表示形式はとっくにご紹介済みだと思っていましたがカテゴリ分けをしていたらまだだったことに気づいて慌てて書いています。どこかに重複していませんかね。
以下のような表で生年月日が入っています。この西暦/月/日の表示は入力したとおりに表示されています。この表示を和暦で表示したいと思います。
1996/5/7を平成8年5月7日と打ち直してもいいのですが(本当はよくないです。自動で日付の表示形式になっているので打ち直しても元の1996/5/7に戻ってしまいます。)1996年を自分で和暦に変換する必要がありますね。
1989年を境に平成と昭和の自動変換は私の処理能力では追いつきません。対象セルを選択し表示形式を変更することで和暦に変更したいと思います。
和暦に変更したいセルを選択して、ホームタブの数値の数値の書式の右にある下向き三角▼をクリックします。その他の表示形式をクリックします。
セルの書式設定のダイアログボックスが表示され増す。選択したセルは元々日付だったので分類が日付になっています。右側の種類の中にはスクロールして探しても和暦がありません。
左の分類の一番下のユーザー定義をクリックします。
現在の表示形式の西暦4桁/月/日の形である
yyyy/m/d
が選択されておりサンプルのところ現在の表示形式で表示されています。
おそらくすぐ上に[$-ja-JP]ggge”年”m”月”d”日”があると思いますのでクリックします。サンプルが和暦に代わっているのでOKボタンをクリックしてください。
表示が和暦に変更されました。
セルB2の値は1996/5/7のままで見え方だけ和暦になっています。表面上は文字ですが計算できる日付(数値)のままです。ちなみに年齢はDATEDIF関数で計算しています。
ggge”年”m”月”d”日”ですが””で囲まれているところは文字としてそのまま表示されるところになります。mは月dは日を表します。gggeが和暦の元号付きの年表示です。
e 数値だけ
ge 和暦のアルファベット付き数値 平成ならH27とか
gge 和暦の漢字1文字付き数値 平成なら平27とか
ggge 和暦の漢字と数値 平成なら平成27とか
になります。また見ていただいたらわかる通り月と日は1桁表示と2桁表示が混じっています。ふつうはそうでいいと思うのですが表で並べると表示のがたつきが気になります。
m 月の1桁と2桁が混じる
mm 1桁の月は頭に0を付けて2桁表示にする
d 日の1桁と2桁が混じる
dd 1桁の日は頭に0を付けて2桁表示にする
gge”年”mm”月”dd”日生まれです”
という表示形式にすればがたつきがなくなり見やすくなるかもしれません。頭の[$-ja-JP]は省略可能です。
でも、まだ気になる人は気になりますね。平成1桁生まれの人はやっぱり数値1文字分文字列が短いです。
gge”年”mm”月”dd”日生まれです”のggeが和暦の漢字1文字付き数値でeが数値を表していますのでggeをggeeとeを1つ増やしてください。
これでうまくいきました。日別月間 万年スケジュールでも少し触れていますが日付から自動で曜日を表示形式で表示することが可能です。
aaa 和暦の曜日1文字 火
aaaa 和暦の曜日3文字 火曜日
となっています。
gggee”年”mm”月”dd”日””(“aaaa”)”
このように表示形式を変更してみてください。
曜日が()に囲まれて表示されています。
曜日はdddまたはddddでも表示されますが[$-ja-JP]を省略した場合は英語表記(Tuesdayのような)になりますので和暦の場合はaaaかaaaaをご利用になるのをお勧めします。