「グラフ」カテゴリーアーカイブ

棒グラフ 応用編

エクセルのグラフの機能はたくさんあります。すべての機能は把握していませんし、事細かにご説明するのはなかなか難しいです。棒グラフでご紹介していないものをまとめてご紹介します。

3D棒グラフ

円グラフでは円グラフ4(3D円グラフ 回転と切り離し)をご紹介しましたが、棒グラフでも3-Dグラフがあります。ポイントは3Dの傾きの調整かと思います。グラフのプロットエリアを選択して書式設定の効果の3-D回転から変更することが可能です。

ラベルと軸の表示形式

下のような棒グラフを作成しましたが、縦軸(数値軸)に0がたくさん並んでいて少し目障りかもしれません。単位を千に変更して0を3つ減らした方が見やすい場合があります。元データを変更せずに軸の単位を変更したいと思います。

縦軸をクリックして選択し、右クリックして軸の書式設定を開きます。

表示形式コードには#,##0;[赤]-#,##0が設定されています。正の数と負の数について設定されています。今回は負の数はありませんので正の数だけ設定しておきます。詳しくは表示形式 (数値)を参照してみてください。

参考リンク先にはありませんが、#,##0の後ろにカンマ(,)を1つつけると3桁表示が省略されま千単位になります。カンマカンマと2つつけると百万単位になります。今回は千単位で0値は表示、負の場合の設定なしにしますので

#,##0,

と入力しなおします。追加のボタンをクリックします。

これでグラフの縦軸の単位が千単位になり0が3つずつ減りました。このままではグラフの数値の単位が見た人に伝わりませんので『単位:千円』みたいな表記を付けておきたいです。テキストボックスでも構いませんが、軸ラベルというものがありますので軸ラベルを挿入して調整します。グラフツールのデザインタブのグラフのレイアウトのグラフ要素の追加をクリックします。軸ラベルの第1縦軸をクリックします。縦軸の左に軸ラベルが挿入されました。

軸ラベルが縦になっていますので調整します。サイズとプロパティの配置の文字列の方向から横書きを選択します。軸ラベルの文字を変更し任意の位置にドラッグして移動します。

これで単位の表示もできました。見やすいかどうかケースバイケースで使い分けてください。

実は軸の単位変更はもっと簡単方法がありまして。

軸の書式設定の軸のオプションの表示単位のプルダウンから千を選択します。自動的に0が3つ減りまして、グラフ上に千という文字が表示されます。この線の文字を選択し文字列の方向を変更し位置を移動すれば同じことです。

棒グラフ反転

これは縦軸を反転させただけです。使い道は怪しいです。

マイナスの値のある棒グラフ

自動で0を基準に上下に分かれるようです。横軸(項目軸)を下に移動します。

軸の書式設定の軸のオプションのラベルのラベルの位置を下端/左端に変更します。

これで見やすくなりました。

この棒グラフが上向きと下向きに切り替わる基準は0になっていますが、任意の数値に変更することができます。軸の書式設定の軸のオプションの横軸との交差で軸の値に任意の数値を入力します。

自動に戻すと0を境に戻ります。軸の最大値にするとすべての棒が下向きになります。先ほどの反転は縦軸も反転しましたがこれは軸は反転しません。マイナス値のものが一番棒が長くなります。

他にもいろいろありますのであちらこちらと弄り回してみてください。

ドーナツグラフと100%積み上げグラフ

円グラフと似た感じのものにドーナツグラフがあります。文字通り円グラフがドーナツのように中心部が空白になっています。

それ以外の違いは円グラフは複数の系列を円であらわすことが可能です。

作り方は円グラフの代わりにドーナツを選択するだけです。

表を選択し挿入タブのグラフの円またはドーナツグラフの挿入からドーナツを選択します。ドーナツグラフが挿入されました。

41thと45thの2系列がグラフになっています。

凡例を非表示にしてグラフタイトルも非表示にします。、ラベルを表示します。ラベルの表示は2系列あるのでどちらか1つだけ分類名を表示するようにします。更にドーナツの円の部分を小さくしてグラフの部分を広く見せます。データ系列の書式設定の系列のオプションのドーナツの穴の大きさを変更します。

