月別アーカイブ: 2014年6月

原稿用紙2

ワードで原稿用紙は既に書きましたが、行末の処理がいまいち使いづらいものがありました。

禁則処理も、ぶら下げ処理もしないと行頭にカッコ閉じが来たり、句読点が来たりします。(図はword2013)

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禁則処理有、ぶら下げ処理有では下のように行末に空白が出来たり、行末からは見出したりします。

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禁則処理なし、ぶら下げ処理有では、やはり、行末がはみ出します。

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行末のカッコ閉じや句読点などのはみ出しだけ、行末の1マスに追い込んでくれたらよいのですが、ワードにはそういう機能はないようです。

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上の図のようになってくれたら、使うのにと思っておられる方も多いかもしれませんね。上の図は、ちょっとしたインチキです。

正攻法

正攻法かどうかわかりませんが、一つの方法として、原稿用紙を作成したのち、原稿用紙の機能を停止し行末の2文字の文字間隔を狭くするやり方があります。

原稿用紙設定をするとワードの多くの機能が使えなくなります。そこで原稿用紙設定後、原稿を入力し終えたら、原稿用紙機能を使えなくします。

禁則処理なし、ぶら下げ処理有の状態で文章を最後まで入力します。

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ファイルタブをクリックしオプションをクリックします。wordのオプションのダイアログボックスが表示されますのでアドインをクリックします。(下図)下の方の管理でCOMアドインを選択し設定ボタンをクリックします。

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Microsoft Word 原稿用紙アドインのちぇっくをはずしてOKボタンをクリックします。

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ページレイアウトタブをクリックすると原稿用紙のボタンがありません。原稿用紙機能が停止されているようです。

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ホームタブを見ると、使えない機能もありますが、フォントに関するものは使えるようになっています。

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追い込みたい文字2文字を選択します。

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ホームタブのフォントの右下矢印でフォントのダイアログを開き詳細設定を選択します。ページ指定で指定した1行の文字数を使用するのチェックを外して、OKボタンをクリックします。

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見事2文字が行末のマス目に納まっています。

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あとは、はみ出している行すべてで同じことをしておきます。

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うまくいきました。ちょっと最後の『晴れだろう。』の『う』の文字が左気味な気がしますが、丸がはみ出るよりはましかもしれません。

なんちゃって原稿用紙(インチキ版)

これは原稿用紙機能を使いません。ワードを20文字20行に設定し、禁則処理をしないようにします。句読点を半角にしない設定をして、透かし(ヘッダー領域)に原稿用紙の画像を設定します。そして行末のはみ出しは、均等割り付けで1文字分にする。という労力の割に、実入りの少ない方法です。

簡単に設定のみ表示しておきます。

ページ設定の文字数と行数を指定するにチェックを入れて文字数を20、行数を20、行送りを35pt(原稿用紙の画像に合わせるため)にしてOK

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ファイルタブ、オプション、文字体裁の禁則設定をユーザー設定にし、行頭禁則文字、行末禁則文字の中身をすべて消す。その後行頭禁則文字に句読点だけ入力。カーニングを半角英数のみにする。文字間隔の調整で間隔を詰めないにチェックを入れてOK

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あとは原稿用紙のあるファイルでヘッダー領域を触るのですが挿入タブからはグレーアウトしてクリックできませんので、ヘッダー領域をダブルクリックします。そうするとヘッダーフッターが触れるようになるので原稿用紙の画像をコピーします。そして現在作っている原稿用紙の設定をしているファイルでヘッダー領域をダブルクリックしてコピーした画像を張り付けます。いい具合に移動してください。

このような感じになります。

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このあと、行末の処理をしていきます。はみ出している句読点や次の行頭のカギかっこっ閉じを前の文字と2文字選択し均等割り付けで1文字にします。

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カッコ閉じも均等割り付けし、下のようになりました。丸が追い込まれてますが、『う』は左寄りになっていません。

