月別アーカイブ: 2014年5月

複数項目のコピーペースト、スパイク

ワードでもエクセルでもうまくコピー貼り付けを使って手際よく作成していくと時間と労力の節約になりますね。

複数の場所から文章をコピーして1か所に貼り付けたい場合、コピー貼り付けの繰り返しで入力の手間を省くと思いますが、もう少し便利な方法があります。

コピーしたテキストや画像は、クリップボードにいったん保存されますが、通常コピーを繰り返せば最新のコピーが保存され以前のコピー内容は消えてしまいます。

マイクロソフトワードではクリップボードを表示してコピーすれば次々とコピーした内容がクリップボードに保存されます。

以下のようなワード文章から特定のメンバーのみの文章を作成するとしましょう。(図はword2013)2014/5/9 ヤフースポーツナビから引用 http://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/5/memberlist?type=b

spike

から、
58          荒木 郁也
0            大和
1            鳥谷 敬
5            ゴメス
9            マートン
49          今成 亮太
40          鶴岡 一成
00          柴田 講平

というメンバー表を作成したい場合、一人分ずつコピーペーストするよりコピーだけ先にメンバー分してしまって1度に貼り付けるのが少し楽だと思います。

まず、ホームタブのクリップボードの右下の矢印をクリックしクリップボードを表示させます。

spike_1

必要のないものがクリップボード残っていたらすべてクリアで消してください。あとはメンバーを選択し、コピーします。メンバー順にひたすら選択、コピーを繰り返します。

spike_2

左のクリップボードにコピーしたメンバーがどんどんたまっていきます。

必要なメンバー分コピーしたら貼り付けたい先にカーソルを作ってクリップボードのすべて貼り付けをクリックします。

spike_3

必要なメンバー分貼りつきました。コピーなので当たり前ですが、改行記号を含まずにコピーしましたので、つながって1行として張り付けられます。あとは改行を追加して整形してください。

クリップボードを使用する方法は、

  • 改行するかどうかは、コピーした時に改行記号を含んでいるかどうかによる。
  • コピーなので元の文章はそのまま
  • クリップボードをクリアしなければ何度でも使える。
  • コピーなので文章でも画像でも可能
  • 24項目を越えると最初にコピーしたものから順に消える(二つ上の画像の右下に8/24と表記有)
  • 合計8MBまでと容量制限有(リンク先の情報は古いですが画像をいくつかコピーするとそれくらいの要領でクリップボードに溜まらなくなった)

という特徴があります。

また、コピーとは別にマイクロソフトワードにはスパイクという機能があります。これはまとめて切り取りとって一気に貼り付けのというイメージです。クリップボードによるコピー貼り付けと比較すると以下のような特徴があります。

  • スパイクした項目は貼り付け時に個別に改行される。
  • 元の文章は切り取られる。
  • 一度貼り付けるとスパイクした内容はクリアされる。
  • テキストのみ画像は不可
  • 項目数、容量とも制限なし(ハードウェアに依存すると思われます。)

スパイクはctrlキー + F3キー(ファンクションキー)で切り取っていきます。スパイクする文章を選択しctrlキー + F3キーを押します。

spike_4

メンバーが切り取られました。クリップボードにもありません。あとは同じ要領でメンバー分繰り返します。

spike_5

メンバー分切り取りましたので、貼り付けたい場所にカーソルを作りctrlキー + shiftキー + F3キー で貼り付けます。

spike_6

スパイク機能
ctrlキー + F3キーで切り取り
ctrlキー + shiftキー + F3キー で貼り付け
となります。

スパイク機能で元の文章が切り取られて困る場合は張り付けるときに別のファイルに張り付けて、元のファイルを保存せずに終了すれば大丈夫です。

また、スパイク機能で切り取った文章を何度も貼り付けたい場合は張り付けた文章をコピーしておく方法以外に、張り付ける際にクイックパーツの定型句からスパイクを選択することで再利用が可能です。

spike_7

挿入タブのテキストのクイックパーツをクリックし定型句をクリックします。スパイクをクリックすると張り付けられます。同じ要領で何度でも張り付けることが可能です。

書式のクリア

太字、下線、斜体、色、上付き、下付きなど個々の文字に設定できる文字書式と右揃え、両端揃え、インデント、箇条書きなど段落に対する書式の段落書式があります。これらの書式はそれぞれ個別に解除することが出来ます。