ラベル個々に選択して外側に引っ張り出したら一応出来上がりです。

ドーナツの穴の部分にテキストボックスを配置してグラフのタイトルでも書いておきましょう。また、どちらの円が41thか45thかわかりませんのでこれも別のテキストボックスに書いておきましょう。グラフを選択した状態でテキストボックスを挿入すればグラフと一体化されてグラフを移動すればテキストボックスも一緒に移動するようになります。

円グラフもそうですがドーナツグラフも数値の比較にはあまり適さないようですし、2重のドーナツグラフは前回(内側と外側)との比較も意外とわかりづらいです。

100%積み上げ横棒グラフというのがあります。ドーナツグラフを切ってそれぞれを棒状にしたようなものです。

グラフ作成時に100%積み上げ横棒を選択します。

出来たグラフは軸が反対なので入れ替えます。個人の2回の比率が欲しければこれでいいですが。グラフを選択した状態でグラウツールのデザインのデータの行列の切り替えをクリックします。

行と列が入れ替わり横棒が2本になりました。ここにラベルを表示します。今回は凡例をそのまま置いておきますので値だけ表示しておきます。

最後にグラフタイトルと、41thと45thの間に区分線を引きます。グラフタイトルはダブルクリックで書き換えます。区分線はグラフ右上のグラフ要素にありません。グラフツールのデザインのグラフのレイアウトのグラフ要素を追加をクリックします。線をポイントして区分線をクリックします。

おそらく、ドーナツグラフの方がかっこよさそうですが、データを視認するという点では100%積み上げ横棒の方が分かりよいと思います。

100%積み上げ縦棒も同じですが、項目が多いと縦は見にくくなりますのでどちらがいいかはグラフの種類の変更などで見比べてみてください。

棒グラフ 途中を波線で省略

棒グラフで1系列のみ値が大きい場合、特定の項目だけ値が大きい場合、途中を波線で区切った棒グラフを作りたい場合があります。エクセル自体にはそのような棒グラフを作る機能はないようです。

いつごろからか、元の表を工夫してメモリを表示形式を利用してずらす方法がネットで散見されるようになりました。私も知らなかったので試してみましたが、よく考えられています。

http://www.tschoolbank.com/excel/graph/omit-bar/
http://www.officepro.jp/excelgraph/bar_graph/index5.html
http://knowledgecreat.blog.fc2.com/blog-entry-37.html?sp
などがあります。

残念ながら、元の表を作り直す必要があるのと、データが変わったときにグラフのメモリが合わない可能性があるのでここでは、昔ながらのグラフの2枚重ねで対応してみます。

まず普通に棒グラフを作ります。東京本店が桁違いなのでほかの支店がよくわかりません。グラフの途中を省略したグラフを作ってみます。

もう一つ同じグラフを1から作成するか、今あるグラフをコピーします。

2つのグラフをそれぞれの値が分かるように軸の最大値と最小値を変更します。1つのグラフは少ない方に合わせて最大値を120000に設定します。もう一つは多き数値に合わせて最小値を300000に変更します。

あとは二つのグラフを重ねて見栄えを整えたら出来上がりです。

上のグラフの凡例と横軸を非表示にしプロットエリアをドラッグして下に移動します。

図形から小波をいくつか並べて出来上がりです。

あとは出来上がりを見ながら見栄えを調整してみてください。

上のグラフ全体を縦方向に縮めました。波線を少し細くしました。それぞれのグラフの外側の枠線を消しました。代わりに四角の図形を最背面に持ってきました。

円グラフ6(その他の項目にまとめる)

円グラフの中に入れたい項目がたくさんあるときは円グラフ5(補助円付きグラフ)にすることで見やすさを保った円グラフが作成できますが、補助円のグラフの部分はその他1項目にしてあるグラフなど見かけます。エクセルの円グラフではどうすればいいでしょうか。

