月別アーカイブ: 2015年10月

縦書きの時数値なども縦にする

縦書きの中に横書きを入れる

縦書きの時、数字を漢数字として使う場合はしっくりとくるのですがアラビア数字(算用数字)で使う場合は横になったような感じで少しおさまりが悪い時があります。これを無理やり横に並べる方法があります。

tate_2-1縦中横

縦中横というものです。読み方は「たてちゅうよこ」です。私はずっと「たてなかよこ」と思っておりました。今でもよく迷います。個人的には非常に気持ち悪い読み方です。湯桶読み?湯桶重箱読み?よくわかりません。

縦中横にする数値を範囲選択し、ホームタブの段落の拡張書式をクリックし表示されるメニューから縦中横をクリックします。

tate_2-2

縦中横のダイアログボックスが表示されますのでそのままOKボタンをクリックです。

tate_2-3

数値だけでなくDVDとかONだとこのアルファベットなども使えます。縦中横は行の幅に合わせる方がおさまりがいいのですが、3文字くらいに収めるのがいいと思います。それ以上はつぶれて読みにくくなります。行の幅に合わせるのチェックを外せば、文字はつぶれませんが、そこだけ横書きになったようなりその行だけ幅が広くなってしまいます。

 

ワード縦書き

マイクロソフトワードは縦書きに対応しています。

縦書きにするの簡単です。ページレイアウトタブのページ設定の文字列の方向をクリックし縦書きを選択するだけです。

tate

通常ワードは用紙サイズA4で、用紙が縦、横書きですが、文字列の方向で縦書きを選択すると用紙がの向きが横に自動で変更されます。用紙の向きを横にしてから縦書きを選択すると用紙の向きが縦になりますので注意してください。

縦書きではインデントが使えない?

私が、縦書きにして一番困るのはタブの種類を変更する左上のボタンがなくなって、左インデント、ぶら下げインデント、右(下)インデントのマーカーが消えてしまっていることです。

tate_1

これは非常に困ります。

下記のような行頭がインデントしているような文章は作りにくいです。

tate_2

第1条の条文に合わせて頭をそろえると1行で収まっている間はタブでうまくいきますが、複数行にまたがる文章は頭が一番上になってしまいます。

こういう場合はぶら下げインデントを使用すれば簡単なのですが、縦書きにしてしまうとぶら下げインデントのマーカーが消えてしまって使えません。いきおい、全角スペースで賄ってしまいそうですがやめておきましょう。文章の変更や打ち間違いで面倒なことになりそうです。

横書きでレイアウトしましょう。

このようなときは横書きにして普通にインデントやタブを設定してから再度縦書きにすればうまくいきます。

tate_3

初めて縦書きにするときは多少不安がありますが、ワードは文字入力終了後一気にレイアウトを設定するのが手戻りが少ないと思います。まずはいったん横書きで入力してしまってから、横書きでレイアウトして縦書きで確認の繰り返しお行えば、縦書きでもうまくレイアウトできるはずです。

文字列の結合

以前エクセル2013の新機能ということでフラッシュフィルをご紹介しました。その中で文字列の結合を式を使わなくても、エクセルが予測して勝手に文字列を結合してくれるということでご紹介しました。

文字列の結合をサラッと流してしまったのでもう一度改めてご紹介します。

例えばお名前を姓と名を別のセルに入力してあるのを1つのセルにまとめる場合は

=姓のセル&名のセル

のように&を使う方法があります。

concate

別の方法としてconcatenate関数というのがあります。

concate_1

この関数も文字列結合で&とまったく同じように使えますが、引数をコンマ(舌がはねている桁区切りに使用する記号)で区切る必要があります。ですから注意していただきたいのはオートサムなどと同じようにドラッグして範囲選択をすると(コロンで初めのセルと最後のセルを指定する)エラーになってしまいます。

concate_2

姓と名の間にスペースがほしい場合はどちらの場合でもダブルクォーテーションでスペースを囲んであげたものを挿入すればOKです。

=A2&” “&B2concate_3

=CONCATENATE(A3,” “,B3) concate_4

挿入できるは空白だけではなく任意の文字をしてしてあげることも可能です。

=A4&”の”&B4&”ちゃん”concate_5

また、結合できるのは2つのセルだけではなく、エクセル2013のヘルプでは255 個の項目、合計 8,192 文字を指定できますとあります。