MATCH関数

MATCH 関数は、範囲 のセルの範囲で指定した項目を検索し、その範囲内の項目の相対的な位置を返します。

表現としてはわかりにくいですね。わかっていれば簡単です。以下の表でセルB1の値と同じものはセルA1からセルA4の中で上から数えて何番目かというのを出してくれる関数です。

算数は国語、算数、理科、社会の並びでは2番目にでてきますので2を返します。

MATCH関数
範囲 のセルの範囲で指定した項目を検索し、その範囲内の項目の相対的な位置を返します。
=MATCH(検査値, 検査範囲, [照合の型])

検査値は文字列、数値、真偽値が使えます。真偽値の場合はTRUEとFALSEを使ってください。1と0は数値です。

照合の型は省略可能です。-1、0、1 の数値のいずれかを指定します。 省略時は1が指定されたものとみなされます。0の場合は一致する値の位置を返します。 -1の時は検索値以上の最小値の位置 、1の時は検索値以下の最大値の位置を返します。-1の時は昇順に1の時は降順に検索の範囲の値を並べ替えておかなければ正しい位置が返されませんので注意が必要です。

下図は25より小さい数値で最大のものの位置を探しています。この際は検索範囲は昇順に並べ変えておく必要があります。

該当がなければ #N/A エラーが返されます。

MATCH関数は検査の範囲は縦だけではなく横向きに指定することも可能です。ただし、複数列、複数行は無理なようです。

また、該当する値が複数ある場合は先に見つかった方になります。

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