文字書式と段落書式を一気にクリアするにはホームタブのフォントのすべての書式をクリアをクリックします。(図はword2013)

clear

または、ショートカットキーCtrlキー + Shiftキー + N(エヌ)キーでも可能です。

段落書式だけの解除はCtrlキー + Q(キュー)キーです。

文字書式だけの解除ならCtrlキー + (スペース)キーです。

ただし、ルビ、囲い文字、蛍光ペンなどクリアできないものもあります。これらは個別にクリアしてください。

セル参照、シートを越えてセル参照、ブックを越えてセル参照

ご存知の方にとっては当たり前のことですが、エクセルは違うシートのセルの値や違うエクセルファイルのセルの値を参照することが出来ます。

同じシートでのセル参照

以下のような簡単な表で各商品の小計と全部の商品の合計があります。

cellsansho

sheet1のセルD2には =C2*C3 の数式が入力してあり、セルD4までオートフィルでコピーしてあります。セルD5には =SUM(D2:D4) という数式が入っています。このセルD5の値をセルG1にも表示させたいです。

cellsansho_1

セルG1に =SUM(D2:D4) を入れて計算してもかまいませんが、セルG1の値はセルD5と同じですということで、=D5 としておけばよいでしょう。

シートを越えてセル参照

違うシートのセルの値を使って計算するときも同じ要領で可能です。新たにsheet2に品名と数量を入れてsheet1の単価を使って計算します。

cellsansho_2

sheet2のセルC5の合計はsheet2のセルB2の数量とsheet1のセルB2の単価を掛けて求めています。

セルC5には =B2*Sheet1!B2 という式が入っています。

Sheet1!B2はsheet1のセルB2の値という意味になります。この時、sheet1!と手入力すると手間もかかりますし間違いのもとです。

手順はまずC2のセルに=(イコール)を入力します。セルB2をクリックし、掛け算なので*(アスタリスク)を入力します。この時点でセルC2は =b2* となっています。次にsheet1のシート見出しをクリックしsheet1に切り替えます。sheet1の単価のセルB2をクリックします。

cellsansho_3

この時点で数式バーには=B2*Sheet1!B2 が表示されています。これで完成ですからenterキーをたたいておいてください。

シートをまたいで値の参照が出来ました。このエクセルファイルを任意の名前で保存します。今回はセル参照という名前を付けてマイドキュメントに保存しました。

次にファイルをまたいでセル参照してみます。新しいエクセルファイルを作成します。先ほどのsheet2と同じように新しいエクセルファイルから今保存した、『セル参照』というファイルのsheet1のセルの値を使って計算してみます。

cellsansho_4

新しいエクセルファイルのセルC2に=(イコール)を入力します。セルB2をクリックし、掛け算なので*(アスタリスク)を入力します。この時点でセルC2は =b2* となっています。次に『セル参照』というファイルのsheet1の単価のセルB2をクリックします。この時点で数式バーには=B2*[セル参照.xlsx]Sheet1!$B$2が表示されています。[と]の間に数式が参照しているファイル名が記述されています。

これで数式を完成としたいのですが、この数式をセルC3とセルC4にも計算式をオートフィルを使ってコピーするとうまくいきません。

cellsansho_5

=B2*[セル参照.xlsx]Sheet1!$B$2の数式のSheet1!$B$2の部分ですが今回はSheet1!の後に$B$2と$マークがついています。この$マークは絶対参照なのでオートフィルでコピーしたときに$b$2は変化しません。(全部リンゴの単価になってしまいます)

エンターでこの数式を確定する前にF4キー(ファンクションキー4)を3回押して$マークを消してください。

cellsansho_6

これでオートフィルでコピーした時にも正しい結果になりすのでEnterで確定してください。

もう一つ注意点ですが、ファイルをまたいでセル参照をした場合、ファイルの保存場所に気を付けてください。参照している方は参照されているファイルを探すのに保存したときのフォルダ関係をもとにしています。配布したり、移動する可能性がある場合は同じフォルダに保存しておくのがいいと思います。

cellsansho_7

また、参照される側のファイル名を変更すると参照先が見つけられなくなりますので注意してください。

エクセルでの行間設定

エクセル行間隔設定方法で検索されているようなので記事アップしておきます。

エクセルのセル内の行間の設定はありません。ワードでしたら段落のダイアログボックスから設定できるのですがエクセルには段落のダイアログボックスがないのでできないです。