ちょうどそれに該当するグラフがありませんのでちょっと細工します。円グラフ5(補助円付きグラフ)にして補助のグラフをうまく見えなくすればそのように見えます。

通常の補助円付きグラフを作成します。

データラベルを表示して凡例を非表示にします。補助円のグラフをメインの円グラフと補助の円グラフを結んでいる区分線を非表示にします。

区分線の書式設定の区分線のオプションから線の線なしを選択します。

補助円側を消していきます。データラベルは個別にクリックしてチェックが入っている分類名、値、パーセントのチェックを外します。

補助円のラベルは消えました。次に補助円を消したいのですが消すことができませんのでグラフエリアと同じ白色に設定し見えなくします。

補助の円グラフを小さくしてグラフエリアをドラッグして出来上がりです。

補助円付きグラフにすると円グラフの回転ができなくなります。3Dもできません。

これで7位以下をその他とする円グラフが完成しました。

邪道ですがこのようなことも可能です。何が邪道かといいますとその他のラベルが手書きです。図形(テキストボックス)に書いていますのでグラフの数値が変更されてもラベルの値が変わりません。その他の合計のセルを作成してセル参照も可能ですが、その他の数(補助のプロットの値)が変わったときに対応できないので今回はやめておきました。

その他の4名分の系列の色を同じにしてありますので1つの系列に見えているだけです。

1位のさっしーのラベルだけ右クリックしてデータラベル図形の変更から形状を変更しました。あとは絵文字とか、文字色、背景色、文字サイズをごにょごにょしました。

さっしー推し円グラフ完成です。

円グラフ5(補助円付きグラフ)

円グラフ1で書いていますように円グラフは項目が多いと煩雑に見えますので系列を7つに絞ろうと思います。ここで元データを1位から7位までにしてしまえば話は簡単なのですが、9位から10位の人のデータが除かれてしまいますので割合も変わってしまいます。

1位から10位までの円グラフと1位から7位までの円グラフ

誰が何位かわかりづらいですが、1位の指原莉乃さん(右上の青)の割合が増えていますね。もちろん元データのhttp://www.akb48.co.jp/sousenkyo_41th/result.phpでは80位まで掲載されていますのでベストテンの中の割合としておいてください。

全体はそのままで7位から10位までを1つにまとめて別グラフにしてみます。すでに作成しているグラフの種類を変更しても構いませんし、表を選択してグラフの挿入でも構いません。補助円グラフ付き円グラフを選択します。補助縦棒付き円でも構いません。補助棒は積み上げ棒グラフになります。

上位6名と下位4名の円グラフになりました。補助円、補助棒のグラフには3Dはありません。あとは、ラベルの設定をしたり、凡例の非表示、塗りつぶしの色など変更して見栄えを整えます。今回、補助のグラフは4名分だったのですが、ここは自由に変更できます。

データ系列の書式設定の系列のオプションの補助プロットの値が補助グラフの系列数になります。今回は7に増やしてみます。

補助プロットの数を7にして、さらに補助プロットのサイズを30パーセントにしてみました。

こうすると上位3位までで半数近くの票があり大きく表示されています。補助円グラフは小さいので目が行きづらいですね。

さらに指原さんだけ赤にして切り出していますので注目度は上がりますので指原推し円グラフが完成しました。

データの改ざんは一切ありません。さっしーのみ系列の色と同じ太い罫線を設定して、ラベルの文字色と文字サイズを変更し、1位という文字列を足しています😋。ページ最初のグラフと見比べてくださいね。

円グラフ4(3D円グラフ 回転と切り離し)

グラフはデータをビジュアル的に見やすく表現していますが、いろいろと調整しますと思わぬ見え方になることがあります。今回はちょっと意図的に特定のデータを強調しようと思います。

円グラフはデータの一番上の行からアナログ時計の12時から時計回りに配置されていきますが、グラフの基線位置で変更することができます。

円グラフ1円グラフ2(塗りつぶしの色)円グラフ3(データラベルと引き出し線)で作成したグラフに対して設定していきます。

円グラフの円の部分をクリックし選択し、さらに右クリックします。メニューのデータ系列の書式設定をクリックします。データ系列の書式設定の系列のオプションからグラフの基線位置の数値を変更します。トグルボタンをプレスしても、横のバーをドラッグしても構いません。数値を直接入力しても同じことです。

 

1位の指原莉乃さんを真下に移動したいので146°に設定してみました。ラベルの位置がごちゃっとしてしまいました。

更に目立たせたいので赤の指原さんの系列をクリックします。指原さんの系列のみが選択されている状態です。マウスポインターの形状が黒十字で移動が可能の状態になっています。

