月別アーカイブ: 2018年11月

罫線

表の見栄えをアップするために罫線を引きましょう。

エクセルには初めから枠線が引かれていますが、プリントアウト時には印刷されません。

このように罫線を引いておけばプリントアウト時には印刷されますしエクセル上でも視認性が上がります。

印刷プレビュー

罫線の設定は簡単です。

罫線を引きたい範囲を選択します。

ホームタブのフォントの罫線の右の三角▼をクリックします。

格子をクリックします。

罫線が引かれました。

全体の枠の上と左が見えていませんが、上記の印刷プレビューで確認いただけるようにきちんと印刷されますので安心してください。

条件を指定してカウントするCOUNTIF関数

数値を含むセルの個数をカウントする場合はオートサムボタンの横関数 COUNT関数 MAX関数 MIN関数を参照してください。

今回はある条件を満たしたものだけをカウントするCOUNTIF関数のご紹介です。

例えばアンケート集計をエクセルで行いたい場合があるか無いかは分かりませんが例にしようと思います。手集計をしたものをエクセルで加工する場合があるかもしれませんが、今回は生データをエクセル上に入力してからエクセルで集計してみます。

5段階評価で、楽しかったか、役に立ったか、また来たいかの3項目についてアンケートを取りました。匿名アンケートなのでアンケート用紙の通し番号と5段階の数値をデータとして入力しました。

5が満足度が高く1が低いとしておきましょうか。

この表から各項目に5と評価したした人が何人いて4と評価した人が何人いてという風に、各項目に対する評価の人数を関数で引っ張り出したいですね。

このような集計表になるでしょうか。楽しかったかの項目に1の評価とした人の合計をセルG3に集計してあげればよいでしょう。このような場合にCOUNTIF関数を使います。

答えを出したいセルG2を選択しCOUNTIF関数を選択します。

COUNTIF関数
1つの検索条件に一致するセルの個数を返します。

COUNTIF(範囲,検索条件)

範囲は集計元のデータのある範囲です。今回は楽しかったかの項目で1と答えた人の数が欲しいので楽しかったかの項目のデータ範囲であるセルA3からセルA17となります。

検索条件は1と答えた人の1となりますのでセルF3となります。

=COUNTIF(B3:B17,F3)

という数式になりますが、あとでオートフィルで指揮をコピーした場合範囲のB3:B17がずれてしまうのでF4キーで絶対参照にしておきます。

=COUNTIF($B$3:$B$17,F3)

このような式にしておけばオートフィル後も正しい結果を表示してくれます。あとは同じことを役に立ったかのセルH3,また来たいかのセルI3ですればよいでしょう。

セルH3には
=COUNTIF($C$3:$C$17,F3)

セルI3には
=COUNTIF($D$3:$D$17,F3)

となります。これの数式の引数はよく似ていますね。範囲の列がB列からC、Dと変わっていますが行は3行目から17行目というのは変わっていません。

検索条件はすべてF3です。

絶対参照のつけ方をうまくすればセルG3 に入れた式1つをオートフィルすればすべての答えを出すことができます。絶対参照2(九九表作成)を参照してみてください。

セルG3に
=COUNTIF(B$3:B$17,$F3)

と入力しておきます。範囲のB$3:B$17はあとでオートフィルで縦横にコピーしたときに列番号は変化するが行番号は変化しないということです。

検索条件の$F3は同じように列のFは変化しないが行の3は変化するということです。

縦方向のオートフィルをします。

更にそのまま横方向にオートフィルを行います。

1つの数式を入力し、縦横にオートフィルをすることでうまくいきました。

F4キーを複数回叩くことで片方は絶対参照、もう片方は相対参照とすることでうまくいきました。(複合参照言うらしいです。)