何とか代わりの方法を探してみたところ。。。

  1. エクセルのセル内でAltキー + enterキーでセル内での改行が出来るのでAltキー + enterキーを2回して空白行を入れる
  2. テキストボックスに空白行を開けて入力し空白行のフォントサイズ小さくしテキストボックスの罫線をなしにしてセルに乗せる。
  3. セルの書式設定ダイアログボックスの配置タブの縦位置を均等割り付けにする

excelgyoukan_1

1.の方法は行間が11pt以下には出来ないところが難点です。行間を広げるなら空白行にスペースを入れてそのスペースのフォントサイズを大きくすればいいのですが逆は11ptより狭くなりません。

2.はセル内ではありません。セルに対する計算式や並べ替えなども効きません。見た目だけでデメリットは多いです。

3.縦方向均等割り付けが一番スマートですね。(両端揃えも同じ)セルの高さで行間が設定できますが、隣の列が猛烈に高さがあると間延びしてしまいますね。また、1行目と最終行がセルの枠にくっついてしまいます。

excelgyoukan

1.の方法では行間が11ptより狭くできないのでオプションのフォントサイズを変更して小さいサイズにしておく。その後新規でエクセルファイルを作成すると初期設定の文字の大きさが小さくなる。Alt+Enterを2回で出来た時の改行の行の高さも同じくちいさくなる。その代りすべての文字が小さいくなるので、入力時やレイアウト時などにフォントサイズの調整がかなり大変だと思われます。(お勧めしません)

excelgyoukan_2ワードで作成すれば細かいレイアウトが可能です。

罫線を引く

文章中の見出しなどに対して下線を引く場合罫線を使えば段落に対してきれいに罫線を引くことが出来ます。

line_0

罫線は線種とページ罫線と網掛けの設定で引くことが出来ます。罫線を引く段落を選択します。次に線種とページ罫線と網掛けの設定を開きますが、word2013はデザインタブ、word2010、word2007はページレイアウトタブにあります。

word2007
line_2_0word2010
line_2word2013
line_3
線種とページ罫線と網掛けの設定ダイアログボックスの罫線タブをクリックします。右下が段落になっているのを確認します。(以下画像はword2013)

line_4

次に下図の1の種類を選択しますが囲むを選択すると上下左右に罫線が引かれますので下にだけ罫線が引きたい場合などは罫線なしのまま隣の種類を選択します。

線の種類や太さ、色が選択できます。任意のものを選択したのち。下図のプレビューの3の部分で上下左右どこに罫線を引くのかをクリックして設定します。もしくは4のように直接その部分をクリックしてもかまいません。

line_5

マイクロソフトワードで言う段落はエンターキーで改行されるまでです。改行のためにエンターしてあればたとえ1文字でも段落とされます。ただし、shiftキー+enterキーの改行は単なる改行で段落は変わりません。line

複数行ある段落に対する罫線は段落の一番下にだけ描画されます。また、段落が分かれていても連続した段落に対しては一番下の段落にのみ罫線が引かれます。

line_1

違う種類の罫線なら別々に罫線が引かれます。

line_6

 

2014/06/21 追記ここから

複数行ある段落に対する罫線は段落の一番下にだけ描画されます。また、段落が分かれていても連続した段落に対しては一番下の段落にのみ罫線が引かれます。としましたが、同じ種類の罫線でも各段落に引くことが可能です。

複数段落を選択します。

keisen

線種とページ罫線と網掛けの設定を開きます。段落タブを選択します。プレビューの左の真ん中のボタンと下のボタンをクリックします。真ん中のボタンが段落間の罫線です。

keisen_1

 