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正攻法のメリットは普通に原稿用紙に入力して最終段階で操作をするだけなのでわりに簡単です。デメリットは原稿用紙の設定を停止した後、戻すのを忘れていたら、次回原稿用紙が使えないです。共有のパソコンなどでは、事情を知らない人が後で使うと、原稿用紙がないのでちょっとまずいことになるかもしれません。

なんちゃって原稿用紙のメリットは、原稿用紙設定を停止しないことと、ちょっとだけ行末の句読点がきれい(単なる主観)なことだけです。デメリットは面倒くさい。縦書きや、200字詰めなど4パターンもあるので(罫線の種類や色を入れたらかなりたくさん)すべてに対応は、超面倒くさい。

どちらも、1つずつ処理しないといけませんし、編集で行末でなくなっても、2文字はくっついていますので、逆の処理でばらしてあげないといけません。

あまり使いこんでいないので不具合があるかもしれませんがよろしかったお使いください。

 なんちゃって原稿用紙400字詰め横書きのダウンロード

 

透かしの設定

ワード文章の背景に文字や画像を入れることが出来ます。(図はword2013)

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文書の下の地の部分に緊急という文字が入っています。もちろん透かしは印刷もされます。複数ページにわたる文章でも1ページだけの文章でも、すべてのページに同じ透かしが入ります。(もちろん設定により変更も可能ですが)

透かしの挿入は、文章作成前でも、作成後でもいつでも可能です。

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デザインタブのページの背景から透かしをクリックします。いくつか例がありますので選択することが可能です。(word2013)

word2007とword2010はデザインタブがありません。ページレイアウトタブのページの背景から透かしをクリックしてください。

透かしを変更したい場合は、再度透かしをクリックし変更したい透かしをクリックします。透かしを削除したい場合は、透かしボタンをクリックし透かしの削除をクリックします。

透かしの例の中に使用したいものがない場合は、ユーザー設定の透かしをクリックします。透かしのダイアログボックスが表示されます。テキストのドロップダウンリストから選択できますが、現在表示されている文字を消して、透かしの文字を入力することが可能です。

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文字を打ち直します。

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色や文字サイズ、斜めにするかどうかなども設定できます。

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文字か図のどちらか一方しか入れられませんが、画像を透かしにしてみます。透かしのダイアログボックスで図の選択ボタンをクリックします。

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図のファイルのある場所を聞いてくるのでファイルを指定します。

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画像が文章の後ろに透かしとして入りました。(画像がよくわからないのでにじみのチェックを外しています。)

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画像を挿入してテキストの折り返しで背面にしているのと似ていますが、透かしは自動で全ページに入ります。また、通常の文字入力の状態では透かしは選択できませんので誤って動かしたり、消したりすることがありません。

原稿用紙

ワードで原稿用紙を使ってみましょう。

ワードには原稿用紙設定があり(word2007から)簡単に原稿用紙が作成できます。ページレイアウトタブの原稿用紙から原稿用紙設定をクリックします。

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原稿用紙設定のダイアログボックスが表示されますのでスタイルでマス目つき原稿用紙を選択します。

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文字数と行数では20×10か20×20が選択できるので20×20を選択します。あとはページのところで印刷の向きを選択します。縦を選択すると用紙が縦で、横書き。横を選択すると用紙が横で、縦書きになります。

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OKボタンとクリックすると原稿用紙が表示されます。

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原稿用紙に設定すれば升目に文字が配置されますが、ワードの機能の多くが使えなくなります。文字サイズの変更やスタイルの設定など、変更することで原稿用紙のマス目に収まらなくなるようなものは使えません。

ワードの原稿用紙を使用するうえで重要なこととして、禁則処理と句読点のぶら下げがあります。

禁則処理の代表例として、行の頭に句読点が来ない、カギカッコ閉じが来ない、などがあります。当たり前のことなので禁則処理を有効にしたいところです。

原稿用紙設定で禁則処理のみ有効にしました。

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1.禁則処理のみ行う。

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1行目は行末にカラのマスがあるのに勝手に改行されています。3行目も同じです。山々の『々』の文字が行頭に来ないよう山々の2文字を次の行にもってきています。また。カギかっこ閉じも行頭に来ないように2文字で改行されています。

