改ページされている場合や下書き、アウトライン表示の時、段組みなどです。

また、クリックアンドタイプは任意の場所にカーソルを持ってこられますが、何も入力しないと自動で入力された改行記号は消えてしまいます。

改ページ

文章がページの一番下まで来なくても新しいページを追加することが可能です。

文章作成中でもレイアウト中でもページを新しくしたいところにカーソルを持ってきます。

挿入タブのページのページの区切りをクリックします。カーソルの手前で現在のページが終了しカーソルの右側から新しいページが始まります。

うまくページごとに収めたい場合に文章量を計るのに便利です。

改ページされた側は変なところに改行の記号が表示されています。

ホームタブの編集記号の表示/非表示で編集記号を表示すると改ページを表す編集記号が表示されます。

どうも改ページは改ページ自体と改行が組み合わさっているようで改ページを削除しても改行が残ってしまうようです。

段落の頭から改ページした場合(上図)は改ページに左にカーソルを立ててDELETEキーを1度叩くと改ページはなくなりますが改行が残ってしまいます。

DELETEを1度した直後

更に面倒なのは段落の最後で改ページ、段落の途中で改ページをした場合です。カーソル位置で改行されてから改ページ、改行となるようです。文章作成中は当たり前で何の不都合もありません。ただ、改ページを削除し改ページ挿入以前の状態に戻すときはDELETEを3回行わないといけません。

たまにではありますが改ページがちょうどページ末の行に来た場合次のページが改ページだけの白紙のページになってしまうことがあります。

このような場合はどこかの改行が不要ですので改ページの左にカーソルを立ててBackSpaseなどでうまく調整してください。

深く考えても仕方ありませんので改ページ後に何らかの理由で元の状態に戻す必要のある場合は見た目でDELETE(BackSpase)キーを叩く数を調整してください。

改ページをよく使用する場合はCtrlキー+Enterキーがショートカットになっていますので便利です。

単語の登録

MS-IMEには単語登録機能があります。

よく使用するする単語で入力の手間がかかるようなものは単語の登録をしておけば便利です。

例えばこのサイト(ホームページ)のURLである

TOP


を入力する際、日本語入力をoffにしたりまたは、F10キーを使ったりそもそもアドレス忘れていたり。

http://e-yan.netをホームという文字に割り当ててほーむと入力して変換した結果に表示させようと思います。

IMEツールバー(言語バー)で右クリックします。表示されたメニューの単語の登録をクリックします。MS-IMEのバージョンによってはツールをクリックし表示されたメニューの単語の登録をクリックします。

単語の登録のダイアログボックスが表示されます。

単語の欄に最終表示させたい文字列を入力します。よみにはどのような入力でその単語を変換候補に表示させたいのかを入力します。

登録ボタンをクリックします。ほかにも単語の登録をする場合は引き続き単語とよみを入力していきます。

ただし、よみに指定できるのはひらがなと英数と記号ですので『ホーム』とカタカナで指定することはできません。

単語の登録の内容を変更したり削除する場合はユーザー辞書ツールから行えます。単語の登録のダイアログボックスの左下のユーザー辞書ツールをクリックします。

修正削除したい単語を選択して編集をクリックします。削除または変更を選択します。

 

文字コード

ワードで文字コード入力や文字コードを調べたりすることができます。

出来るというだけで使うことはないと思いますが。例えば下の図は編集記号の表示/非表示でスペースを表示しています。

ワードの白い四角 スペースにありますようにスペースは白四角で表示されますが点で表示されたり丸で表示されたりしています。

これらはみんなスペースです。一番下の白四角は普通のスペースです。下らから2つ目は半角のスペースです。ふつうのスペースのほぼ半分の大きさです。ふつうのスペースは半角スペースに対して全角スペースと呼ばれたりします。

半角スペースは日本語入力オフでスペースキーを叩いたときに入力されます。または日本語入力オンの時にShiftキーを押したままスペースキーを叩きます。

一番上の丸はノーブレークスペースというものです。Webページからテキストをコピーしたときなどに一緒にコピーされてくる場合があります。HTMLでの というやつです。Ctrlキー+Shiftキー+スペースキーで入力可能です。

スペースの説明になってしまいました。

スペースに限らず文字を範囲選択し右クリックし表示されたメニューから記号と特殊文字をクリックします。

そうすると選択された文字の情報が表示されます。

No-Break-Spaceという名前で文字コードは00A0でコード体系はUnicode16進(UTF16)でCtrlキー+Shiftキー+Spaceで入力できることがわかります。

ショートカットが割り当てられていますが文字コードで入力することも可能です。やっぱりあまり使いませんけど。

00A0と文字入力します。日本語入力オンの場合は00あ0の様に全角で表示されているかもしれません。

構わずF5(ファンクションキー)キーを叩きます。

文字コードに該当する文字に変換されました。

絶対に使いませんね。

図形の反転

図形の回転以外に、図形を反転(鏡像)することも可能です。

画像挿入後、画像を選択し図ツールの書式のオブジェクトの回転をクリックします。左右反転をクリックします。

うまく鏡像になります。

面倒なので普通はやりませんが、180度回転させてから上下反転でも同じことですね。

もちろん、図形(オートシェイプ)でも可能です。

矢印:環状は時計回りに矢印が向いていますが左右反転で反時計回りに矢印が向きます。

ワードの白い四角 スペース

ワードで文章入力時、または編集時に白い四角が表示されることがあります。これは『しかく』と入力して白四角□として変換したものとスペースキーで1文字分の空白を空けた場合があります。