段落間に同じ種類の罫線が引けました。

keisen_2

2014/06/21 追記ここまで

また、左右の罫線は文字の外側に描画されますので頭や後ろが少しはみ出すことがあります。インデントで調整することが出来ます。

line_7

ホームタブのインデントのボタンか段落のダイアログのインデントと行間で調整してください。

line_9

また、ページ全体に罫線をページ罫線も線種とページ罫線と網掛けの設定から行えます。ページ罫線のタブで囲むを選択し線種、色、太さを設定します。

line_8

図柄を選択した場合は図柄により色が変更できるものもあります。

line_10

段落に対する罫線ですが、特定の線種の下線だけキーボードから挿入することが可能です。

=(イコール)を連続3回入力しエンターで改行します。2重線の下罫線が挿入されます。

=== (イコール)
—(マイナス)
***(アスタリスク)
###(ハッシュ)
~~~(チルダ)
___(アンダーバー)

で以下ような罫線を挿入できます。

line_11

 

文字の位置(上下)の設定

1文字単位で文字の垂直位置を上げたり下げたりできます。(ただし、その分行間が広くなります。上の行や下の行と重なったりすることはありません。)(図はword2013)

vposition_0

word2007まではフォントの文字幅と間隔です。
word2010以降はフォントの詳細設定になっています。

文字の上下位置を変更したい文字を選択します。動揺チューリップの「ドレミドレミソミレドレミレ」のレの音に当たる歌詞をctrlキーを押しながら一文字ずつドラッグします。選択した状態で ホームタブのフォントの右下の左下向き矢印をクリックします。

vposition

フォントのダイアログボックスが表示されますので詳細設定のタブをクリックします。位置の標準の右のボタンをクリックすると上げるがありますので選択します。

vposition_2

間隔のところが3ptになっています。OKボタンをクリックします。

vposition_4

レの音の部分(選択した文字が)少し(3pt)上に上がりました。

vposition_5

レの音が3pt上だったのでミの音は6pt上にします。ミの音の文字を選択します。フォントの詳細設定を表示し間隔の右のスピンボタンを何度クリックしで6ptにしOKボタンをクリックします。

vposition_6

あとは同様に文字の上下位置を調整します。

vposition_7

今回は取り上げませんでしたがフォントの詳細設定の位置の上の文字間隔で1文字単位で文字と文字の横幅の調整も可能です。

選択した文字の右側の余白を広くするか狭くするかで数値を設定してください。スピンボタン上向きで間隔が広くスピンボタン下で間隔は狭くなります。

vposition_8

 

 

windows8.1 付箋

Windows VistaにはサイドバーにNotesというちょっとしたメモを表示しておくものがありました。また、Sticky Notesというのもありました。

Windows7から付箋(Sticky Notes Vistaのと同じ名前ですがちょっと違います。)があります。デスクトップの任意の位置にその名の通り付箋のようにメモを残しておけます。

Windows8.1(8)にも付箋があります。8.1の付箋はちょっとだけ機能アップしているようです。

まず付箋の起動方法ですが、アプリビューのアクセサリから付箋をクリックします。

sticky

付箋の中でクリックしカーソルが表示されたら後はメモ帳のように入力するだけです。入力できたら終わりです。保存という行為をしなくても変換が完了し文字入力が確定されたら勝手に保存されます。電源を切っても次回付箋を起動したときに入力されたものが保存されていて表示されます。

付箋は複数張り付けておくことができます。

以下はマイクロソフトの付箋を使用するのページある通り以下のことが可能です。(ただしこのページは対象はWindows7となっています。)

付箋の左上の+をクリックすると新しい付箋が表示されます。付箋の右上の×をクリックすると個別に削除できます。

sticky_1

また、付箋の色は付箋の中で右クリックで表示されるメニューで変更できます。

sticky_2

テキストの書式(見栄え)の変更は

太字    Ctrl + B
斜体    Ctrl + I
下線    Ctrl + U
取り消し線    Ctrl + T
箇条書き    Ctrl + Shift + L(ショートカット キーをもう一度押すと、段落番号に切り替わります。)
テキスト サイズの拡大    Ctrl + Shift + >
テキスト サイズの縮小    Ctrl + Shift + <

sticky_3

また、上記のマイクロソフトのページにはありませんが、以下のことも可能です。

付箋のサイズはウィンドウサイズと同様四隅または四辺にマウスポインターを当ててマウスカーソルが矢印になったらドラッグすることで変更できます。

Ctrl + Shift + Lを何度も繰り返すと箇条書きなしにできます。

