エクセルでは日時や時間も扱えますが、計算するときはちょっとしたコツが必要です。
朝の9時から、夕方6時まで働きました。休憩時間は1時間とりました。さて、何時間はたらいでしょうか?
これは夕方6時を24時間表示の18時にして朝の9時を引いて、さらに休憩時間1時間を引くと8時間と出ます。
これでは単に引き算だけですが、単位を分まで考慮するとややこしくなってきます。朝の9時から、夕方6時半まで働きました。休憩時間は1時間とりました。
6時半を18.5とすれば何とかなりますが、6時20分ならどうしましょうか。3分の1時間なので18.33時間で計算しますか。
エクセルでは時間を扱えますので時間で計算します。
時間を入力する場合は、時:分となるように時と分の間にコロン(:)を入力します。
計算結果おかしいようです。これはエクセルでは日付や時刻をシリアル値という物で管理しています。1日で1になるようです。8時間は3分の1日ですから0.333となっています。このままでは不便です。時間表示に変更します。
ホームタブの数値のプルダウンメニューから時刻を選択します。
秒まで表示されていますので表示を変更します。
再度ホームタブの数値のプルダウンメニューを表示して一番下のその他の表示形式をクリックします。
セルの書式設定が表示さます。すでに、一度時刻を設定していますので分類は時刻になっているはずです。右側の種類から13:30となっている時と分だけのものを選択しOKボタンをクリックします。
うまく、表示されました。