2.禁則処理のチェックを外すと(句読点のぶら下げもチェックなし)

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行末にカラのマス目がなくなったのですが、カギカッコ閉じが行頭に来てしまいますね。『々』の文字ももちろん行頭に来ています。

3.句読点のぶら下げのチェックだけ入れてみます。

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カギかっこ閉じが行末に来ました。ただし、原稿用紙のマス目からはみ出しています。

4.禁則処理とぶら下げの両方のチェックを入れる。

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1、4の禁則処理がかかっている状態は行末にカラのマス目が来ることがあり、不自然な感じがします。

3のぶら下げ処理だけのものがよさそうですが、行末でカギカッコ閉じがマス目からはみ出しています。

4の何の処理もしないのがこの中では良いようですが、ぶら下げ処理をしないと行末に句読点が来たときに困ります。

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ぶら下げ処理をしないと行末の句読点が行頭に来てしまいます。

ワードの原稿用紙は、このパターンの中からしか選べませんので、ご自身で選択してください。

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このようにはなりません。

重複行の合算や削除 (フィルタ ピボットテーブル)

エクセルでデータ処理をする時に同じデータの行が現れることがあります。重複データの定義や重複データを見つけて何をしたいかにより多少方法は違うかもしれません。

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売れた順に商品名、単価、数量、合計を羅列した表だと思ってください。この中から重複しているものはどれでしょうか?例えばみかんは何度も出てきますが、単価が違うみかんがあります。みかんとしては重複していますが、商品としては別かもしれません。

数式や条件付き書式を使う方法もありますが、今回はフィルタを使用して、データを抽出します。

最初に、商品名の列にはどのような商品があるのか商品名だけだぶらないように取り出します。

商品名のデータの入っているA列のセルA1からセルA26まで範囲選択します。データタブの並べ替えとフィルターから詳細設定をクリックします。

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1列しか選択していないので警告が表示されますが、OKをクリックします。

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フィルタオプションの設定のダイアログボックスが表示されますので重複するレコードは無視するにチェックを入れてOKをクリックします。

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このデータが必要であればコピーして別のシートにでも張り付けてください。これで重複データが削除されたデータが手に入りました。

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元の状態に戻すには先ほどの詳細設定のボタンの上にクリアがありますのでクリックしてください。

単価が違うものは別商品としたい場合は初めの範囲選択に単価の列も含めて範囲選択すれば、単価が違えば重複レコードになりません。(列同士が隣り合っている必要があります。)

セルA26からB26まで範囲選択しフィルタオプションの設定で重複するレコードは無視するを実行し、A列で昇順に並べ替えました。

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チョコレートは単価が2種類みかんは4種類もやしは3種類あります。

では、結局みかんの総売り上げはいくらでしょうか?また、単価の違う商品は別商品とみなし、商品ごと単価ごとに合計し、さらに同じ商品名の合計売上はいくらですか?

このような場合はピボットテーブルが便利です。

データ範囲を選択し、挿入タブのテーブルのピボットテーブルをクリックします。

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ピボットテーブルの作成のダイアログですが、範囲選択しているので何も触らずにOKボタンをクリックします。

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新しいシートにからのピボットテーブルが作成されました。右に範囲選択した表の列見出しが表示されています。商品名と単価を下にある行のところにドラッグします。数量と計を値のところにドラッグします。

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A列の太字が商品名です。B列の太字がその商品名で合算した数量C列の太字が商品名で合算した合計です。

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21行目のみかんは、みかんとしては28個売上し、合計金額は2980円です。そのうちわけとして80円のみかんが4個で320円、90円のみかんが14個売れて1260円と下に内訳が表示されています。

 

 

セル結合して中央揃え

複数のセルをまとめて1つのセルにすることができます。この時使用するのがセル結合して中央揃えです。(図はexcel2013)