下方向にドラッグします。

丸い箱に入ったチーズみたいになりましたね。これで注目度も一番になりました。更にもうひと手間をかけて一層目立たせたいと思います。同じ円グラフですが、3D効果の付いた円グラフがあります。現在のグラフを3D円グラフに変更してみます。

グラフを選択した状態でグラフタブのデザインタブをクリックし種類のグラフの種類の変更をクリックします。

グラフの種類の変更のダイアログボックスが開きます。円の3-D円を選択しOKボタンをクリックします。

3Dの円グラフになりましたが、あまり変化ありませんね。少し影がついただけのようです。3D円グラフは奥行きの変化が可能です。まず、グラフエリア(グラフの枠内 何もないところ)をクリックします。右クリックでグラフエリアの書式設定を選択します。効果の3-D回転をクリックします。Y軸方向に開店の角度を変更します。今回は20°にしてみます。

円グラフが奥に倒れた感じになりました。手前の方がより目立ちますね。パッと見た感じ指原さんの割合が4分の1くらいに見えませんか?データラベルを見ていただいたら17%と表示されているのですけどね。

全く同じデータから作った円グラフを2つ並べてみました。左の円グラフが何も手を喰わていない円グラフです。右は、非常に意図的な指原推しの円グラフになりました。

円グラフ3(データラベルと引き出し線)

円グラフ2(塗りつぶしの色)で作成した円グラフを少し加工していきます。

表を作成し円グラフを挿入し(円グラフ1)1位の指原莉乃さんのデータ系列の塗りつぶしを赤に変更しました。

この状態はグラフのすぐ横に元データがありますので得票数や順位などわかりますが、グラフを見ただけでは誰の得票数がいくらかは判りません。

データラベルを表示してみます。グラフをクリックして選択してグラフ要素からデータラベル野その他のオプションからいくつか設定します。

その他のオプションを選択したとたんにグラフ内に数値が表示されます。

各自の値が円グラフの内部や外部にばらばらに表示されています。引き出し線を表示するにチェックが入っていますが、今のところ見えていません。

今回は、分類名(名前)と値(得票数)とパーセンテージを表示して、さらに凡例マーカー(凡例の頭にある色のついた四角)を表示してみます。

ちょっとごちゃこちゃしてきました。ものによっては、引き出し線(グラフとラベルをつなぐ線)が表示されています。ラベルの名前と凡例の名前が被っていますので凡例を非表示にしてみます。グラフをクリックして選択してグラフ要素から凡例のチェックを外します。

これでグラフだけで、だれがどれだけ得票数があって、どれくらいの割合を占めているのかがわかります。

ラベルの位置が自動調整で被らないようになっています。左の方のラベルが少し込み合っているように見えますのでラベルを移動してみます。

現在すべてのラベルに枠線がついて選択されている状態になっていますので移動したいラベルの上でクリックします。

ラベル一つだけが選択されました。枠線の上にマウスカーソルを重ねると十字の黒矢印になります。この形は移動できるときに表示されるマウスカーソルの形状ですのでドラッグします。

グラフエリアが広く空いていますのでラベルをうまく配置してください。

円グラフ2(塗りつぶしの色)

円グラフ1でも少し触れましたが、円グラフは割合が似通っていると視覚的にわかりづらい傾向があります。通常よく見かける円グラフはアナログ時計で言うところの12時から1時の方向に向かって時計回りに割合の多い順に並べていくようです。

元データが降順に並んでいればそのようになりますがそうでなければ非常に見づらいものになる可能性が高いので元データは降順に整列しておきましょう。


データが降順になっていない円グラフはわかりづらい場合があります。データを降順に並べ替えたのちに円グラフの色について設定します。現在各個人の円グラフのデーターの色は自動で設定されています。また、各データの扇型の境目には白の線が入っています。これらを変更します。

