数式以外のセルのデータを一括削除

セルのデータの削除方法についてです。

エクセルのセルに入力されているデータを削除したい場面はいくつもあると思います。しかし、数式が入力されているセルを削除してしまうと困ったことになることがあると思います。

自分がすべて作成したのならどこに数式が入っているか、どこのセルの値は消してもいいかは分かりやすいでしょうが、人が作ったエクセルシートはどこのデータを消してよいのかすぐには判断つきにくいと思います。

数式が入力されていないセルのデータだけを簡単に削除できれば便利だと思います。下の図は請求書からダウンロードできるエクセルブックです。

再利用しようと思ったときはどこを消せばよいでしょうか。日付や請求書番号、相手先のご住所や会社名などを、変更しますね。ここは文字列なので遠慮せずに削除して下さい。

表の部分は計算式が入っていますので慌てて上書きしてしまうと焦ってしまいます。この表の場合は文字列に見える商品名の列はVLOOKUP関数で商品番号から自動で表示していますので、商品名を消してしまいますと商品名を手入力しなければいけなくなります。

そうしますと、データを削除するときにいちいちセルを選択して数式バー数式が入っているかどうかを確認したのちにしかデータを削除できません。

数式が入っていないセルだけを選択する方法をご説明します。まず、データを消したいエリアを選択します。見出し列(商品番号や商品名)は文字列ですが、変更する必要はありませんね。小計や消費税、合計はおそらく計算式で自動計算と思われます。

変更したいデータのセルと、計算式の入っているセルをまとめて選択した状態です。ここから、計算式ではないセルだけを選択します。

ホームタブの編集の、検索と選択をクリックします。ジャンプをクリックします。

ジャンプのダイアログボックスが表示されます。

セル選択のボタンをクリックします。

定数にチェックを入れてOKボタンをクリックします。

これで数式以外のデータが入力されているセルが選択できましたのでDELETEキーで削除してください。

ダウンロードしていただけるサンプルには名前ボックスでクリアを選択していただければ商品番号の列と数量の列は自動で選択されます。

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