白四角□は書体によりスペースキーの白い四角と全く見分けがつかないことがあります。

ペースキーで1文字分の空白を空けた場合はもちろん印刷されません。白四角は文字ですの印刷されます。

こんな紛らわしいことをわざとすることはないと思いますがスペースの白い四角を非表示にする方法をご説明します。

ホームタブの段落の編集記号の表示/非表示のボタンをクリックします。

これでも白い四角が残っている場合は□という文字が入力されているはずですので印刷プレビューで確認してください。

編集記号の表示/非表示のボタンをクリックし(ボタンが選択されていない状態ー背景色がない)で印刷プレビューで確認しても白い四角が表示されていないのに編集画面(ワードの通常の画面)で白い四角が消えない場合があります。

このような場合はファイルタブをクリックしオプションをクリックします。

Wordのオプションが表示されますので表示をクリックします。常に画面に表示する編集記号のスペースのチェックを外します。

これでスペースキーの白い四角を非表示にすることができます。

文章入力後に行頭でスペースキーを叩いた場合は1行目インデントになりますので晩秋の候の左のスペースはスペースキーで余白を調整しましたがスペースキーの白い四角が表示されることはありません。

図形の変形

挿入した図形(オートシェイプ)を変形させてみます。

大きさの変更、回転、塗りつぶしなどは図形の挿入(オートシェイプ)2を参照してください。大きさを変更することは変形することにはなりますがもう少し違う変形です。

スマイルの図形ですが口を表す線が直線になったり、逆カーブになったりしています。

図形(オートシェイプ)を選択した状態で表示されるハンドルに黄色いものがあります。これにより図形(オートシェイプ)の全体の大きさはそのままで変形させることが可能です。

この黄色いハンドルは図形(オートシェイプ)により全くないものや複数あるものなど様々です。

幾つか例を挙げてみます。

部分円ですがかけている円の角度が変更できます。

メモは右端の目くれた感じの部分の大きさを変更できます。

矢印:右では軸の太さと三角の部分の大きさを変更できます。

矢印:環状は黄色のハンドルが4つもありいろいろと変更できます。

他にもたくさんありますのでいろいろと試しておいていざというときに応用できるようにしておけば使い勝手も上がるかもしれませんね。

図形(オートシェイプ)の文字列を左上に配置

図形(オートシェイプ)に文字を挿入で図形(オートシェイプ)に文字列を挿入する方法をご説明しました。

図形(オートシェイプ)上で右クリックしてテキストの追加から文字列を挿入しましたが、office2010からは図形(オートシェイプ)上から直接文字が挿入できるようになりました。

図形(オートシェイプ)に文字列を挿入した最初の状態は文字列は左右の中央上下の中央に配置されています。

これはホームタブの段落の中央揃えから両端揃えに変更すれば左に来ます。

しかしホームタブの段落には上下の中央にするためのボタンがありません。図形(オートシェイプ)を選択します。自動で描画ツールの書式というタブが表示されますのでテキストの文字の配置から上揃えを選択します。

これで図形(オートシェイプ)に挿入された文字列を左上にそろえることができました。

文字の配置の機能もWord2010からになります。そもそもWord2007では初期値が左上揃えでしたので縦位置中央に困っておりました。

タブの表示

マイクロソフトワードでもエクセルでも共通なのですが、さらに言えばエクスプローラーでも共通ですがタブを表示してリボンを非表示にすることが可能です。

エクスプローラーでリボン表示

エクスプローラーでタブのみ表示(リボンの非表示)

マイクロソフトエクセルでリボン表示

マイクロソフトエクセルでタブのみ表示(リボンの非表示)

マイクロソフトワードでリボン表示

マイクロソフトワードでタブのみ表示(リボンの非表示)

エクセルのページでリボンを非表示にするでご紹介しているのですがエクスプローラーは右上の三角のような(^)ボタンをクリックすることで、ワードエクセルは右上の閉じるボタンの3つ左のリボンの表示オプションで変更できます。

または、Ctrlキーを押したままF1キーを叩くとリボンの表示非表示を変更することができます。

ワードやエクセルを初心者にお教えしているときに勝手にリボンが非表示になってしまったという質問が多く、『おそらく、Ctrlキーを押したままF1キーを押してしまった』のでしょうね。と説明しCtrlキー+F1キーで元に戻しておりました。

でも、Ctrlキーを押したままF1キーを押すなんてことがそうそうあるものだろうか?と思ってもいました。

アクティブなタブの上でダブルクリックすることでリボンが非表示になります。リボンが非表示の時いずれかのタブ(ファイル以外)をダブルクリックするとリボンが表示されます。

知りませんでした。と言う事で基本・共通操作、マイクロソフトエクセル、マイクロソフトワードに同じ記事を載せておきます。

文末脚注

マイクロソフトワードでは、脚注と文末脚注の2種類がありますが、表示される場所が違います。

脚注は各ページの下に表示されます。

文末脚注はワードファイルの最終行の下に表示されます。図(オートシェイプ)や文字列の折り返しで行内以外を設定された画像やグラフなどは文末脚注の下に移動できます。

脚注と文末脚注の使用法はボタンが違うだけで同じです。

文末脚注を設定したい単語または、文章の後ろにカーソルを移動させます。参考資料タブの脚注の文末脚注の挿入をクリックします。

文末に脚注の記号が表示されますので注釈を入力してください。

文末脚注は挿入したページの下ではなく最終ページの文章が終了した後ろにつきます。上の図の様に最後のページが空白行を含めて4行しかない場合は5行目のあたりに文末脚注が表示されます。

脚注と文末脚注の使用法はボタンが違うだけなので設定も共通です。参考資料タブの脚注の右下の右下を指している矢印の部分をクリックすると脚注と文末脚注のダイアログボックスが表示されます。書式の番号書式で算用数字やアルファベットローマ数字や漢数字など選択できます。