付箋の中にカーソルがある状態でCtrlを押しながらマウスのスクロールホイールで拡大縮小が可能です。

ctrl+shift++で上付き文字になります。残念ながら下付き文字はできないようです。

また、文字色の変更はできないようです。(やり方がありましたらご教授ください。)斜体も日本語はだめでアルファベットのみです。

文字ぞろえも可能です。

左揃え    ctrl+l
右揃え    ctrl+r
中央揃え    ctrl+e

sticky_4

次はWindows8.1のみで確認できたのですが画像をクリップボードにコピーし付箋上でctrl+vで画像を張り付けられます。画像をクリックでハンドルが表示されるので拡大縮小が可能。

sticky_5

付箋はタスクバーにピン止めしておけば次回起動時に自動で立ち上がるようです。

windows8.1(8)スタートアップに登録

パソコンが起動したときに特定のソフトも自動で起動する方法です。

windows8.1(8)ではパソコンの起動後、デスクトップが初めて表示されたときにソフトが自動で起動させるための設定です。スタート画面が表示されている時ではありません。windows8.1(8)が起動したらスタートメニューが表示されますが、windows8.1では起動時にデスクトップを表示することが可能です。

また、Windows8.1 updateでKB2919355がインストールされると自動で起動時にデスクトップが表示されるようになります。(ただ、私の環境ではセキュリティ アドバイザリ 2963983 セキュリティ更新プログラム公開時に連続でインストールしたためかKB2919355がインストールされているのに自動でデスクトップが表示されるようにはなりませんでした。)

起動時に特定のソフトを自動で起動するにはスタートアップフォルダにショートカットをつくだけです。

スタートアップフォルダの場所は、(CドライブにOSがインストールされている場合)

C:\Users\user\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

にありますが、赤文字のフォルダ名はユーザー名でありパソコンにより違います。

まずエクスプローラーを開きます。ウィンドウズキーの近くにフォルダの絵柄のアイコンをクリックします。(図はwindows8.1)

startup

通常windowsのOSはCドライブにインストールされていると思いますのでCドライブ(OSがインストールされているドライブ)をダブルクリックします。

startup_1

ユーザーをダブルクリック

startup_2

ユーザー名をダブルクリックします(私はたまたまuserというユーザ名です。)

startup_6

このユーザー名がパソコンによって違います。自分がそのパソコンを使うときのユーザー名になります。

ユーザー名がよくわからない方は、windowskey (ウィンドウズキー)を押さえたままI(アイ)キーを押すと設定チャームが開きます。設定チャーム一番下にあるPCの設定の変更という文字をクリックします。次の画面でアカウントをクリックします。お使いのアカウントの右側の一番上の紫の文字が現在使っているユーザー名です。私はuserというユーザー名になります。

startup_3

AppDataをダブルクリックします。

startup_4

この時、隠しファイルを表示する設定になっていないとAppDataというフォルダが見つかりません。表示タブの表示/非表示の隠しファイルにチェックを入れます。

startup_5

AppDataをダブルクリックします。

その後順に「Roaming」「Microsoft」「Windows」「スタート メニュー」「プログラム」「スタートアップ」とフォルダをダブルクリックしていきます。

startup_7

このスタートアップフォルダの中に自動で起動したいソフトのショートカットを配置します。

マイクロソフトワードを自動で起動するよう設定してみます。このフォルダを開いたままで一旦アプリビューを開きます。(すべてのアプリを表示する(windows8)すべてのアプリを表示する(windows8.1))word2013のアイコンの上で右クリックしファイルの場所を開くをクリックします。

startup_8

ワードのショートカットのあるフォルダ開きます。

startup_9

先ほど開いたままにしておいたスタートアップフォルダにワードのショートカットをコピーします。マウスの右ボタンでワードのショートカットをドラッグしてスタートアップフォルダでドロップします。そうするとメニューが表示されますのでここにコピーをクリックします。

startup_10

ワードのショートカットが作成されましたので完了です。これで起動後デスクトップが表示されたときにワードが自動で起動しています。

startup_11

これは同じパソコンを使用する別のユーザには影響を与えません。同じパソコンをユーザーを分けて使っている場合、ほかのユーザーでログインした場合はワードは自動では起動しません。