円グラフの円をクリックして選択し、さらに右クリックします。メニューが表示されますのでデータ系列の書式設定をクリックします。

データ系列の書式設定の塗りつぶしと色をクリックします。塗りつぶしと、枠線の設定が可能です。塗りつぶしも、枠線も、現在は自動になっています。

円グラフの枠線が自動の白になっています。背景と同じ色なので円全体を囲む外枠の丸が見えません。自動の右の輪郭の色をクリックして色を変更してみます。

グレーを選択してみました。

枠線がグレーになり、全体の円もグレーの線で囲まれました。ただ、各自の凡例の周りにもグレーがついて凡例がわかりにくくなりました。再度円グラフの円をクリックして枠線を無しにします。

更に1位の指原莉乃さんの系列を目立つ赤に変更します。指原さんの系列をクリックします(円グラフの円が選択されている状態から)。指原さんの系列だけ選択されます。塗りつぶしの色のボタンをクリックします。赤を選択します。

指原さんの系列の色が赤に変わりました。また凡例の色も赤に変わりました。

系列の塗りつぶしの色の変更は円グラフだけのものではなく、その他のグラフでも同様の手順で変更することが可能です。

円グラフ1

円グラフを作成してみましょう。

円グラフも、グラフ1(棒グラフ作成)折れ線グラフ1のように元データになる表を作成し表を選択し、グラフの挿入から作成できます。

まず元データを作成します。表の中を選択し、挿入タブのグラフから円グラフを選択します。(おすすめグラフから円グラフを選択しても構いません。)


元データはhttp://www.akb48.co.jp/sousenkyo_41th/result.phpから引用させていただきました。

グラフの作成自体はこれで終了ですが、円グラフは全体を1としてその割合を示すのに適していますが、割合を示す場合にいつでも有効な手段とは限りません。

マイクロソフトの円グラフを追加するによれば

円グラフは次の場合に最適です。

  • データ系列が 1 つしかない。
  • 0 以下のデータ値がない。
  • 項目数が 7 つ以下 (要素が 7 つより多いとグラフが読みにくくなるため)。

とのことです。更にWikipediaの円グラフの項によると批判もあり、今回のような圧倒的な割合の差がない場合は目視による比較がいまいち認識しづらいとのことです。確かにその通りですね。

でも、円グラフ頑張って作成してください。

複合グラフ 棒グラフと折れ線グラフ

折れ線グラフと棒グラフが組み合わさった複合グラフを作成してみましょう。

棒グラフが首都圏新設住宅着工戸数で左の目盛に対応します。折れ線グラフが日経平均株価で右の目盛が対応します。

何かの因果間関係があるのかないのかわかりませんね。とにかく一つのグラフに折れ線グラフと棒グラフが複合しています。

では、作り方です。グラフのもとになる表を用意しグラフを挿入します。いったん棒グラフで作成します。

棒グラフが挿入されますので折れ線グラフにしたい系列(今回は青い棒)をクリックして選択し、さらに右クリックします。メニューが表示されますので系列グラフの種類の変更をクリックします。

グラフの種類の変更のダイアログボックスが表示されます。組み合わせが選択されています。集合縦棒-第2軸の折れ線というのを選択します。

OKボタンをクリックすると完成です。

元の表によっては初めから複合グラフを選択できる場合もあります。

おそらく最下行(一番右の列)が計算式の場合に初めから複合グラフが選択できるのだと思います。

すでにあるグラフを複合グラフにすることも可能です。下のグラフの後継の系列を折れ線グラフに変更します。

ただ、最初と同じように作業をしてもうまくいかない場合があります。まず合計の系列をクリックして選択し、さらに右クリックします。メニューの系列の種類の変更をクリックします。

グラフの種類の変更のダイアログボックスが表示されます。集合縦棒-第2軸の折れ線を選択しますが真ん中のプレビューを見ますとなぜか社会が折れ線グラフになっています。

ダイアログボックスの真ん中少し下にデータ系列に使用するグラフの種類と軸を選択してくださいのスクロールバードラッグして社会の系列が表示されるようにします。

グラフの種類がなぜか折れ線になっています。折れ線の右のプル団をクリックして集合縦棒を選択します。さらに第2軸のチェックを外します。このチェックを外さないと他脳棒グラフと重なってしまい、棒の高さも第2数値軸基準になります。

これでうまく複合グラフに変更することができました。

複合グラフにした時に第2数値軸を使用するかしないかは、折れ線側のデータ系列の書式設定の系列のオプションの第2軸のチェックを入れるか外すかで変更できます。