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A列からF列までの表のタイトルがセルA1にあります。このタイトルをA列からF列の真ん中に表示したいと思います。C列がD列あたりに書き込めば中央近いと思いますが、やはり少しずれているようです。

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ホームタブの配置にはセルの中での文字の表示位置を調整できるボタンがあります。

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上段のボタンがセル内での上下位置の設定です。下段はセル内での左右位置の設定です。上下3種類左右3種類で9パターンあります。

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通常、設定を変更しなければ上下位置は上下中央揃えです。セルの高さを変えてもいつも上下中央に文字が来ます。

左右位置は決まっていません。セルに入力されるものが数値なら右揃え、文字ならば左揃えになります。(四則計算などが可能かどうかで区別してください)

先ほどの見出しですがセルA1からセルF1までが1つのセルなら中央揃えで表の真ん中にタイトルが表示されます。

セル結合したいセルを選択します。ホームタブの配置からセル結合して中央揃えをクリックします。

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セルA1からセルF1までが結合されて文字が中央に揃いました。

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今回のように表の幅いっぱいにセル結合しておけば表全体の幅が変更されてもいつでもタイトルは表の中央に表示されます。

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セル結合の解除は結合されたセルを選択し再度セル結合して中央揃えをクリックします。

セル結合して中央揃えは横に連続したセルだけなく、縦に連続したセル、縦横に連続したセルでも可能です。

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ただし、すでにセルにデータが入っている状態でセル結合すると結合されたセルに入っていたデータは消えてしまいます。セル結合を解除してもデータは戻りません。セル結合した時に残るデータは、より上段で、より左の1つのセルのデータのみ保持されます。

エクセルでバーコード2 (QRコード)

マイクロソフトアクセスにはバーコード作成機能があります。アクセスがインストールされているパソコンのエクセルからはこの機能が使えます。

一般的に、よく利用されているOffice Personal 2013の構成はWord、Excel、Outlookです。またMicrosoft Office Home and Business 2013の構成はWord、Excel、PowerPoint、OneNote、OutlookでMIcrosoft Accessが含まれていません。

おそらく多くの環境ではアクセスの機能が使えないと思ったのでエクセルでバーコードをひねり出しました。その後、ネットでいろいろと調べていましたら、Microsoft Barcode Controlを単体でインストールは出来ないようですが、Microsoft Access Runtimeをインストールすればマイクロソフトアクセスがインストールされていなくてもバーコードが作成できることがわかりました。

まずエクセルに開発タブを表示します。通常は開発タブは表示されていません。表示方法はチェックボックスを追加するにもあります。

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ファイルタブをクリックしオプションをクリックしオプションのユーザー設定をクリックします。Excelのオプションの右側の開発をクリックしOKをクリックします。

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開発タブのコントロールの挿入ボタンをクリックします。ActiveXコントロールのコントロールの選択をクリックします。

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マイクロソフトアクセスがインストールされていない場合はコントロールの選択にMicrosoft Barcode Controlがありません。

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一旦エクセルを閉じてネットからMicrosoft Access Runtimeをダウンロードしてインストールします。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39358

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からMicrosoft Access 2013 Runtimeをダウンロードします。ダウンロードをクリックすると32bit版か64bit版かの選択がありますのでご自身のエクセルに合わせてダウンロードします。

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確認方法はエクセルを立ち上げてファイルタブをクリックしアカウントをクリックし画面右のExcelのバージョン情報をクリックします。

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ご自身のエクセルのバージョンがわかれば、32bitの場合はAccessRuntime_x86_ja-jp.exeをダウンロード、64bitの場合はAccessRuntime_x64_ja-jp.exeをダウンロードします。

ダウンロードが完了したらダブルクリックでインストールします。

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インストールが終了しましたら、先ほどと同じように開発タブからコントロールの挿入ボタンをクリックします。ActiveXコントロールのコントロールの選択をクリックします。

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Microsoft Barcode Control 15.0というのがありましたので選択してOKボタンをクリックします。

