ホームページ上のリンクテキストをコピーペーストすると自動でハイパーリンクが挿入されますが、HYPERLINK関数をつかえば任意のリンク集が作成可能です。
リンクテキストを選択しコピーします。
エクセルに貼り付けます。
自動的にハイパーリンクが挿入されクリックでWebページが表示されます。
HYPERLINK関数
というものがありますので任意のWebページをハイパーリンクとして設定することが可能です。
東京の国会図書館をグーグルマップで検索しアドレスをコピーします。
このアドレスをエクセルのHYPERLINK関数の引数に指定したのですが、実はうまくいきません。コピーしたアドレスは
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92100-0014+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%8C%BA%E6%B0%B8%E7%94%B0%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%91/@35.6784238,139.7420466,17z/data=!4m13!1m7!3m6!1s0x60188c77b7e09299:0xea12c575e4a9a44d!2z44CSMTAwLTAwMTQg5p2x5Lqs6YO95Y2D5Luj55Sw5Yy65rC455Sw55S677yR5LiB55uu77yR77yQ4oiS77yR!3b1!8m2!3d35.6784238!4d139.7442353!3m4!1s0x60188c77b7e09299:0xea12c575e4a9a44d!8m2!3d35.6784238!4d139.7442353
ととても長いものになっていまして、エクセルの引数の文字列の長さ255文字を超えてしまいエラーになってしまいます。
ブラウザのアドレス欄は日本語表示の住所があるのですがURLエンコードなるものでアルファベットと数値に変換されてしまいます。
必要なのはグーグルマップのアドレスの一部
https://www.google.co.jp/maps/place/
とその後ろに住所(日本語でOK)があれば表示してくれます。
=HYPERLINK(“https://www.google.co.jp/maps/place/東京都千代田区永田町1丁目10−1”,”国会図書館”)
上の様になっていれば国会図書館という文字にハイパーリンクが設定されます。これをうまく利用すれば既存の住所録にグーグルマップのハイパーリンクを追加することが可能です。
以下のような住所録の場合、C列に住所、A列に名称があります。F列にハイパーリンクを設置するには
=HYPERLINK(“https://www.google.co.jp/maps/place/”&C2,A2)
としてあげれば完成です。第一引数の”https://www.google.co.jp/maps/place/”はグーグルマップのアドレスで決まり文句です。文字列ですのでダブルクォーテーションでくくってあげます。文字列の結合の&でC列のセルと結合します。
第2引数はA列の値をそのまま使います。グーグルマップとかの文字列がよければダブルクォーテーションで括って文字を入力してください。
あとはオートフィルでコピーしてあげればリンク集の完成です。
ハイパーリンクなのでブラウザで開けるものなら他のものでもうまくいきます。例えば50音入力表というPDFファイルをhttp://e-yan.net/pdf/romajikana.pdfに保存しています。このファイルに対してハイパーリンクを張ってみます。
=HYPERLINK(“http://e-yan.net/pdf/romajikana.pdf”,”ローマ字かな対応表”)
と入力することでエクセルからWeb上のPDFファイルに対してハイパーリンクを貼ることができます。更にローカル(自分のPC)のファイルもブラウザで表示しておいてそのアドレスをコピーすればハイパーリンクを挿入することも可能です。
ファイルの保存場所とファイル名が判ればブラウザで開くとは関係なくファイルのショートカットの様にハイパーリンクを設定することが可能です。
=HYPERLINK(“F:\Documents\excel\aaa.xlsx”,”aaaエクセル”)
の様に第一引数にファイルのパスを入れます。(エクスプローラーの上部にブラウザのアドレス欄のようなところがあるのでクリックすると現在エクスプローラーで開いているパスが表示されます。それをコピーし、更にファイル名もコピーします。)