すべてのユーザーで同じソフトを自動で起動させたい場合は(CドライブにOSがインストールされている場合)

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp

にショートカットを作成してください。

 

 

 

windows8.1(8)起動音を鳴らす

Windows7まではパソコン起動時にデフォルト(設定を変えなければ)で起動音が鳴っていました。Windows8からは起動音が鳴らないようになっています。おそらくタブレットなどの場合電車の中などの公共の場で起動音が鳴ると困るからだろうと思います。

今まで通り起動時に起動音を鳴らす方法です。

コントロールパネルを開きます。windowskey ウィンドウズキーを押さえたままX(エックス)キーを押す。一旦キーを放して次にP(ピー)キーを押す。

sound

サウンドをクリックします。サウンドのダイアログボックスが開きますのでサウンドタブをクリックします。下の方の「Windowsスタートアップのサウンドを再生する」にチェックを入れてOKボタンをクリックします。

sound_1

次回の起動時より起動音が鳴るようになります。もちろんスピーカーやら音量の設定を忘れずにしてくださいね。

セキュリティ アドバイザリ 2963983 セキュリティ更新プログラム公開

2014/5/3
WindowsXPについての意味の通じない文章を削除しました。

2014/5/2
IE(Internet Explorer)の脆弱性についてセキュリティ更新プログラムが公開されました。

以下はネットの情報を私が理解した範囲で説明していますので絶対的な情報ではありません。理解不足、解釈間違いの可能性もありますのであくまで参考情報程度として、ご自身でセキュリティー対策をお願いします。

TechNet Blogs セキュリティ アドバイザリ (2963983) の脆弱性を解決する MS14-021 (Internet Explorer) を定例外で公開によればセキュリティ更新プログラムが公開されました。ほとんどのパソコンはWindows Updateは自動更新になっているとのことで何もしなくても大丈夫らしいです。

Windows Updateが重要ですのでWindows Updateの利用手順の確認でOSごとの利用方法を確認してみてください。

直接確認できるように上記のサイトからリンク先を抜き出しました。WindowsXPのサポートは終了していますが今回特別にWindowsXPにも対応とのことです。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2963983に対処するセキュリティ更新プログラムをセキュリティ情報 MS14-021として公開したということで、そこから読み取るとWindows UpdateのKB2964358というアップデートが適用されれば今回の脆弱性に対する対応はOKのようです。

KB2964358というアップデートが適用されたかどうかは更新プログラムが正しくインストールされたか確認する方法を参照して下さい。

上記のサイトからOS別のリンクを抜き出しました。後にも記述していますが、私の環境では自動更新でも更新されていませんでしたので是非上記のリンクでKB2964358が適用されているかを確認してください。

IE9以上なら、KB2964358が適用されているか簡易な確認方法があります。(絶対ではありません。更に新しいUpdateが適用されていれば表示は違います。)
IE(Internet Explorer)を起動します。右上の歯車のアイコンをクリックしてバージョン情報をクリックします。

358

Internet Explorerのバージョン情報が表示されます。更新バージョンの青文字のところがKB2964358なら今回のセキュリティ更新プログラムがインストールされ適用されています。(ただしさらに新しい更新プログラムがインストールされたらKB2964358とは表示されません)

358_10

私の環境では自動更新でしたが自動でKB2964358のアップデートが適用されていませんでした。

358_1

手動でWindows Updateを行うことで解決できます。

windows8.1の私の環境で行った作業をもとに紹介します。(Windows8.1の環境が複数あるので手順前後や画像の整合性がおかしい場合もありますがご容赦ください。)

コントロールパネルのWindows updateをクリックします。

コントロールパネルの開き方
windows8.1(8)の場合windowskey ウィンドウズキーを押さえたままX(エックス)キーを押す。キーを放して次にP(ピー)キーを押す。

コントロールパネルのWindows Updateを探してクリックします。(画像はwindows8.1)

cp

Windows Updateのダイアログボックスが開きます。更新プログラムのダウンロードとインストールなかの右側に「1個の重要な更新プログラムが選択されています」と黒い太文字であります。ここはそれぞれのパソコンによって違うはずです。この選択されている更新プログラムがKB2964358なのか確認するために、その左にある青文字の「2個の重要な更新プログラムが利用可能です」をクリックします。これもパソコンによって表示が違います。