マウスポインターが十字の形になっていますのでバーコードの大きさに合わせてドラッグします。

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バーコードの上で右クリックします。Microsoft Barcode Control 15.0 オブジェクトをポイントしプロパティをクリックします。

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Microsoft Barcode Control 15.0のプロパティのダイアログボックスのスタイルでバーコードの種類が選択できます。QRコードも選択できます。

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バーコードのデータのセルの選択ですが、バーコードを右クリックしてプロパティをクリックします。

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プロパティが表示されますので、LinkedCellの右側の空白の中をクリックしカーソルを出し、任意のセル番地、今回はA1と入力し右上の閉じるの×をクリックします。

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LinkedCellに入力したセルA1にバーコードにする数値を入力します。

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セルA1の表示形式が標準なので13桁の数値がうまく表示されません。数値に変更すれば入力したとおりに表示されます。

また、チェックデジットは自動計算してくれませんので13桁の入力(JAN13の場合)が必要です。バーコードの大きさの割に数字が小さいような気もしますが、調整項目がありませんのでこのまま使うか非表示にするかどちらかだと思います。

ふりがなの表示PHONETIC関数

エクセルにもワードと同じようにふりがなの表示があります。ワードのふりがなはルビ(ふりがな)を参照してください。

下のエクセルは法務省のページからデータをコピーしたものに少し加工をしたものです。(図はexcel2013)

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B列の管轄区域の各セルにふりがなを表示させます。

ふりがなを表示したいセルを選択します(今回は列選択でB列すべて)。ホームタブのフォントからふりがなの表示/非表示の隣の三角をクリックし、ふりがなの表示をクリックします。

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行の高さが高くなりふりがなが表示されるはずですが、今回は表示されませんでした。

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これはWebから文字をコピーしてきた場合(たぶんすべての場合だと思いますが)ふりがなは表示されません。

自分で入力したものやワードからコピーしたものはふりがなが表示されます。仕方がないので、データを打ち直しました。(本当は、別の方法で打ち直すより少し早くできます)

A列の局名にふりがなを表示してみます。A列を選択しふりがなの表示/非表示のボタンからふりがなの表示をクリックします。

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うまく、ふりがなが表示されました。ふりがなが不要になって、消したい場合はふりがなを消したいセルを選択し、表示の時と同じボタンをクリックします。

現在はふりがながひらがなですが、カタカナにしたい場合があるかもしれません。この場合はふりがなの表示のボタンの2つ下のふりがなの設定をクリックします。

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ふりがな設定で全角カタカナか半角カタカナを選択します。また、フォントタブでは文字色や文字の大きさなどが設定できます。

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全角カタカナで文字色青にしました。

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また、入力した時と違う読み方(ふりがな)の場合はふりがなの編集で自由にふりがなを設定できます。

葵絆(きずな)さんや姫星(きてぃ)さんなどの難読ネームの方も安心です。ふりがなを編集したいセルを選択し、ふりがなの編集をクリックします。

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もともとのふりがなが表示され、カーソルが表示されますので任意のふりがなに打ち直します。phonetic_8

これで難読ネームの読みのふりがなが設定できました。

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先ほどのWebからコピーしたデータでふりがなが表示されない場合も、ふりがな編集で表示されますので打ち変えずに確定すれば入力しなおすより楽だと思います。文字を選択して再変換でも可能です。

これ以外にふりがなを別のセルに表示した場合は全く別の方法になります。

PHONETIC関数

文字列からふりがなを抽出します。

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A列とB列の間に1列挿入し(列見出しCの上で右クリックして挿入)ふりがな用の列を作ります。セルB2に=PHONETIC(A2)と入力しEnterキーをたたきます。ふりがなが別のセルに表示されました。

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セルB2の式をオートフィルでコピーします。

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カタカナで表示されていますが、ひらがな変更するためにはもともとの読み仮名があったセルのふりがなをひらがなに変更することで、カタカナからひらがなに変わります。ここはよく勘違いしてしまうところです。B列でごちょごちょしてもうまくいきません。

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A列のふりがなは不要だと思いますので非表示にしておきます。

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