月別アーカイブ: 2014年11月

OneDrive

以前はSkyDriveという名前で提供されていたマイクロソフトのオンラインストレージがOneDriveです。15GBまで無料で使用することが可能なのでかなり重宝すると思います。

オンラインストレージですのでインターネット環境が必要となります。それにもうひとつマイクロソフトアカウントが必要です。

画像や、音声ファイル、テキストドキュメントなど保存が可能です。もちろんワードやエクセルのファイルなども保存することが可能です。

さらに、一番の特徴ともいえるのが、ワードやエクセルのファイルがブラウザで閲覧できる(レイアウトは製品版と違うこともあります。)うえに、新規作成や編集(機能はかなり限定されています)も可能です。Office Onlineと連携しているようです。

onedrive_1OneDriveに保存したワード文章をブラウザ(chrome !!)で開いて編集しているところ

アプリをインストールして使用する方法と専用ページからログインして使用する方法があります。OneDrive アプリは Windows 8.1 にプレインストールされています。

Office Onlineと連携しているようなので、使用するパソコンにマイクロソフトオフィスがインストールされていなくてもマイクロソフトオフィスが使用可能です。パワーポイントが入っていなくても新規でファイルを作成することができます。

onedrive_2

またメニューには以下のアイコンがありますのでいろいろとお試しが可能です。

onedrive

もちろんパソコンのオフィスからファイルを開いて編集することも可能です。その場合も保存先をOneDriveにしておけばいつでも最新の状態がオンラインで閲覧編集が可能になります。USBメモリの携帯忘れや紛失の心配から解放されるかもしれません。

個人的に非常気に入っているのがAppleStoreのOneDriveのアプリです。私がインストールしたときはまだSkyDriveという名前でしたが今は変わっていると思います。

OneDrive (旧 SkyDrive) 開発: Microsoft Corporation

このアプリをインストールしてログインすると自動的にOneDriveの容量が15GBアップして30GBのストレージが無料で使用できるようになります。(未確認ですがAndroidようのアプリもあるようです。)

iphone(私のはIpodtouchですが)はSDカードで容量を増やすことができませんが、画像フォルダを同期させると写真をOneDriveにアップロードでき、容量の節約に役立ちます。

編集こそできませんが、OneDriveのワードファイルが閲覧できたりと非常に便利です。iphone(Ipodtouch)に保存しておく必要がありません。

なお環境によっても違うのですが、1ファイルの最大サイズは10GBと非常に大きいです。OneDrive Web サイトへのファイルのアップロードに関する問題のトラブルシューティング

Windows 8.1(8)にマイクロソフトアカウントでログインしている場合通常の保存先としてOneDriveが選択できますので、ワードで作成したファイルをOneDriveに保存したり、OneDriveにあるファイルをエクセルで開いたりすることが自分のパソコンの中に保存してあるような感覚で使用することが可能です。

ただし、長期間(おそらく1年)マイクロソフトアカウントを使用しない場合はファイルが削除されてしまうようです。公式ページを見つけられませんでしたが、hotmailのアカウントが270日サインインしないと無効になり1年で削除されるとのことなので推測です。Microsoft アカウントを削除するにはどうすればよいですか?

定期的にローカルにファイルを保存しておきましょう

DVD 再生

大手パソコンメーカーからWindows8.1(8)のパソコンを購入された方はパソコンにDVD再生ソフトがインストールされている可能性がありますのでそちらをお使いいただくと、簡単で便利かと思います。

Windows8.1(8)にアップグレードされた場合は当初の状態ではDVDの再生ができません。Windows 用 DVD 再生オプション

Windows7からWindows Media Centerというソフトで再生するようになりました。TVチューナー内蔵のパソコンではこのソフトでパソコンでテレビを見られるようになりました。もちろんアンテナの配線(無線チューナーなら不要)やB-CASカードなども必要ですが。

Windows7のメディアセンターmediaplayer

Windows8 からはこのWindows Media Centerが別売りになっています。Windows8の発売当初は無料でシリアルキーが入手できたのですが現在は800円となっています。

私は、Windows8.1にアップデートした際に無料でいただいたシリアルが通らなくなってしまいその後使用していません。

Windows8付属のMediaPlayerでは、コーデックといわれるソフトが入っていないのでDVDの再生はできません。もちろんコーデックをインストールする方法あります。メーカーさんのパソコンの場合は当初からDVDを再生するソフトがインストールされていることが多いと思います。その場合はMediaPlayerでも再生できることもあります。コーデック: よく寄せられる質問

無料でしかも高機能のフリーソフトがありますのでそれを使用する方法があります。検索すればたくさん出てきます。ただし、自己責任でインストールしてください。良くない噂のソフトもあります。また、カスタムインストール(上級者向きなどと表示されているかも)を選択し、余計なソフトまでインストールしないように気を付けてください。

会社、公の機関などでのフリーソフトのインストールはシステムの管理者の相談してからが無難(常識)です。

不安な場合は市販ソフトをお買い上げいただくのが良いかと思います。

Windows Media Centerの800円はほかのソフトの価格と比べるとかなり安いと思います。Windows 8.1 をもっと快適に

参照演算子

参照演算子(計算するセル範囲を結合)

何やら見たことのないめんどくさそうなものが出てきましたが、すでにふつうに使用しているものもあります。

計算演算子と優先順位の参照演算子の項目に3つ上がっています。

■1つ目
: (コロン)セル範囲の参照演算子。これはSUM関数でよく見かけます。=SUM(A2:G2)のようにセルA2からセルG2までのセルの合計値を計算するときA2:G2、A2からG2までという意味です。

■2つ目
, (コンマ)複数選択の参照演算子。もSUM関数でも見かけます。=SUM(B1:F1,A2:A10)の場合はB1:F1,A2:A10、B1からF1まで と A2からA10までという意味になります。

■3つ目
(スペース 1 つ)共通部分を示す参照演算子。これはちょっとなじみがないかもしれません。

=C1:C19 A6:D6

という式の場合C1:C19とA6:D6の間に半角のスペースが一つあります。(実務上は半角スペースが複数連続していても利くようですが)スペースの左右の共通部分のセルを参照します。C1からC9まで と A6からD6までの共通のセルであるセルC6を参照します。

sansho

複数のセル範囲を複数の半角スペースでつないでいくとすべての範囲に共通のセル参照になります。また、SUM関数などの複数のセル参照が可能な関数なら複数の共通セルをしてすることも可能です。

セルに名前を設定するなどすれば特定の行と列のクロスするセル値の参照する場合などに役立つと思われます。

sansho_1行方向にはそれぞれA列の内容でセルに名前がついています。バナナの名前でセルB2からD2まで。いか7行目のキャベツまで。列見出も同様に価格という名前でセルB2からB7まで。セルA9とセルB9には入力規則でA列、1行目の値しか選択できないようにしてあります。

セルC9にはINDIRECT関数を使ってセルA9とセルB9の文字を数式として評価するようにしてあります。これを共通部分を示す参照演算子の半角スペースで

=INDIRECT(A9) INDIRECT(B9)

とすることで共通するセル(交差するセル)の値が表示されます。