アクセスを見ておりますと、重複データで検索していただいてこちらに来てくださる方が多いようです。重複行の合算や削除 (フィルタ ピボットテーブル)で重複データの削除方法をご紹介しているのですが、ほかにも簡単な方法がありますのでご紹介します。
下の図は黄色と青の同じ背景色のデータは重複データです。まったく同じ内容となっています。もちろんわかりやすいように色を付けているだけなので重複データがどれかわからない状況だと思ってください。
表の中をクリックして選択します。データタブのデータツールの重複の削除をクリックします。
重複の削除のダイアログボックスが表示されます。スクロールで隠れていますが列の見出しが列挙されており、チェックが入っています。これらはAND条件で選択されていると思ってください。名前が同じでふりがなも同じでさらにアドレスも同じで更に…というようにチェックが入っている項目すべてが同じものを重複とみなすということです。
OKボタンをクリックします。
削除したデータ件数と残ったデータ件数を表示してくれています。OKボタンをクリックします。
後ろにある重複データが削除され自動で上に詰められました。
上の画像にもありますように一意である列が確定する場合、例えば同姓同名はあり得る。住所変更前と後のデータがあるかもしれない。でもメールアドレスは、絶対重複しないというデータであれば重複の削除のダイアログボックスでメールアドレスだけをチェックしておけばOKです。
削除のダイアログボックスで列の選択を調整すればいろいろと使えます。