ms14021_9

チェックが入っているのが選択された更新プログラムなのですが、私の場合はKB2964358の方にチェックが入っていませんでした。

ms14021_13

この画面でKB2964358が表示されていない場合は既にインストールされているかそれ以前のアップデートがインストールされておらず現在チェックが入っているアップデート適用後に、KB2964358がインストールできる状況になるのかもしれません。

ms14021_10

この場合はインストールする更新プログラムの選択のダイアログボックスの左上にある左向き矢印で元のWindows Updateの画面に戻り左の更新履歴の表示でKB2964358があるか確認してください。

また、私の環境(windows8.1)ではKB2919355は自動でチェックが入っておらず、このアップデートをインストールするまではKB2964358がインストールできる状況にはなりませんでした。(補足windowsのサイトにKB2919355が必須との記事がありました。Windows8の場合は関係ありません。)KB2919355のインストールにはWindows 8.1 (64 ビット バージョン)は2 GB、 Windows 8.1 (32 ビット バージョン)は0.8 GBの空き容量が必要なようです。

更新履歴を表示してみますがこの時点ではKB2964358はありませんでした。

358_8

皆さんの環境で、すでにKB2964358があり成功しましたとある場合は何もすることはありません。

KB2964358がない場合はまたWindows  Updateに戻って更新プログラムのインストールをしてください。その後Windows Updateに戻り左の「更新プログラムの確認」をクリックします。「インストールする更新プログラムのダイアログボックス」でKB2964358が見つかるまで同じ作業を繰り返します。(途中で再起動が必要な場合があるかもしれません)

KB2964358が見つかればチェックを付けて右下のインストールをクリックします。

ms14021_13

しばらく待ちます。

ms14021_12358_9

念のためIEのバージョン情報か更新プログラムの確認を行ってください。お疲れ様でした。

358_11

WindowsXPの場合

コントロールパネルのWindows Updateを探してクリックします。(画像はWindowsXP)

ms14021_1

XPの場合はコントロールパネル経由よりも、http://www.update.microsoft.comにアクセスするのが早いです。自動的にhttp://windowsupdate.microsoft.com/windowsupdate/v6/default.aspx?ln=jaにジャンプします。

ms14021_2

左の更新履歴の表示をクリックすると既にインストールされた更新プログラムが表示されます。

ms14021_3

ここにKB2964358が表示されており、状態のところが成功しましたの緑のアイコンなら今回のセキュリティ更新プログラムはインストールされています。お疲れ様です。

ここにKB2964358が表示されていないならいったん前の画面に戻ってカスタムのボタンをクリックします。しばらくするとインストールできる更新プログラムが選択できます。

ms14021_4

ここにKB2964358がありますので更新プログラムの確認とインストールをクリックします。(もし、ここにない場合は以前の更新プログラムがインストールされていないと新しい更新プログラムがインストールできない可能性がありますので元の画面に戻って高速ボタンをクリックします。)

ms14021_5

更新プログラムのインストールのボタンをクリックします。

しばらく時間がかかるようです。

ms14021_6ms14021_7

今すぐ再起動をクリックします。

念のため再度http://www.update.microsoft.comを開いて更新プログラムの確認とインストールをクリックしKB2964358が表示されており、状態のところが成功しましたの緑のアイコンかどうか確認します。

ms14021_8

お疲れ様でした。

セキュリティー更新プログラムKB2964358を単独でダウンロードする場合はMicrosoftのサイトから直接ダウンロードできるようです。

今回のセキュリティ アドバイザリ 2963983に対してのセキュリティー更新プログラムKB2964358に対する対応は間違っていないと思いますが、くれぐれもご自身で検索し納得の上自己責任で実施してください。

この記事の基づき操作したために起きるいかなる損害も責任は負いかねますのでご承知ください。

今後も色々なセキュリティーホールが発見され、更新プログラムが配布されると思いますので念のためWindows Updateは、自動更新に設定し、セキュリティーに関して関心を持っていただくのが良いと思います。