Office ワード エクセル

一点しんにょう、2点しんにょう

皆さんの環境で下の文字のしんにょうは点が1つでしょうか、それとも2つでしょうか?

OSによって点が1つのしんにょうかもしれませんし、点が2つのしんにょうかもしれません。

これ以降はWindows限定の話です。これはワードの問題ではなくOSにインストールされている文字セットというものが影響しているようです。今インターネットでご覧いただいているのでワードは関係ないですよね。Vista以降なら点が2つあるしんにょうになっていると思います。WindowsXPの方はもういないと思いますが、1点のしんにょうなら。。。。

Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で旧 JIS90 文字セットを使用する方法によるとJIS90という文字セットなら点が1つのしんにょうで、JIS2004という文字セットが2点のしんにょうになるようです。

そこで、私のワードの環境で確認してみました。あくまで書体(フォント)はMS明朝で確認しただけです。書体が変われば状況も違います。2点しんにょうの字面(グリフでいいのでしょうか?)を持っていないないものは1点しんにょうになります。

Windows8.1
Word2013
MS-IME2012

辻以外にも、迂や這、迄なども2点のしんにょうです。

Windows Vista
Word2010
MS-IME2010

これも全く同じです。

Windows 7
Word2007
MS-IME2007

これも全く同じですね。

Windows XP
Word2003
MS-IME2003

2点のしんにょうがありません。すべて1点のしんにょうです。

しかしながら、場合によってはword2013で1点しんにょうの文字が使いたい事があるかもしれません。Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で旧 JIS90 文字セットを使用する方法によるとJIS90をインストールする必要があるようです。

1点のしんにょうの「つじ」をワードで表示してみます。

Windows8.1
Word2013
MS-IME2012

の環境で私がうまくいっただけなのでほかの環境(同じ環境でも?)では無理かもしれません。

MS-IME2012のIMEパッドで部首のしんにょうで1点しんにょうの文字を探して、挿入します。タスクバーのIME上で右っクリックしIMEパッドをクリックします。左の部をクリックし3画のしんにょうを探しクリックします。しんにょうの文字の一覧が表示されます。下の方に1点しんにょうの文字が重なっているのでクリックします。カーソルの位置に文字が入ります。

残念ながらIME2010とIME2007には1点しんにょうはありませんでした。書体によっては、2点のしんにょうの文字が元からなく1点のしんにょうの文字しかないものもあります。

ちなみにMS-IME2012ならいわゆる吉の下の棒が長い「土よし」もあります。土編の最後にあります。2010以降はバラの包みの高島屋のいわゆる「はしご高」もあります。

ワード上で使用する際に(髙島屋は変換で変換候補にありました。)環境依存文字と出ました。これらの文字はワードファイルを添付するだとか、配布するなど自分の環境以外で使う可能性のある場合は要注意です。

また、MS-IME2012限定ですが、IMEパッドの左で文字一覧を選択し、Unicode()追加多言語面-麻雀牌で牌の絵柄を文字として入力できます。私の家では印刷もできました。意外ときれいに出ました。できれば将棋の駒なども追加していただきたい。麻雀の方がワールドワイドなんですかね。

Office2013には、IMEが同梱されていませんので、windows7やVistaに2013以前のOfficeがインストールされていないところにインストールすればIMEはMicrosoft IMEになります。MS-IME2010の方が高機能なようです。

私は、実行していませんので詳しくわかりませんが、officeユーザであればMS-IME2010は無料でダウンロード使用が可能なようです。MS-IME2012はダウンロードできないようです。

windows8にはMS-IME2012が初めから入っています。