月別アーカイブ: 2014年5月

翻訳(リサーチ)機能を使う

マイクロソフトワードで文章作成中に英単語のスペルを忘れてしまった場合や、閲覧中のワードファイルにわからない日本語や、英単語などがあった場合インターネットで調べてもかまいませんが翻訳(リサーチ)という機能で代替できることもあるので活用しましょう。word2007、word2010でも同じです。

リサーチしたい単語を範囲選択し右クリックします。メニューが表示されますので翻訳をクリックします。もしくは単語選択後ALTキーを押したままクリックでも可能です。 (図はword2013)

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作業ウィンドウにリサーチが開きます。この時おそらく検索先がbingになって検索エンジンのbingで検索した結果が返ってきます。

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bingの隣のボタンから翻訳を選択します。

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自動で再リサーチされます。

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必要であれば翻訳結果を範囲選択(ドラッグ)し右クリックするとコピーが選択できます。

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元の選択した単語の上で右クリックし貼り付けをクリックすると

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翻訳結果と入れ替えることが出来ました。

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私の環境がまさにこれだったのですが、辞書類を翻訳に変更した時に「検索対象が見つかりませんでした」と表示される場合があるかもしれません。

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MicrosoftコミュニティでWord2010に対する記事ですが再度検索を開始のボタンをクリックするとうまくいくとありましたが、私の環境(Windows8.1 word2013)ではうまくいきませんでした。

また別のMicrosoftコミュニティには、コマンドプロンプトを管理者権限で開き、regsvr32 jscript.dllと入力しEnterとすることで解決することがあるとありました。私もまさにそれでした。(以下の図はWindows8.1)

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なお、office2003のリサーチ機能のページの情報ですが、辞書、翻訳はオフラインでも使用できるそうです。

word2013でPDFファイルを読み込む

word2013はPDFファイルを読み込み編集することが可能です。残念ながらword2010以前は無理なようです。

読み込み方法は、word2013を開きファイルの開くからPDFファイルを指定するだけです。

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私の環境では(windows8.1)ドラッグアンドドロップではアイコンが表示されただけでうまくPDFが開けませんでした。ファイルの開くから開いてください。もしくはワードで開きたいPDFファイルを右クリックしプログラムから開くからワードを選択してください。(画像はWindows8.1)

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プログラムから開くにない場合は既定のプログラムの選択からワードがインストールされているフォルダを検索し実行ファイルを指定します。ここのパソコンによって違う場合がありますがC:\Program Files\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXEかC:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXEでいいはずです。素直にワードから開くがいいと思いますが。

ワードでPDF化したものはほとんど作成したときのレイアウトで開けるはずです。ワード以外で作成されたPDFはリーダー(PDFを閲覧するソフト)で見た時と同じレイアウトにならない場合が多いと思います。

補足としましては、パスワードがかかったPDFはもちろん開くためにパスワードが必要となります。また、編集が制限されたPDFは開くことが出来ません。

また、元となるPDFが画像であった場合は画像部分(文字が画像として処理されていることもあり)は編集できません。テキスト部分はワードで自由に編集することが出来ます。